A refrein in Frieren@Refrieren

葬送のフリーレンが好きです。完全なアナグラムでは無いですが、この漫画には多くのリフレイ…

A refrein in Frieren@Refrieren

葬送のフリーレンが好きです。完全なアナグラムでは無いですが、この漫画には多くのリフレイン(frieren ↔refrein)が組み込まれています。どのようなリフレインがあるかを共有することを通じて、葬送のフリーレンの魅力を発信できればと考えています。

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    主にアニメやNBAの話題に触れつつ、好きな英単語やフレーズを紹介する日記です。

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    漫画「葬送のフリーレン」では、同じ表現やストーリー展開などが繰り返し登場することが多々あります。繰り返すことを音楽用語で「リフレイン」と言うことがあり、それが「葬送のフリーレン」の中でどのように組み込まれているかを整理・考察したいと思います。

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【葬送のフリーレン】リフレインについて:概要

漫画「葬送のフリーレン」では、同じ表現やストーリー展開などが繰り返し登場することが多々あります。 繰り返すことを音楽用語で「リフレイン」と言うことがあります。 そのリフレインが、葬送のフリーレンの中でどのように組み込まれているかを、整理・考察したいと考えています。 本記事では、全体の話として、リフレインの種類について説明します。 ちなみに、ユーザー名のA refrein in Frieren は、フリーレンのアナグラム(frieren ⇔ refrein)から名付けま

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      フリーレンはフォル爺と"catch up"

      フォル爺はフリーレンの長寿友達で、約80年振りに会った際には、近況や昔話などをずっと話し合っていました。 "catch up"は「近況を話し合う」という意味で、久しぶりに会った友人とカフェなどで簡単に話をするイメージです。 例文としては、"Hi, old man Voll. It's been a while. Let's catch up."みたいな感じでしょうか。 日常会話で非常によく使う表現なので、久しぶりに会った人に使ってみてはいかがでしょうか。

      • 【葬送のフリーレン】過去記事振り返り:民間魔法のコンボ技を考える

        このアカウントにてnote上に、『葬送のフリーレン』に関する記事を100以上は投稿してきましたが、長い内容の記事も多いので、幾つか話題を絞って、過去記事の内容を振り返りたいと思います。 葬送のフリーレンに登場する民間魔法は、かなり特殊な用途のものが多いですが、色々組み合わせて工夫すれば、コンボ技的に使えるのではないかと考え、過去記事にて考察しました。 一例としては「花畑を出す魔法」で、シャルフの「花弁を鋼鉄に変える魔法」と組み合わせれば、コンボ技として使えるというものです

        • 【葬送のフリーレン】「面倒臭ぇこの人」の英語表現

          本記事では、漫画「葬送のフリーレン」の英語での翻訳本の表現をピックアップし、そこから広がる英語の話題を紹介したいと思います。 英語の翻訳本は、以下リンクのもの、及びそのシリーズを参照しました。 今回は以下の場面の「面倒臭ぇこの人」の英語訳を取り上げます。 英語訳は以下の通りです。 ポイントは"such a pain"です。 もう少し長い表現は"such a pain in the ass"で、"ass"を避けたければ"butt"や"neck"に変えることもあります。

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        【葬送のフリーレン】リフレインについて:概要

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          【葬送のフリーレン】小ネタのリフレイン:釣られて笑う

          漫画「葬送のフリーレン」では、同じ表現やストーリー展開などが繰り返し登場(リフレイン)することが多々あります。 本記事では、2~3回程度登場する、小ネタのリフレインを紹介したいと思います。 何度も繰り返し登場するリフレインについては、以下の過去記事にてまとめてありますので、興味があればご一読ください。 漫画「葬送のフリーレン」の記述内容は、単行本13巻127話までを含みますが、大きなネタバレになるような箇所は避けるようにします。 フリーレンもフェルンも、お互いが笑って

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          魂の眠る地が実在するかどうかは"remains to be seen"

          フリーレン一行の旅の目的地であるエンデには、魂の眠る地が存在すると、フランメの手記には書かれていましたが、本当かどうかはまだわかりません。 "remains to be seen"は「現時点ではわからない」という意味で、ちょっと回りくどい言い方ではありますが、先の読めない展開に対して非常によく使う表現です。 例文としては、"It remains to be seen whether Ende has a place where many souls gather."という感じで、主語は"it"にして後ろにわからないことを挿入する形で使ったりします。 上記のことがわかるのは、おそらく最終回付近なので、ファンとして気長に待ちたいと思います。

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          【葬送のフリーレン】場面振り返りクイズ⑧

          【葬送のフリーレン】場面振り返りクイズ⑧

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          宝箱を開けるのは"no-brainer"

          フリーレンはダンジョン探索において、フェルンの制止があるのにも関わらず、迷わず宝箱を開けてしまいます。 "no-brainer"は「考えるまでもないこと」を意味し、何らかの意思決定に対して、自分の中の答えが明らかな時に使用します。 表面上はフェルンに対して、宝箱を開ける理由を説明して説得しているように見えますが、実際は宝箱を開けることは決まっていて、彼女にとっては"no-brainer"な決断だと思われます。 今回は"no-brainer"をちょっとネガティブな感じで使いましたが、ほとんどの場合は客観的に見て明らかなことに使う英単語なので、気兼ねなくどんどん使用して問題ないと思います。

