岩畑 政行

アイコンはヘンリー・ミラーです、「北回帰線」は座右の銘。 *岩畑 政行 ブログ2= …

岩畑 政行

アイコンはヘンリー・ミラーです、「北回帰線」は座右の銘。 *岩畑 政行 ブログ2= http://bit.ly/3opG

マガジン

  • パレスチナ紛争

    何かと誤解が多い百年に及ぶパレスチナ紛争について、7日、ハマスのイスラエル奇襲攻撃についての発信された記事を紹介します。

  • 拉致問題

    「日朝国交正常」化が実現しない限り拉致問題は解決しません。残念ながら、北朝鮮が核保有国を宣言した現状において、「日米同盟」最優先外交ではそれは不可能になりました。

  • 岸田政権の防衛、少子化対策の財源は

    岸田政権の防衛、少子化対策倍増増税記事を紹介する

  • 日米同盟・安全保障

    日本の安全保障と日米同盟について検証が必要です。

  • 地球温暖化

    地球温暖化による気候変動が人類、他の生態系を致命的な事態に追いやる状況になっています。世界の今、起こっている地球被害、状況を各社が配信している記事をほぼリアルタイムで追掲載しています。この機会に各自での取り組みを始めてみませんか。

最近の記事

ガザ攻撃は当初からジェノサイドだった

 イスラエルの諜報機関の職員6人は、軍に所属する「ラベンダー(殺害対象を設定するためのAI)」の利用に全面的に依存していたと証言したようだ。即ち、前例のない規模の夜の空爆をAIの指示で実施したという訳だ。それで何が起こったかと言うと、住民家族が集まっている居住地に爆弾が投下され女性、子供が殆ど殺害されたという現実だ。これは明らかにジェノサイドだ。 頭脳民族ユダヤ人が下した戦術は、当初からパレスチナ人壊滅を目的にした民族抹消であったということだ。死者の人数ではない、明白なジェノ

    • 発売初日に重版決定?

       「国益のために戦いつづけた元外交官、覚悟の書」、タイトル『日本外交の劣化 再生への道』山上信吾 著となっている。文藝春秋に限らず過大広告を打たなければ売れない業界事情も判るが、言葉の意味を最大限掘り起こしての情報文化圏で勝負していることを真摯に考察すれば、もう少し本書に対する宣伝文句も文芸圏らしい紹介文であっても良い。これでは、テレビ等でこれでもかと絵面を羅列した商品と同じではないかと吐き気を催す。 定年を全うして退職するのは、サラリーマンの宿命である。どんな過程にあって

      • 貴重な文書のデジタル化はむしろ危険?

         ウェブの本来の目的は、コンテンツを「永久保存」する、出来るという前提で運営するから地上の全脳神的に最大の活路を見出していた、その延長が「ChatGPT-4o」だ。ところがこの記事によると、リンクを呼び戻す「コンテンツの消滅」が起きており、『「初期のウェブ(のコンテンツ)が永久に失われる可能性がある」(インターネットの父の一人・ヴィントン・サーフ)』という予測通りに、データは永久に残るという本来の前提が根底から覆されるという。「永久」は幻想だったという訳だ。 人間は基本的に「

        • 求心力を失う不都合さ・拉致問題

           20年の歳月が経過して、一向に解決の目途が立たない拉致問題、今年は、家族会の中心メンバーの高齢化が深刻となり、関係者、政府等は運動の啓発、アピールに邁進している。高野氏が紹介している、本にある事柄を注目している訳だが、私はこの問題をより複雑、方向性の頓挫の本質は、福音派のクリスチャン横田早苗さんにあると感じている。早苗さんの心の中では「めぐみさん」は永遠に生きている。 紹介にある「遺骨と歯」は当時も話題になり、調査に当たった専門官は、『歯はカルテの治療データとも付合する。め

        ガザ攻撃は当初からジェノサイドだった

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        • パレスチナ紛争
          74本
        • 拉致問題
          26本
        • 岸田政権の防衛、少子化対策の財源は
          54本
        • 日米同盟・安全保障
          38本
        • 地球温暖化
          64本
        • ウクライナ抗戦
          101本

