A refrein in Frieren@Refrieren

葬送のフリーレンが好きです。完全なアナグラムでは無いですが、この漫画には多くのリフレイ…

A refrein in Frieren@Refrieren

葬送のフリーレンが好きです。完全なアナグラムでは無いですが、この漫画には多くのリフレイン(frieren ↔refrein)が組み込まれています。どのようなリフレインがあるかを共有することを通じて、葬送のフリーレンの魅力を発信できればと考えています。

マガジン

  • 英語紹介日記

    主にアニメやNBAの話題に触れつつ、好きな英単語やフレーズを紹介する日記です。

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    何を振り返ったか整理する用

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    漫画「葬送のフリーレン」では、同じ表現やストーリー展開などが繰り返し登場することが多々あります。繰り返すことを音楽用語で「リフレイン」と言うことがあり、それが「葬送のフリーレン」の中でどのように組み込まれているかを整理・考察したいと思います。

  • 報道のフリーレン

    過去記事を振り返る用

記事一覧

固定された記事

【葬送のフリーレン】リフレインについて:概要

漫画「葬送のフリーレン」では、同じ表現やストーリー展開などが繰り返し登場することが多々あります。 繰り返すことを音楽用語で「リフレイン」と言うことがあります。 …

お願いフェルン "cut me some slack"

フェルンは旅の中で、魔導書を買い過ぎるフリーレンや、夜ふかしするシュタルクに対し、不機嫌な態度を示し注意してきました。 "cut me some slack"は「大目に見てよ、勘…

【葬送のフリーレン】過去記事振り返り:宇宙よりも遠い場所との共通点

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【葬送のフリーレン】「儂等では絶対に勝てぬな」の英語表現

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【葬送のフリーレン】小ネタのリフレイン:ぷんすかっ

漫画「葬送のフリーレン」では、同じ表現やストーリー展開などが繰り返し登場(リフレイン)することが多々あります。 本記事では、2~3回程度登場する、小ネタのリフレ…

【報道のフリーレン】クジラの言語構造、想像以上に人間の言語に近かった

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【葬送のフリーレン】場面振り返りクイズ⑩

ハイターの飲酒の頻度は"on a daily basis"

勇者一行のハイターは、魔王討伐の旅にて毎日のようにお酒を飲み、二日酔いで使い物にならないことも多々ありました。 "on a daily basis"は「毎日のペースで、日常的に」…

作戦会議をして"on the same page"

一級魔法使い試験での迷宮攻略にて、フリーレン達は作戦会議をして色々な情報を共有しました。 "on the same page"は「(複数の人の)認識が一致している」という意味で、…

【葬送のフリーレン】過去記事振り返り:エルフの時間感覚を振り返る

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【葬送のフリーレン】「なんですかこの馬鹿みたいにでかいハンバーグは?」の英語表現

本記事では、漫画「葬送のフリーレン」の英語での翻訳本の表現をピックアップし、そこから広がる英語の話題を紹介したいと思います。 英語の翻訳本は、以下リンクのもの、…

【葬送のフリーレン】小ネタのリフレイン:同族嫌悪

漫画「葬送のフリーレン」では、同じ表現やストーリー展開などが繰り返し登場(リフレイン)することが多々あります。 本記事では、2~3回程度登場する、小ネタのリフレ…

【報道のフリーレン】AmazonにはAIによる「ゴミ本」が溢れているという指摘

本記事では、『葬送のフリーレン』の名場面と関連付けながら、最新のニュースやトピックを紹介したいと思います。 以下の記事によると、現在AmazonではAIによる「ゴミ本」…

【葬送のフリーレン】場面振り返りクイズ⑨

"Look what I found" 服だけ溶かす薬だよ

シュタルクの誕生日プレゼントとして、フリーレンは「服だけ溶かす薬」をフェルンに見せて自慢していました。 "Look what I found"は「見て、こんなの見つけたよ」という…

フリーレンはフォル爺と"catch up"

フォル爺はフリーレンの長寿友達で、約80年振りに会った際には、近況や昔話などをずっと話し合っていました。 "catch up"は「近況を話し合う」という意味で、久しぶりに会…

