見出し画像

プログラミングで教科を学ぶはどうなのか?

最近、プログラミング教育について書いていなかったので、書きます!
私の大好きなプログラミング言語「ビスケット」で、授業検討を行いました。

授業検討は大変面白かったです。
しかし、プログラミング教育の暗黙の縛りである「教科を学ぶためにプログラミングを使う」が気になってしまいました。
まずは、本当にそんな縛りがあるのかを、小学校プログラミング教育の手引(第三版)で調べてみました。

小学校プログラミング教育の手引(第三版)より引用
小学校プログラミング教育の手引(第三版)より引用

小学校プログラミング教育の手引(第三版)の文言を読む限り、教科でも、教育課程内でも、教育課程外でも取り入れることは可能である。そして、これまでの実践を分類すると、A〜Fに分けられそうである。と読み取れました。

AからFの真意

文言を読む限り、A分類が偉く、F分類が悪いわけでないと読み取れます。
しかし、A分類と名前をつけてしまったがために、A分類でなくてはならないというバイアスにかかってしまったのも事実です。

プログラミング教育の実践がA分類でなくてはいけない理由

A分類の実践のメリット
・年間計画に組み込みやすく、多くの先生に実践してもらいやすい。
・どの学校でも実践できる可能性がある。
・プログラミングで教科を学ぶ達成感がある。

A分類の実践のデメリット
・予定時数よりも多くの時間がかかる可能性がある
・プログラミングで学ぶことで、別の資質を学べない可能性がある
・プログラミングを通して学べる教科実践が少ない

A分類の実践はやはり花形でもあります。ここでもできそう、ここでも!!!と探している私達がわくわくできます。
しかし、教科で学ぶのか、教科を学ぶのかも、話題になっているところです。

プログラミングは、世の中の不便なところを便利にしてくれる手法の1つです。
また、プログラミングには、世の中を表す性質もあります。
これは、書くや読むといった資質や能力と同じ性質を持ち合わせていると言えそうです。
しかし、読む教育とは言わないですよね。なぞです。

じゃあ、人権教育と一緒なのかというとなんか違う気もします。

プログラミングで教科を学ぶという言葉にもやもやするのはなぜでしょうか。
やはり、もう少しプログラミング教育とはなにかについて、知り・理解し・話し合う必要がありそうです。
まとまらず申し訳ありません。
ヒントやご意見をいただけると嬉しいです。