        記事

          西村康稔前経産相・首相資質全くない

           地元での後援会の飲み会で発言された内容が記事になっているが、やはりこの程度の男でしかないことを明らかにしている。首相願望だけで邁進してきたことはそれとして、会話録音テープを出した支援者も訝しい思いをする内容は、程度の低さを物語る何ものでもない。 今も復旧に困難を来している能登半島の珠洲について、『原発反対したんや、珠洲は原発に。反対したんや。(被災地に行くのに)金沢市から2時間半くらいかかる』と言ったようだ。原発に反対したから復興が進まない、原因は原発に反対した住民にあると

          西村康稔前経産相・首相資質全くない

          茂木敏充幹事長・首相の器ではない

          この状況で、「パンよりサーカス」の例え話を出して、国民はバカだからと思わせるような発言は、『抜群に頭が切れる』という学歴評価が先行して周囲が思い込みに過ぎないことを証明したようなものだ。全く自民党らしい議員だといえばそれまでだが、政治センスは麻生議員次元だろう。「パンとサーカス」の意味を理解しているかも怪しい限りだ。 現在の状況でこの話を出すこと自体が不謹慎だ。直ぐに撤回したらそれでよいと思うこと自体、国民を舐めている証左だ。

          茂木敏充幹事長・首相の器ではない

          食料配給が停止・ガザ南部

           ラファでの拡大攻撃で倉庫などにアクセスできない為に、食料その他の物資配給を停止したと国連機関が表明している。既に、ラファ市中には路上生活者が約80万人以上いるとされていて、飢餓状態になりつつあると言われている。イスラエル軍は、北部に配給施設、野戦病院があると主張、路上住民に北部への移動を促しているが、国連側は、そのような施設はないと言っている。明らかにイスラエルは嘘を言っている。侵略者は常に嘘の情報を拡散してその地の住民を死に追いやっている。米国はジェノサイドではないと今も

          食料配給が停止・ガザ南部

          サハラ砂漠に移民遺棄・EU

           EUの移民政策の破綻は、世界の秩序崩壊に拍車をかけている。調査報道団体「ライトハウス・リポーツ」の報告、『欧州は移民がEUに来るのを阻止するために、北アフリカ諸国において毎年何万人もの黒人を砂漠や辺境に置き去りにする秘密作戦を支援し、資金提供し、直接関与している』。 EUはチュニジア、モロッコ、モーリタニアと資金提供を結んでいることを認めている。人道、人権を侵害しているというよりも、明らかに殺人を執行する犯罪である。水、食料を与えず砂漠に放置することは、ホロコーストと同じ、

          サハラ砂漠に移民遺棄・EU

          対中関税引き上げ・バイデン氏

          選挙の為なら手段を択ばないのは民主党も同じ、トランプの先手を打って関税引き上げを発表したようだ。内訳の主は、『電気自動車が25%から100%、鉄鋼・アルミニウムが0~7・5%から25%、重要鉱物が0%から25%、太陽光パネルが25%から50%、半導体が25%から50%、港湾クレーンが0%から25%、医療用注射器・注射針が0%から50%となっている』。 総輸入額からすれば0.5%、約2・7兆円とある。政府は、米国の経済安全保障に対する「容認できないリスク」になっていると声

          対中関税引き上げ・バイデン氏

          疑似コーヒー

           1日に世界中で20億杯のコーヒーが消費されているようだ。これを賄う為のアラビカ種の樹木の生産は、気候変動と大規模な森林伐採の為に出来なくなると言われている。ブラジルにおいては88%の土地が消失するとある。即ち20年後は、私達はコーヒーを飲めなくなるという計算だ。そこで大手6社の企業がバイオテクノロジーと食品科学を駆使して、「疑似コーヒー」の生産に乗り出しているという。具体的には、「マーガリン」のコーヒー版という訳だ。 今日、「疑似バター」を誰もが自然に受け入れている、疑似コ

