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お店の話とか(仮)

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記事一覧

ムチャを言い過ぎだろ

少し前、無性に天津飯と餃子を食べたいと思い、近所の中華系チェーン店へ行ったときのこと。 …

信用経済

お茶屋さんが非日常な空間であることは、多くの方の認識としてあると思う。 ぼくらは当たり前…

一見さん、お断り

ぼくは、このイベントの日を加えると実はこれまでに三度、花街のお茶屋さんへ行ったことがある…

「そうだ お茶屋さん、行こう。」 

イベント終了後、打ち上げをするとのことで言われるがままついて行った先は祇園だった。 三國…

18歳のときのぼくに伝えたい

西澤姐さんは、現在の「炭火割烹 蔓ききょう」さんをはじめられる前、祇園四条駅からすぐ近く…

凄腕女性料理人 西澤姐さん

昨日、本当は「フランス料理の話」を書こうとしていたはずなんだけれど、三國さんのことを書き…

皿の上に、僕がある。

ぼくが仕事として料理をはじめたのが、1988年。 お給料は税込み11万円で、保険など福利厚生は皆無、賞与なし、休みは当然のごとく週1日。ちなみに家賃は3万8千円だった。 このときの初任給で、ぼくは初めて料理書を2冊購入した。「ぼくの美味求新」という食に関する随筆と「皿の上に、僕がある。」という料理写真集で、いずれも2022年暮れに37年の歴史に幕を下ろした「オテル・ドゥ・ミクニ」オーナーシェフ、三國清三さんの最初の書籍である(当時の表記は、「三国」さん)。 以前にもどこかで

ドレスコード 後編

昨年の夏、新宿時代からのスタッフが夏休みを利用し京都へ遊びにきていたので、京都スタッフ2…

ドレスコード 前編

万城目さんのおめでたい話題を書いていて、以前書いたものを読み返しているときに思い出した話…

パイナップルのソルベ 後編

当時ぼくは修業中の身であり、レ・シャンドールさんへ行けたのは数えるほどで、それもほとんど…

パイナップルのソルベ 前編

これは、90年代初頭の話。 2人の料理のお師匠さんや多くの同業者、お客様からも「京都で一番…

ハマチ 、 メジロ 、 ブリ

※ こちらの内容は、ウェブサイト(現在は閉鎖)にて2016年~2019年に掲載したものを再投稿し…

チェーンストア理論と時代の潮流

※ こちらの内容は、ウェブサイト(現在は閉鎖)にて2016年~2019年に掲載したものを再投稿し…

チェーンストア理論とカジュアルダイニングブーム

※ こちらの内容は、ウェブサイト(現在は閉鎖)にて2016年~2019年に掲載したものを再投稿しています。内容等、現在とは異なる部分があります。ご了承ください。 チェーンストア理論についての小難しい内容をぼくがここで説明できるというわけでもないけれど、それでも素晴らしいものということが何となくでもわかるのは、20代前半のころや店をやってからもチェーンストア理論の書籍を何冊も読んでいたから。 もし興味を持たれた方がおられたなら、日本における第一人者である渥美俊一さんがたくさん