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「AI×映像制作」動画制作にAIは活用できるのか?おすすめAIツール&活用事例を紹介

「AI×映像制作」AIを映像制作に活用した事例を紹介

目次

■もはや生活の一部となったAIツール
■おすすめAIツール
■映像制作で活用されるAI技術:画像生成や全自動で撮影ができる
■映像制作で活用されるAI技術:動画編集のコストを削減できる
■映像制作で活用されるAI技術:動画の分析ができる

株式会社ファイン


AIに映像制作を代行してもらいたいと考えたことはありませんか?映像制作や動画編集に関わる、プロ、アマチュア、フリーランスなどの方は、一度は考えたことがあるのではないでしょうか。

動画生成技術をはじめとしたAI技術はどの程度進化して、実際にどのように私たちの生活に生かされているのでしょうか?映像制作や動画編集とAIの協力が進む未来はあるのでしょうか?

近い将来、動画編集が完全に自動化される時代が訪れ、映像の解析技術が進んで様々な個人情報がマーケティングに利用される時代が来るかもしれません。現代に暮らす私たちにとっては、新しい技術であるAI技術は登場したばかりで、まだまだ手探りの状態で使っているというのが現実です。

世界的に注目を集めるAI技術をどのように活用して、その技術を日々の生活やビジネスに活用していけばよいのかがわからないといった所が本音ではないでしょうか。

今、AIをどのように活用することが、私たちに求められているのか、最新のAI技術を活用した映像制作の事例3つを元に紹介していきます。


最近、AI(人工知能)を使った画像やイラストの生成機能サービスや動画編集ツールが注目されています。この分野では、ジェネレーティブAI(生成系AI)などを活用したツールや最新のAI技術を搭載した様々なサービスが登場しており、これまでよりさらに高度でクリエイティブなコンテンツ制作を可能にして、私たちの様々な活動を支援しています。

多くの情報を瞬時に解析して、コンテンツを生成するAIの技術を紹介していきます。

もはや生活の一部となったAIツール


AIを活用した人気のサービスはたくさんありますが、以下に私たちにもなじみが深い5つのサービスを挙げてみます。あまりに自然に普段の生活の中にAI技術が浸透していることに改めて気づくのではないでしょうか。

1.Google検索
Googleの検索エンジンは、AIと機械学習を活用してユーザーに最も関連性の高い情報を提供しています。

2.Amazonの商品推奨
AmazonはAIを使用して、ユーザーの購入履歴や閲覧履歴に基づいて個々のユーザーに対する商品推奨を行います。

3.Netflixの映画・ドラマ推奨
Netflixは視聴履歴と評価履歴を元に、ユーザーが次に視聴するであろう映画やドラマをAIで推奨します。

4.SiriやGoogleアシスタント
これらの音声認識AIは、ユーザーの質問に答えたり、リマインダーを設定したり、音楽を再生したりすることができます。

5.自動運転車:Teslaなどの会社はAIを使用して車を自動運転させ、交通事故を減らすことを目指しています。

これらのサービスは、AIの進歩によって日々進化し続けています。AIは私たちの生活をより便利で効率的なものにしてくれています。

おすすめAIツール


AIツールの進歩に目覚ましい勢いを感じている人も多いのではないでしょうか。日々情報が更新されるため、AIについての最新情報についていくのもなかなか難しいものがあります。まずは一般的に、最近注目を集めているAI機能やAIサービスについて紹介します。

・ChatGPT

AI技術に世間の注目を集めたという点では、ChatGPTを外すことはできないでしょう。ChatGPTは、非常に人気のあるチャットボットの一つと言っても異論は少ないでしょう。ChatGPTは、OpenAIが開発した人工知能チャットボットで、生成AIの一種です。GPTの原語のGenerative Pre-trained Transformerとは、「生成可能な事前学習済み変換器」という意味であり、OpenAIの大規模な言語モデルに基づいて構築されています。

・LINEでChatGPTが使える「AIチャットくん」

話題のAIチャットがLINEで登録なしで使えるサービス「AIチャットくん」もリリースされました。AIチャットくんは、株式会社piconによって、ChatGPTのAPI公開と同日にリリースしたライン上のサービス。APIとは、ChatGPTのようなツールを外部からアクセスするための仕組みです。機能はChatGPT同様、ユーザーの質問や発話に返答するチャットボットです。ユーザーからはレスポンスの速さ、LINEから使える手軽さが高く評価され、
リリースから2か月で、登録者数(LINE友だち数)は150万人超を記録しています。

・AI検索ツール「Bing」

今年2023年には、Microsoft WindowsのBingに実装されたAIチャット形式の検索ツールも注目を集めました。新しいBingは、検索エンジン「Bing」に実装された、GPT-4(ChatGPTの最新モデル)搭載のチャット形式の検索サービスです。質問に対して回答を重ね、精度を高めていきます。GPT-4搭載を搭載していることも特徴の一つです。

続いて、映像制作にも活用できるAIツールを紹介していきます。画像生成や音声ソフトなど、映像の一部に活用することで、作業の効率化やクオリティアップに役立つAIツールも登場し始めています。

・商用利用に特化した画像生成AI「Adobe Firefly」

Adobe Fireflyは、米Adobeが発表した、プライベートベータ版公開中のサービスです。AI機能を活用し、スピーディーな画像生成が可能。Adobe Stockの画像や著作権が失効したコンテンツを元に生成されるため、権利者や知的財産(IP)を侵害しない安全性が考慮され、商用利用可能な点が特徴的です。その他の画像生成AIと同様に、テキストから画像を生成することができるので、専門的な技術が無くても直感的に扱える使用になっています。元々、ビジュアルコミニケーションに特化したAdobeのブランド力も大きな魅力となっています。

・動画生成AIのみでミュージックビデオを作成「KaiBer」

KaiBerは、米ロックバンド Linkin ParkのMVを作成したことで話題になった動画生成AIツールです。テキストを入力したら画風や画角などの仕様を設定し、プレビューでイメージと近いものを選択することができます。無料トライアルのほか、用意されている価格プランは以下の通りです。有料ソフトなため、月額は米ドルで次のようなプランに分かれています。
Explorer:月額5ドル。Pro:月額10ドル。Artist:月額25ドル。動画生成AI機能が今後どこまで進化していくのかも気になるところです。

・テキストエディターのように簡単な動画編集ソフト「Vrew」

Vrewは、音声認識で自動字幕をつくることができるソフトです。音声認識で作られた字幕のテキストを直接修正するだけで、動画の字幕も自動で修正されるので、テロップ作業の効率化にとても有効です。AIが自動で台本を認識して、動画の字幕に反映してくれるので、繰り返して再生しなくても早くて簡単なカット編集が可能になります。「言い間違えた部分はどこだっけ?」といちいち探す必要もなく、目でテキストを読みながら編集できるという新しい技術が魅力のソフトです。

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