【葬送のフリーレン】リフレインについて:概要

【葬送のフリーレン】リフレインについて:概要

漫画「葬送のフリーレン」では、同じ表現やストーリー展開などが繰り返し登場することが多々あります。

繰り返すことを音楽用語で「リフレイン」と言うことがあります。

そのリフレインが、葬送のフリーレンの中でどのように組み込まれているかを、整理・考察したいと考えています。

本記事では、全体の話として、リフレインの種類について説明します。

ちなみに、ユーザー名のA refrein in Friere

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お願いフェルン "cut me some slack"

フェルンは旅の中で、魔導書を買い過ぎるフリーレンや、夜ふかしするシュタルクに対し、不機嫌な態度を示し注意してきました。

"cut me some slack"は「大目に見てよ、勘弁してよ」という意味で、手厳しい指摘に対して相手をなだめるために使います。

フリーレンは相当だらしないですが、シュタルクは基本しっかりしているので、フェルンが細かいことで怒っている時は、"cut me some sla
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【葬送のフリーレン】過去記事振り返り:宇宙よりも遠い場所との共通点

【葬送のフリーレン】過去記事振り返り:宇宙よりも遠い場所との共通点

このアカウントにてnote上に、『葬送のフリーレン』に関する記事を100以上は投稿してきましたが、長い内容の記事も多いので、幾つか話題を絞って、過去記事の内容を振り返りたいと思います。

『宇宙よりも遠い場所』という作品は、同じ制作会社MADHOUSEの作品である『葬送のフリーレン』と共通点が多いです。

その共通点は、過去記事にまとめており、主に以下の通りです。

大切な故人に会いに行く旅

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【葬送のフリーレン】「儂等では絶対に勝てぬな」の英語表現

【葬送のフリーレン】「儂等では絶対に勝てぬな」の英語表現

本記事では、漫画「葬送のフリーレン」の英語での翻訳本の表現をピックアップし、そこから広がる英語の話題を紹介したいと思います。

英語の翻訳本は、以下リンクのもの、及びそのシリーズを参照しました。

今回は以下の場面の「儂等では絶対に勝てぬな」の英語訳を取り上げます。

英語訳は以下の通りです。

ポイントは"no match"です。

"A is no match for B"という形でよく使われ

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【葬送のフリーレン】小ネタのリフレイン:ぷんすかっ

【葬送のフリーレン】小ネタのリフレイン:ぷんすかっ

漫画「葬送のフリーレン」では、同じ表現やストーリー展開などが繰り返し登場(リフレイン)することが多々あります。

本記事では、2~3回程度登場する、小ネタのリフレインを紹介したいと思います。

何度も繰り返し登場するリフレインについては、以下の過去記事にてまとめてありますので、興味があればご一読ください。

漫画「葬送のフリーレン」の記述内容は、単行本13巻127話までを含みますが、大きなネタバレ

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【報道のフリーレン】クジラの言語構造、想像以上に人間の言語に近かった

【報道のフリーレン】クジラの言語構造、想像以上に人間の言語に近かった

本記事では、『葬送のフリーレン』の名場面と関連付けながら、最新のニュースやトピックを紹介したいと思います。

以下の記事では、マッコウクジラの鳴き声のパターンが、人間の言語構造に似ている部分がある、という研究を紹介しています。

鳴き声の意味までは分かっていませんが、統計学的分析により、ある程度の基本的なパターンとその組み合わせで、鳴き声が構造化されていることが判明しました。

人間に似た鳴き声で

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ハイターの飲酒の頻度は"on a daily basis"

勇者一行のハイターは、魔王討伐の旅にて毎日のようにお酒を飲み、二日酔いで使い物にならないことも多々ありました。

"on a daily basis"は「毎日のペースで、日常的に」という意味で、定期的に行うことの頻度や間隔を説明する際によく使う表現です。

"daily"の部分を"weekly"や"monthly"などに置き換えることで、様々な頻度や間隔を表現することが出来るので、汎用的に使えるフ
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作戦会議をして"on the same page"

