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人生は「問うこと」と見つけたり

合宿をしました

新しい環境に弱い自分です。
今年度は特にそうで、「学び合い」だの「担任とはなにか」など悩むことしかしていない、5ヶ月を過ごしています。
夏休み最大のイベントになるであろうと予想していた「ポリシーメイキング合宿」に参加してきました。
ポリシーメイキングは、五木田先生が提唱されているICTを校内で進める方法です。
この手法はICTに限らず、何かを推進したいときに有効な手法です。
そんな手法を学べるポリシーメイキング講座ですが、私は2期生として参加させていただいています。
ポリシーメイキング講座に参加した人たちが集まり、わいわいしようというのが今回の合宿のテーマです。

合宿を通して、私のもやもやが、少し明確になったので記録として書きます。
自分のメモなので、いつもの記事よりまとまりがない文章になっておりますが、ご了承ください。

Q1:聞くことが大切ってどういうこと?

佐藤学の「学び合い」を推進している市では、ペア学習には、話すことよりも聞きあうことが大切であるというのです。
いや、相手が話さなかったり、ふざけたりしたりしたら聞くじゃないと思っていました。
そこで、学び合いを積極的に実施している先生に質問したところ、話が途切れないように質問したり、うなずいたりすることが「聞き合う」ことが大切というのです。
あ〜、うんうんって聞くのではなく、そっちの聞くなのか!
つまり、「問うこと」なのか!
なんかわかった気がします。
でも、「問う」ためには相手にもっと知りたいなどの興味がないと難しい。
次の「問い」が湧いてきました。

Q2:子どもたちに任せても、教師の満足行く結果にならないんですけど?

子供に任せろというのは、よく分かります。
しかし、私の中の「ここまで到達してほしい」や「こうやったほうがうまくいくのに」と思ってしまう気持ちがあります。
この気持ちをどうすればいいのでしょうか。
子供に話せばいいということでした。
「私はここまで求めたいけどみんなはどうなんだい?」と担任の意見も1人の人の意見として出すということです。
逆に先生が目標や行動を決めてしまうと、今の子供達からは目標が高すぎて到達できないのではと。
確かに、ビゴツキーの発達の最近接領域から考えるとそうです。
「どこまでやりたいんだ」「どうするとできるのか」子どもたちに問うことが大切だと。
でも、「そんなに悠長に問う時間なんかない」という、新たな問いが湧いてきました。

問うことの大切さ

なんかもやもやしていることが他の先生に問うことで、なんとなくですがわかってきた気がします。

合宿で学んだことは「問う」
問うことで
・相手の考えがわかる
・自分の気持ちも載せられる
・自分の考えがマッチしているが分かる
・相手も自分も成長できる
・相手の背景を知り、理解できる
・新しいアイディアが生まれる
・相手という一次情報をゲットできる
・自分のもやもやがはっきりする
・次の課題が見つかる
・関心矢印を向けられる
・相手にも考えさせるチャンスが生まれる

確かに、問うことって、問題解決だし、振り返りだし、他者理解です。
まさに人生。

まだまだ若造で、生意気な私の問に、まっすぐ答えてくださったメンバーの方々には感謝しかありません。
残りの半年、問いまくろうと決意した夏になりました。