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保育と子育てのハナシ

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保育者とママとの両方の視点で乳幼児期の子育てや保育園での生活についてまとめています。
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#保育士

【子育て】朝の登校時間と戦うのは娘よりも母親だった話

平日の朝はなにかとバタバタしがち。とくに7時45分に家を出なければならない娘のことで焦っているのは、娘よりもきっとわたしです。 家を出る時間が迫っていても急ぐ様子のない娘にやきもきして、思わず「早く〇〇しないと間に合わないよ」って言っちゃうんですよね。 「もう、いま〇〇しようと思ってたの!」 娘から返ってくる言葉に、言い返すほどに成長したんだなぁとちょっと関心しつつも、(じゃあ、早く準備してよ!)と心で叫びます。 口を出さずに見守ることも大事だとはわかっているんですが

【子育て】絵本の大切さを改めて知る

「三つ子の魂百まで」ということわざがありますが、子どもの脳は3歳までに8割ができあがるといいます。なので、娘が1歳や2歳のとき、漠然と五感を使う経験が多くできたらいいなぁと思い、積極的に動植物や音楽、絵本、遊びを通して様々なふれあいをしてきました。散歩へ行ったり、車の中では童謡を流して一緒に歌ったり、絵本を読んだりと、ごく簡単なものですが。 けれどその中で、3歳を過ぎてだんだんと離れていっていたものがあるんです。 絵本です。 「全く読まない」ということはなかったのですが

保育園で受ける洗礼は親の心を強くする

保育園やこども園への入園で、最初に当たる障壁って子どもの発熱だと思うんです。 生後6ヵ月くらいまでの赤ちゃんは、外の病原体やバイキンから自分の身体を守るためにお母さんからもらった抵抗力で戦っていますが、それ以降は元々もっていた免疫力はあるものの、新しく病気にかかることで獲得できる免疫力で戦っていかなくてはなりません。 なので、まぁーーーすぐ病気にかかっちゃうんですよね。保育園でいうところのいわゆる洗礼と呼ばれるものです。 わたしは娘を1歳から保育園へ預けていましたが、入院

子どものグズグズ、イライラの原因は〇〇かも?

大人が気圧の変化の影響を受けて頭痛や倦怠感などの不調が起こるように、子どもも同じように影響を受けていることがあるって知っていましたか? わたしはつい数年前まで、そこまで強くそれを感じなかったのですが、保育士の仕事を始めて子どもとかかわる時間が増えたことで、天気や気圧による子どもの情緒の乱れを感じるようになりました。 ちょっとしたことでイライラして友だちに怒ったり、意地悪したり、逆に些細なことですぐ泣いたり。 いつもよりも落ち着きがなく、そわそわして集中力が散漫になっていた