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【読了】岩井俊二『キリエのうた』

映画を観たら感じ方が変わるかもしれないけれど、気持ちがぐちゃぐちゃなので落ち着くためにも感想をちょびっと書きます。

・けっこうかなりしんどい。自分が自分で思っている以上に、震災にダメージを受けているんだなと思った。気持ちの面でね。いきなり映画観たら耐えられなかったかもしれないので、わたしは先に小説を読んでよかった。

・ストーリー自体への没入感と、この作品を乗り切った北斗へのリスペクトとで感情が乱されている。全キャストあまりにも解釈一致で、まるでほんとうのことのように思われて苦しい。

・歌は祈りだな、と直感的に思った。オリジナル曲すきだなこれ。歌詞を先に知るってあんまりないから新鮮かもしれない。作中に出てくる楽曲のプレイリストもつくった、アイナさんの声で聴けるの楽しみだな。

・作中でも言及されていたけれど、被災地外の人間の他人事感がめちゃくちゃリアルだと感じた。

・昨日公開されたティザーが「幸せだった過去」でそのあとでいろいろ起こるのかと思ってた…。予告もティザーも、読んでからだと見方が変わった。

・夏彦に稔さんみを感じた。これは映画を観てからまた書きたいと思う。

・岩井監督、絶対SixTONESのANNの北斗回聴いて当て書きしてるだろ…と思った、そのシーンはシリアスながらその一点に関してだけは笑ってしまった。


映画も楽しみにしてます。

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