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保育と子育てのハナシ

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保育者とママとの両方の視点で乳幼児期の子育てや保育園での生活についてまとめています。
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#幼稚園

【子育て】子どもの食の好き嫌いへの最適解

わたしの娘は、食の好き嫌いが多い。かなり多い。野菜、麺類全般、乳製品、たまご、などなど。幼稚園の給食は、完食できる日もあれば、できない日もあったようです。牛乳は、全く飲みません。 そもそも娘の食の好みの激しさは、離乳食時からはじまりました。わたしも最初は娘のために、ネットでいろいろとレシピを見て試していたものの、全く食べてくれず、用意した食事のほとんどを処分する日も多かったです。 食事を出しても食べてくれない日が続いたときの、やるせなさったらありません。最終的にイライラし

【子育て】子どもの成長に合わせた部屋の環境づくりの重要性

4月から小学生になる娘が自立した生活をおくれるように、部屋の環境を少しずつ整えています。ランドセルや教科書の置き場、おもちゃの配置など、数週間前からあれこれ考えてみては「うーん」と行き詰っています。 わたしの家のモノの配置は、娘の成長とともに変化してきました。そして最近では、娘が自立して生活できる環境が、もれなくわたしの子育てと家事をラクにしてくれるということにも気づきました。 「娘の自立」と「家族の過ごしやすさ」がマッチした環境がベストだと思っています。そうなると、モノ

【子育て】絵本の大切さを改めて知る

「三つ子の魂百まで」ということわざがありますが、子どもの脳は3歳までに8割ができあがるといいます。なので、娘が1歳や2歳のとき、漠然と五感を使う経験が多くできたらいいなぁと思い、積極的に動植物や音楽、絵本、遊びを通して様々なふれあいをしてきました。散歩へ行ったり、車の中では童謡を流して一緒に歌ったり、絵本を読んだりと、ごく簡単なものですが。 けれどその中で、3歳を過ぎてだんだんと離れていっていたものがあるんです。 絵本です。 「全く読まない」ということはなかったのですが

心が豊かに育つ子どもの散歩

我が家は昨年の3月末に引っ越しをしました。以前のアパートよりも広い場所を借り、娘の幼稚園にも近くなったので満足しています。(最近散らかってるけど笑) 娘も今のアパートには満足していて、自分の部屋もできて「わーい」なのですが、ひとつ納得がいかないことがあるようで、いつだったか「前のおうちがよかったなー」とぽつり。話を聞いてみると「前のおうちはすぐ近くに公園があったし、お散歩もできたから」ということでした。 以前のアパート周辺には、ほとんど車の通りがなく、2、3分も歩けば海岸

保育園で受ける洗礼は親の心を強くする

保育園やこども園への入園で、最初に当たる障壁って子どもの発熱だと思うんです。 生後6ヵ月くらいまでの赤ちゃんは、外の病原体やバイキンから自分の身体を守るためにお母さんからもらった抵抗力で戦っていますが、それ以降は元々もっていた免疫力はあるものの、新しく病気にかかることで獲得できる免疫力で戦っていかなくてはなりません。 なので、まぁーーーすぐ病気にかかっちゃうんですよね。保育園でいうところのいわゆる洗礼と呼ばれるものです。 わたしは娘を1歳から保育園へ預けていましたが、入院