#孤狼の血の役所広司殿と松坂桃李殿を推す
暴力的な表現が苦手で、おとなしい性格の同僚は映画を途中までしか見られず、泣いてしまったと言っていた。いったん私は、気になっていた柚月裕子さまの原作を先に読んだ。確かに、映像化するとなれば、なかなかに表現の難しい、激しい描写が幾つもある。汚職警官と新任刑事を中心とした「バディもの」であるその物語を見届け、私は同僚と違う意味で涙が出た。
私は小説の人物設定を少し修正して脳内再生してしまったりする。わざわざ「帽子を被っている」と解説されている主人公は、私の脳内では被っていない。読