          疑似コーヒー

          イスラエル戦時内閣分裂へ

           ガンツ前国防相は、来月8日までにガザの具体的統治案を示さなければ離脱すると表明したようだ。15日に、ガラント国防相も同じような要望を首相府に要求している。内容は、ハマスの排除、人質解放、避難住民の帰還、新統治機構の確立、サウジアラビアとの国交正常化。 核となるのは、軍の撤去と新統治機構の確立である。首相府と真っ向対立する案である為に分裂は必至だろう。世論は選挙を求めている。ガンツ氏は中道右派の野党「国民連合」党首、支持率はネタニヤフ氏の35%に対して、45%の支持を集めてい

          イスラエル戦時内閣分裂へ

          哲学者スラヴォイ・ジジェク

           的を得た発言で理解に足る。インタビューの冒頭は、『私たちは残忍な新世界に向かっている』というものだ。確かに、「拷問」は瞬時に世界に公開されるようになった(米国は公式に拷問を合法化)。私達の反応は、徐々に麻痺しつつある世界に突入している。隠されていたものが日常会話化する時代に生きているといえる。その恐ろしさに増々無関心になり、国家権力に対して「非政治化した市民」になっていると言える。 『セックスのファストフード化が加速している』と指摘している、これも頷ける。本来ついて廻る関係

          哲学者スラヴォイ・ジジェク

          イスラエル政権内紛で分裂かも?

           15日、ガラント国防相は、『ネタニヤフ首相に対し、イスラエルがガザに対する文民統制や軍事的統治を確立しないこと、ガザにおけるハマスに代わる統治を直ちに立ち上げることを決断し、宣言するよう求めた』と報じられている。それに対してネタニヤフ首相は、『ハマスもパレスチナ自治政府もガザを統治する主体として受け入れられない』とSNS動画で述べたとある。首相は、当初から軍事的介入でイスラエルの統治下に置くつもりでパレスチナ人殲滅を実践している。極右閣僚はガラント氏の 罷免 を求めたようだ

          イスラエル政権内紛で分裂かも?

          スロバキア首相銃撃される

          昨年10月にフィツォ政権は発足している。EUとNATOの加盟国であるが中道左派の立場でロシアに融和的姿勢、ハンガリーの首相と親和的である。政府は、銃撃犯は「政治的動機」だと発表している。政権はウクライナ軍事支援を停止。汚職捜査を担う特別検察官事務所の廃止、公共放送の統制強化を進める等、反EU体制、ロシア的政治への傾向が市民の不安材料になっているようだ。 欧州委員会のフォンデアライエン委員長は、『このような暴力行為はわれわれの社会に存在するべきではなく、われわれの最も貴重な

          スロバキア首相銃撃される

          国連運営の学校に攻撃

           軍はハマスが、『学校内に「作戦指令室」を置き、指揮官らが部屋を使用していた』と主張している。イスラエルの攻撃論理は、全てこの発想で片付けられる。つまり、標的は「テロリストのインフラ」だったと主張、市民への徹底した被害を排除して行われているという訳だ。 UNRWAの広報責任者は、『国連施設は常に保護されるべきであり、軍事や戦闘目的で使用されるべきではない』と改めて主張している。ラファへの総攻撃は、ガザ地区にある全ての公共施設が標的になっている。パレスチナ人の居るところは全てが

          国連運営の学校に攻撃

          ユダヤ人活動家・支援トラックを襲撃

           西岸地区からガザに人道支援物資を運んでいた複数のトラックがユダヤ人集団に襲われ、物資は散乱、トラック略奪されていると報じられている。ガザへの物資搬送に反対するユダヤ人の団体「レガビム」と過激派団体「ツァブ9」の仕業だとある。 ユダヤ人の団体は、ハマスへの支援物資を可能にする検問所の解放などあり得ないと主張している。国連がガザの飢餓に見かねて支援物資を搬送している、これは世界の人々の願いである。これを阻止、攻撃するユダヤ人は人類の敵だと理解されかねない暴虐を繰り返している。

          ユダヤ人活動家・支援トラックを襲撃