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保育と子育てのハナシ

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保育者とママとの両方の視点で乳幼児期の子育てや保育園での生活についてまとめています。
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#育児

【子育て】絵本を「買う」か「借りる」について考えてみた

絵本って1冊が意外といいお値段するので、買うべきか、はたまた図書館で借りてきてたくさんの絵本を読み聞かせたほうがいいのか、と悩むところですよね。 わたしは子どもが乳幼児期のうちは、借りるよりも買う派で、気になった絵本は、娘の将来への投資だと思ってネットや本屋さんで購入していました。 とはいっても、いつもいつも絵本を買い与えていたわけではなく、月に1冊、クリスマスプレゼントにまとめて、など、お財布事情と相談しながらですが笑 1歳や2歳の誕生日やクリスマスプレゼントって迷い

【子育て】子どもの食の好き嫌いへの最適解

わたしの娘は、食の好き嫌いが多い。かなり多い。野菜、麺類全般、乳製品、たまご、などなど。幼稚園の給食は、完食できる日もあれば、できない日もあったようです。牛乳は、全く飲みません。 そもそも娘の食の好みの激しさは、離乳食時からはじまりました。わたしも最初は娘のために、ネットでいろいろとレシピを見て試していたものの、全く食べてくれず、用意した食事のほとんどを処分する日も多かったです。 食事を出しても食べてくれない日が続いたときの、やるせなさったらありません。最終的にイライラし

【子育て】絵本の大切さを改めて知る

「三つ子の魂百まで」ということわざがありますが、子どもの脳は3歳までに8割ができあがるといいます。なので、娘が1歳や2歳のとき、漠然と五感を使う経験が多くできたらいいなぁと思い、積極的に動植物や音楽、絵本、遊びを通して様々なふれあいをしてきました。散歩へ行ったり、車の中では童謡を流して一緒に歌ったり、絵本を読んだりと、ごく簡単なものですが。 けれどその中で、3歳を過ぎてだんだんと離れていっていたものがあるんです。 絵本です。 「全く読まない」ということはなかったのですが

母親になって、さらに涙もろくなった

娘を産んでから、確実に涙もろくなりました。娘の成長を感じると、途端に涙がでそうになるんですよね。なるべく人に涙を見せたくないので、ぐっとこらえるんですが、こらえきれない瞬間もたくさんあります。 幼稚園教諭や保育士という職業柄、子どもたちの成長の場に居合わせることが多くあって、運動会や発表会では「子どもたちがおうちの人の前で堂々とやりきった!」という感動で。卒園式では「毎日一緒に過ごしてきた時間が終わるんだなぁ」という寂しさで、毎回涙していました。 けれど母親という立場にり

心が豊かに育つ子どもの散歩

我が家は昨年の3月末に引っ越しをしました。以前のアパートよりも広い場所を借り、娘の幼稚園にも近くなったので満足しています。(最近散らかってるけど笑) 娘も今のアパートには満足していて、自分の部屋もできて「わーい」なのですが、ひとつ納得がいかないことがあるようで、いつだったか「前のおうちがよかったなー」とぽつり。話を聞いてみると「前のおうちはすぐ近くに公園があったし、お散歩もできたから」ということでした。 以前のアパート周辺には、ほとんど車の通りがなく、2、3分も歩けば海岸

保育園で受ける洗礼は親の心を強くする

保育園やこども園への入園で、最初に当たる障壁って子どもの発熱だと思うんです。 生後6ヵ月くらいまでの赤ちゃんは、外の病原体やバイキンから自分の身体を守るためにお母さんからもらった抵抗力で戦っていますが、それ以降は元々もっていた免疫力はあるものの、新しく病気にかかることで獲得できる免疫力で戦っていかなくてはなりません。 なので、まぁーーーすぐ病気にかかっちゃうんですよね。保育園でいうところのいわゆる洗礼と呼ばれるものです。 わたしは娘を1歳から保育園へ預けていましたが、入院

子どものグズグズ、イライラの原因は〇〇かも?

大人が気圧の変化の影響を受けて頭痛や倦怠感などの不調が起こるように、子どもも同じように影響を受けていることがあるって知っていましたか? わたしはつい数年前まで、そこまで強くそれを感じなかったのですが、保育士の仕事を始めて子どもとかかわる時間が増えたことで、天気や気圧による子どもの情緒の乱れを感じるようになりました。 ちょっとしたことでイライラして友だちに怒ったり、意地悪したり、逆に些細なことですぐ泣いたり。 いつもよりも落ち着きがなく、そわそわして集中力が散漫になっていた