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          ハイターはフェルンを"take under his wing"

          勇者一行のハイターは、冒険後に戦災孤児であるフェルンを保護し、親代わりとして面倒を見てきました。 "take someone under one's wing"は「~を保護する、面倒を見る」という意味で、言葉通り「鳥がヒナを自分の翼の下に入れて大事に守る」イメージが分かりやすいと思います。 例文としては、"Heiter the Priest took Fern under his wing when she became a war orphan."みたいな感じでしょうか。 葬送のフリーレンは師弟関係が数多く登場するので、その関係を表現する際に上記のフレーズは使えると思います。

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          【葬送のフリーレン】過去記事振り返り:フォル爺回の解釈

          このアカウントにてnote上に、『葬送のフリーレン』に関する記事を100以上は投稿してきましたが、長い内容の記事も多いので、幾つか話題を絞って、過去記事の内容を振り返りたいと思います。 葬送のフリーレンは全体的に解釈の余地が多い漫画ですが、第33話のフォル爺回は典型的な回だと考えています。 フォル爺とフリーレンとの会話で、フォル爺が「ついに魔王を倒しに行くのか」というセリフがあり、魔王が倒されたことを彼が知らないと捉えられる描写があります。 フォル爺がボケちゃったなど、

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          【葬送のフリーレン】「戦士ってのは最後まで立っていた奴が勝つんだ」の英語表現

          本記事では、漫画「葬送のフリーレン」の英語での翻訳本の表現をピックアップし、そこから広がる英語の話題を紹介したいと思います。 英語の翻訳本は、以下リンクのもの、及びそのシリーズを参照しました。 今回は以下の場面の「戦士ってのは最後まで立っていた奴が勝つんだ」の英語訳を取り上げます。 英語訳は以下の通りです。 ポイントは"last"です。 "last"は"late"の最上級で、「最も後の、最後の」という意味です。 同じ"late"の最上級で"latest"もあります

          【葬送のフリーレン】「戦士ってのは最後まで立っていた奴が勝つんだ」の英語表現

          【葬送のフリーレン】小ネタのリフレイン:「ビクッ」とするフリーレン

          漫画「葬送のフリーレン」では、同じ表現やストーリー展開などが繰り返し登場(リフレイン)することが多々あります。 本記事では、2~3回程度登場する、小ネタのリフレインを紹介したいと思います。 何度も繰り返し登場するリフレインについては、以下の過去記事にてまとめてありますので、興味があればご一読ください。 漫画「葬送のフリーレン」の記述内容は、単行本12巻117話までを含みますが、大きなネタバレになるような箇所は避けるようにします。 フリーレンがパーティメンバーに対し、「

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          リヒターは大量の水攻撃が"Achilles' heel"

          葬送のフリーレンに登場するリヒターは、大地を操る魔法という強力な魔法を使いますが、雨を利用したカンネの大量の水攻撃に敗れてしまいます。 "Achilles' heel"は「弱点、急所」という意味で、ギリシャ神話に登場する英雄アキレス("Achilles")の弱点がかかと("heel")であることに由来しています。 日本語でも弱点のことを「アキレス腱」と呼ぶことがあるので、比較的馴染み深いと思いますが、注意点はその発音です。 日本語の「アキレス」とは全然聞こえず、極端に言うと「(ア)キー(リーズ)ヒー(ル)」、つまり「キー」と「ヒー」しか聞こえないくらいのアクセントなので、聞き取る際には日本語の発音のイメージは消しましょう。

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          【葬送のフリーレン】場面振り返りクイズ⑦

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          ヒンメルの人間性は人々に"rub off on"

          葬送のフリーレンに登場するヒンメルは、その魅力的な人間性や数々の功績が、フリーレンを始めとして様々な人に影響を与えています。 "rub off on"は「~に影響を与える」という意味で、"rub off"の「こすり落ちる」というイメージが転じて、一緒に過ごす中で良い影響が徐々に移っていくニュアンスがあります。 例文としては、"Himmel's personality has rubbed off on Frieren."のような感じでしょうか。 読者の皆様もそれぞれ尊敬する人がいると思いますので、その人からの影響を説明する際に"rub off on"を使うと、いい感じに伝わると思います。

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          【葬送のフリーレン】魔法について:結界魔法②

          漫画「葬送のフリーレン」では、様々な魔法が登場します。 本記事では、本作品に登場する結界魔法について、関連する記述や描写を用いて考察していきたいと思います。 なお、議論は人類の魔法が中心であるため、女神様の魔法や魔物・魔族の魔法には、当てはまらない箇所もあることをご留意下さい。 本記事は以下リンクの続きになりますので、ぜひご確認下さい。 対象は単行本全13巻127話までですので、ネタバレを避けたい方は読むのを止めて下さい。 包囲系の結界魔法結界魔法(魔法名) ちょ

          【葬送のフリーレン】魔法について:結界魔法②