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魂の眠る地が実在するかどうかは"remains to be seen"
フリーレン一行の旅の目的地であるエンデには、魂の眠る地が存在すると、フランメの手記には書かれていましたが、本当かどうかはまだわかりません。 "remains to be seen"は「現時点ではわからない」という意味で、ちょっと回りくどい言い方ではありますが、先の読めない展開に対して非常によく使う表現です。 例文としては、"It remains to be seen whether Ende has a place where many souls gather."という感じで、主語は"it"にして後ろにわからないことを挿入する形で使ったりします。 上記のことがわかるのは、おそらく最終回付近なので、ファンとして気長に待ちたいと思います。
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宝箱を開けるのは"no-brainer"
フリーレンはダンジョン探索において、フェルンの制止があるのにも関わらず、迷わず宝箱を開けてしまいます。 "no-brainer"は「考えるまでもないこと」を意味し、何らかの意思決定に対して、自分の中の答えが明らかな時に使用します。 表面上はフェルンに対して、宝箱を開ける理由を説明して説得しているように見えますが、実際は宝箱を開けることは決まっていて、彼女にとっては"no-brainer"な決断だと思われます。 今回は"no-brainer"をちょっとネガティブな感じで使いましたが、ほとんどの場合は客観的に見て明らかなことに使う英単語なので、気兼ねなくどんどん使用して問題ないと思います。
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ハイターはフェルンを"take under his wing"
勇者一行のハイターは、冒険後に戦災孤児であるフェルンを保護し、親代わりとして面倒を見てきました。 "take someone under one's wing"は「~を保護する、面倒を見る」という意味で、言葉通り「鳥がヒナを自分の翼の下に入れて大事に守る」イメージが分かりやすいと思います。 例文としては、"Heiter the Priest took Fern under his wing when she became a war orphan."みたいな感じでしょうか。 葬送のフリーレンは師弟関係が数多く登場するので、その関係を表現する際に上記のフレーズは使えると思います。
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リヒターは大量の水攻撃が"Achilles' heel"
葬送のフリーレンに登場するリヒターは、大地を操る魔法という強力な魔法を使いますが、雨を利用したカンネの大量の水攻撃に敗れてしまいます。 "Achilles' heel"は「弱点、急所」という意味で、ギリシャ神話に登場する英雄アキレス("Achilles")の弱点がかかと("heel")であることに由来しています。 日本語でも弱点のことを「アキレス腱」と呼ぶことがあるので、比較的馴染み深いと思いますが、注意点はその発音です。 日本語の「アキレス」とは全然聞こえず、極端に言うと「(ア)キー(リーズ)ヒー(ル)」、つまり「キー」と「ヒー」しか聞こえないくらいのアクセントなので、聞き取る際には日本語の発音のイメージは消しましょう。
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ヒンメルの人間性は人々に"rub off on"
葬送のフリーレンに登場するヒンメルは、その魅力的な人間性や数々の功績が、フリーレンを始めとして様々な人に影響を与えています。 "rub off on"は「~に影響を与える」という意味で、"rub off"の「こすり落ちる」というイメージが転じて、一緒に過ごす中で良い影響が徐々に移っていくニュアンスがあります。 例文としては、"Himmel's personality has rubbed off on Frieren."のような感じでしょうか。 読者の皆様もそれぞれ尊敬する人がいると思いますので、その人からの影響を説明する際に"rub off on"を使うと、いい感じに伝わると思います。