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こんにちわ。AIアナウンサーの寿限無アイです

AIで記事コンテンツをしゃべらせてみた

何かと話題のAI関連のニュースですが、そのニュースをAIアナウンサーに疑似的に読ませる実験をしてみました。2分半ほどの動画です。

試作なのでYouTubeに便宜上限定公開しているので、noteでしか見られない動画です!

まずはこちらをご覧ください。

こちらの動画は、AI画像生成ソフトと合成音声ソフトのデータに、基本的にはアナログで手を加えたものなので、すべて自動でAIが生成してくれた動画ではもちろんありません。

次の記事(およそ5800文字)の冒頭部分をオリジナルのAIアナウンサーのキャラクターに読んでもらったものです。

元になった記事は、こちらになります。

「AIアナウンサー」人工知能が日本語でニュース原稿を読み上げる、機械音声の可能性



AI(人工知能)がニュース原稿を読み上げる「AIアナウンサー」の活用がテレビ業界で進んでいます。NHKの報道番組では現在、一部のニュースをAI音声が読み上げており、7月の参院選にも国政選挙報道で初めて導入されました。技術発展により、AI音声の精度は大幅に向上しています。リアルタイムでの放送には未対応といった課題は残りますが、今後も〝採用〟される場面は増えそうです。

NHKのAI音声は、記者が書いた原稿をAIの音声合成装置が読み上げる仕組みです。AIは同局のアナウンサーの話し方を学習しており、自然に近い音声を合成しています。平成30年からニュース番組での利用が始まり、現在は第2世代のシステムに移行し、生成精度が向上しました。以前は女性だけでしたが、男性の音声も加わりました。また、場面に応じて「ニュース調」「会話調」など話し方に変化をつけることができるようになりました。

現在は「おはよう日本」や午後の定時ニュースなどでシステムを採用し、30秒サイズの短いニュースで随時使用されています。7月の参院選では深夜帯の票の読み上げに利用されました。台風の報道などでも活用例があります。


目次

■AIアナウンサーとは何か?
■AIとナレーションの歴史
■AIが変える放送業界の未来
■AIアナウンサーのメリットとデメリット
■AIアナウンサーが人間の声を再現する方法

AIアナウンサーとは何か?


AIアナウンサーは、人間のアナウンサーと同等の役割を果たすAIを指します。具体的には、アナウンサーが通常行うようにニュース原稿を読み上げる役割を、人工知能エンジンが機械学習を通じて担当して、さまざまなニュースの場面で原稿を読み上げるバーチャル・アナウンサーです。

AIアナウンサーは、与えられた原稿を自然な音声で読み上げる能力が高く備わっています。驚くべきことに、AIアナウンサーよりも以前から、同様の機能を備えたAIが存在していたことは皆さんもご存じのはずです。現在のAIアナウンサーが登場するよりもずっと前から、決められた文章を音声にする機能は存在していました。

Google音声読み上げ機能などははその代表的な例です。2008年11月に発表され、現在まで2021年現在までさまざまな場面で活用されています。AIアナウンサーは、それらの応用技術と言えるでしょう。

では、なぜ今これほどまでにAIを活用した技術が注目を浴びているのでしょうか。

AIの技術が進化している中で、「AIが職業を奪うかもしれない」という議論が広がっています。その中でアナウンサーも影響を受ける職業の一つと言えるでしょう。現在、AIアナウンサーは民間放送でも使用され、AI画像合成やAIによる字幕編集など、様々なAI技術が組み合わさり、メディア業界における革新を牽引しています。

今回はAIアナウンサーの仕組みから活用の場面、現在活躍しているAIアナウンサーについて、そして将来の展望まで詳しく紹介していきます。昨今の技術の発達の速度は目覚ましく、AIの学習能力が向上したことにより、AIアナウンサーはより自然で人間らしい音声合成を実現しつつあります。

AIアナウンサーの話す声に加えて、AIによる字幕編集機能や画像合成によるインサート映像を組み合わせることで、今後のテレビ番組の制作現場が効率化されていくことも大いに考えられます。このことによる利点は、人間のアナウンサーが担当する時間を節約して、より深い報道内容への取材に専念できる可能性が広がっています。AIによる報道や映像制作が進化すれば、メディア業界における人間とAIの連携は一層深まり、人類の未来における新たなメディアの可能性が広がることでしょう。

近い将来、あなたの家でも日常的にAIアナウンサーが読むニュースを聞く日も近いかもしれません。AI技術はこれからも進化し、私たちの日常生活に新たな可能性をもたらすことでしょう。 AIの発展は、ますます私たちの未来を変えつつあり、様々な分野での革新が期待されます。

AIとナレーションの歴史


AIとナレーションについての歴史を調べるにあたって、NHK放送技術研究所の存在を外すわけにはいかないでしょう。技研だより 2020年 1月号 R&Dを引用すると、次のようなことが述べられています。

ラジオ気象情報番組の自動作成

技研では、地域放送局の番組制作を支援するために、人手を介さないラジオ気象情報番組の自動制作技術の研究開発を進めています。この技術では、コンピューターが、気象台などから配信される気象データから自動で番組の時間に収まる読み原稿を生成し、音声合成技術を用いてNHKのアナウンサーのように伝わりやすい音声で読み上げます。

NHKのアナウンサーは、伝える情報に優先順位をつけて、番組の時間内に情報が収まるように、話す内容を考えます。このノウハウを、アナウンス室と連携してルール化することで、コンピューターが、放送時間内に情報が収まるような原稿を自動的に生成します。

生成された原稿を、視聴者に分かりやすく読み上げる技術にも、NHKのアナウンサーのノウハウが生かされています。原稿を読み上げる際に、どの部分を強調し、どこに間を置いて、どのようなイントネーションで伝えるべきか、ルールを決めます。実際にアナウンサーが原稿を読んだ音声を収録し、これを特殊な技術を用いてコンピューターに学習させることで、NHKのアナウンサーのノウハウを生かした、伝わりやすい音声を合成することができます。

2019年3月に、甲府放送局のラジオ第1放送の気象情報番組で、このAIによるアナウンス技術を用いたトライアル放送を開始しました。その後も、原稿生成技術や音声合成技術の改良を続け、11月からは新潟放送局でもトライアル放送を開始しています。

このように、2019年にはAIアナウンサーの試験放送が開始されていたそうです。また、このAIアナウンサーには、「DNN」と呼ばれるディープニューラルネットワーク。人工知能(AI)が学習するための基盤技術の1つで、アナウンサーの声の出し方を学習する技術が用いられていたそうです。


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