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日々是好日

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記事一覧

セルフ、自動化、無人化

人材不足の問題は、外食産業に限らず至るところで起きている。 食べもの屋さんの中には以前か…

タブレット メニュー

少し前のこと。 よく利用するやよい軒さんへ行こうとすると、遠目からも薄暗いことがわかる。…

王蟲

王蟲がいると聞いて、京都市京セラ美術館へ行ってきた。 金曜ロードショーとジブリ展 「金曜…

天才とマネジメント

先に述べたように天才は感覚的に「できてしまう」ので、それを他人に引き継いだり委ねるといっ…

天才の盲点

天才や才能という響きには、やはり惹かれるものがある。 ここまでに述べてきたように陰の側面…

知的好奇心や認知的欲求も怪物なのかも知れない

昔から天才や才能に溢れた人を想起する際、自死によって早逝したイメージがついてまわる人も多…

退屈なヒットチャートにドロップキック

もうしばし、凡人による天才の考察を。 ここでは便宜上、天才的、天才肌、天才気質などすべて天才と述べることにする。 天才と呼ばれる人を目にするとき、ぼくは羨望の眼差しを向けている。それは間違いなく、自分とは縁のない傑出した才能に対する憧れである。 また「天才」という言葉からは、天賦の、唯一無二の、といった甘美な響きも漂っているものだから、ますます魅かれる。 けれど、そういった華々しいイメージがある一方、孤独、孤高、絶望、儚さ、破滅といった影のイメージを併せ持つのも「天才」だ。

多作は才能に勝る

知人に、とても多才な人がいる。ジャンルに捉われず、次から次へと新しいものを考えては生み出…

凡人による天才の考察

これは職種問わず、また仕事以外に趣味の世界などでも多くの人が一度や二度は耳にされたことが…

お洒落じゃなければレジェンドでもない自分とクリエイター的なもの

先日、パン屋さん時代に大変お世話になった清水美穂子さんとお会いした。そのときと、その後の…

コンプレックスの正体

ぼくは中学生のころからなんとなく、地方コンプレックスのようなものが漠然とあった。それが大…

見ているけれど、見えていない

毎日のように通り慣れた道や見慣れた風景のはずなのに、ふと違和感を覚えることがある。 つい…

井の中の蛙、大海に出て「無知の知」を自覚する

ぼくは小さな街で生まれ育ったので京都市へ出てきたとき、うわっ、めっちゃ都会に出てきてしも…

それは機会損失だと思う

ぼくに郷土愛や土地への執着心が欠落していることは先に述べた通り。 これは共感を得られることもほぼないと思うし、感情的にも決して褒められる類いのものでないこともぼく自身わかっている。 どこの出身であれ地元愛や郷土愛に溢れている人の方が圧倒的に多く、そういった話の方が共感を得やすいとも思う。なんなら関西人意識が希薄なぼくなんて、これが江戸時代なら関西人の風上にもおけない不届き者として、市中引き回しの刑で関西中を引き回され連行されるんじゃないかとさえ思う。 でも誤解ないよう先に述