一級魔法使い試験での迷宮攻略にて、フリーレン達は作戦会議をして色々な情報を共有しました。

"on the same page"は「(複数の人の)認識が一致している」という意味で、会議などの参加者が必要な情報共有や議論を終えた後の状態のイメージです。

上記の作戦会議では、複製体フリーレンの弱点やその攻略方法について議論し、認識を一致させました。

日常会話はもちろん、ビジネスの場面でもよく使われ
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【葬送のフリーレン】過去記事振り返り:エルフの時間感覚を振り返る

【葬送のフリーレン】過去記事振り返り:エルフの時間感覚を振り返る

このアカウントにてnote上に、『葬送のフリーレン』に関する記事を100以上は投稿してきましたが、長い内容の記事も多いので、幾つか話題を絞って、過去記事の内容を振り返りたいと思います。

過去の記事にて、葬送のフリーレンに登場するエルフの時間感覚について、作中の描写を参考として振り返ってみました。

その記事では、エルフの寿命を1万年、人間の寿命を100年と仮定して話を進めました。

その仮定では

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【葬送のフリーレン】「なんですかこの馬鹿みたいにでかいハンバーグは?」の英語表現

【葬送のフリーレン】「なんですかこの馬鹿みたいにでかいハンバーグは?」の英語表現

本記事では、漫画「葬送のフリーレン」の英語での翻訳本の表現をピックアップし、そこから広がる英語の話題を紹介したいと思います。

英語の翻訳本は、以下リンクのもの、及びそのシリーズを参照しました。

今回は以下の場面の「なんですかこの馬鹿みたいにでかいハンバーグは?」の英語訳を取り上げます。

英語訳は以下の通りです。

ポイントは"What is with"です。

"What's with so

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【葬送のフリーレン】小ネタのリフレイン:同族嫌悪

【葬送のフリーレン】小ネタのリフレイン:同族嫌悪

漫画「葬送のフリーレン」では、同じ表現やストーリー展開などが繰り返し登場(リフレイン)することが多々あります。

本記事では、2~3回程度登場する、小ネタのリフレインを紹介したいと思います。

何度も繰り返し登場するリフレインについては、以下の過去記事にてまとめてありますので、興味があればご一読ください。

漫画「葬送のフリーレン」の記述内容は、単行本13巻127話までを含みますが、大きなネタバレ

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【報道のフリーレン】AmazonにはAIによる「ゴミ本」が溢れているという指摘

【報道のフリーレン】AmazonにはAIによる「ゴミ本」が溢れているという指摘

本記事では、『葬送のフリーレン』の名場面と関連付けながら、最新のニュースやトピックを紹介したいと思います。

以下の記事によると、現在AmazonではAIによる「ゴミ本」が増加しているそうです。

「ゴミ本」は主に、有名作品に似たタイトルを持つ電子書籍で、生成AIに中身を書かせて大量に類似品を作り、購入者の誤クリックを誘うのが狙いです。

偽物の書籍で言うと、葬送のフリーレンでは大魔法使いフランメ

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"Look what I found" 服だけ溶かす薬だよ

シュタルクの誕生日プレゼントとして、フリーレンは「服だけ溶かす薬」をフェルンに見せて自慢していました。

"Look what I found"は「見て、こんなの見つけたよ」という意味で、自分が買ったものなどを相手に見せる際に、非常によく使うフレーズです。

残念ながら「服だけ溶かす薬」はフェルンを怒らせましたが、皆様も何か所有しているものを見せびらかしたい時は、上記のフレーズを使ってみてはいかが
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フリーレンはフォル爺と"catch up"

フォル爺はフリーレンの長寿友達で、約80年振りに会った際には、近況や昔話などをずっと話し合っていました。

"catch up"は「近況を話し合う」という意味で、久しぶりに会った友人とカフェなどで簡単に話をするイメージです。

例文としては、"Hi, old man Voll. It's been a while. Let's catch up."みたいな感じでしょうか。

日常会話で非常によく使
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