イツモココデ運営事務局

私たちは小中学生を対象にした、オンライン空間の学び場「イツモココデ」を運営しています。…

イツモココデ運営事務局

私たちは小中学生を対象にした、オンライン空間の学び場「イツモココデ」を運営しています。 かつてはどこにでもあった異学年の子どもたちの交流の場を、ウェブ上に再現しようと考えました。 ゆったりした時間の中で「問い」と「答え」の糸を結び、自然な協力関係が育まれることを目指しています。

最近の記事

「25の問い」を楽しんでいただけますよう、ただいま準備中です。

私たちは平日、イツモココデの、見守り活動を行っています。その中で、お子さんたちの「問い」に驚かされることが度々あります。「そこを聞いてきたか」という質問に驚かされるのです。そして、その質問に、他のお子さんはどのように回答するのか、興味深く見守ります。大人ですと、複数人がそれぞれ考えても、それほど違った答えは出てきません。お子さんたちの答えは、「問い」同様、大人の想像をこえた内容のことがあり、目からウロコが落ちる思いがします。 「25の問い」はそんなお子さんたちに、「答え」の

    • それぞれのペースで、スモールステップ

      思い返して「塵も積もれば山となる」を実感 今でも小中学校には、「朝活」的な時間が設けられているのでしょうか。昭和の話で恐縮ですが、広報担当の私が小学生のころは、学校で「朝活」的な時間がありました。恐らく10~15分くらいの短時間だったと思います。季節により小さな音読(小声で国語の教科書を読む)や、なわ跳びをした記憶があります。なわ跳びが苦手だった私でも、毎日10~15分の積み重ねが功を奏し、2か月でなんとか二重跳びが跳べるようになりました。小さな音読では、クラスのほとんどが

      • 今年頑張ったこと、できたことを思い起こし、来年につなげたい。

        今年も残すところ、あとわずかになりました。 年の瀬になり、「~納め」をするごとに、今年一年、物事にきちんと向き合って来ただろうかなどと、振り返りをしています。子どものころ、学校で「一年の反省」と題した作文などを書く時、私は一年のダメだったことばかりを思い起こしていました。ダメなことばかり数えていくと、「来年は頑張ろう」という気持ちより、ダメだった自分にがっかりしたものです。私が育った時代は、何となくそんな、自分を褒めることの少ない時代でした。最近は自己肯定感を上げるために、

        • 「よい花は後から」じっくり成長するお子さんを見守る楽しみ。

          イツモココデのサービス問い合わせ窓口に、「どうして詳しく書かなくてはならないのですか?」と、質問してきたお子さんがいらっしゃいました。 小学生のお子さんたちは、「なぜ?なに?」の質問投稿がほとんどです。そんな中、問い合わせをされたお子さん(小5)は、回答投稿もよくされています。イツモココデには「質問は、できるだけはっきりと書く」という約束があり、もしかしたら「自分はできているかな」と、心配に思われたのかも知れません。私たちは「自分なりに伝えれば大丈夫!」とメッセージをお送りし

        「25の問い」を楽しんでいただけますよう、ただいま準備中です。

          フワッとわいてくる疑問を、気負わず問いかけられる空間です。

          何となくモヤモヤする、もう少しで晴れ間が見えそうなとき、小さなきっかけでそれがクリアになり、スッキリした経験はありませんか? 勉強をしていると「そもそも、どうしてこうなるんだっけ?」と、フワッと疑問がわいてくることがあります。その時は優先順位がそれほど高くない疑問だとしても、必ず自分なりに落としどころを見つけたくなります。そんな時にイツモココデの学び場を、思い出していただけたらうれしいです。 イツモココデは、「ひとりごと」をつぶやくように、気負わず「問い」を投稿できる学び

          フワッとわいてくる疑問を、気負わず問いかけられる空間です。

          新聞の隅っこの歳時記

          今からずいぶん前、私が新卒で入社したころの話です。 当時は、毎朝7~8種類の新聞に全員が目を通すのが決まりで、読後の新聞を集め、先輩方のマークした記事をスクラップするのは新人の役目でした。 先輩がなぜその記事にマークしているのか、考えたり、内容に目を通すことが勉強です。私は初めて存在を知った専門紙の、慣れない内容に、しばらく苦労したことを覚えています。 そんな中、ひと時ほっとできるのが、切り抜きをしながら新聞の隅っこの歳時記などに目を通すことでした。 「隅っこ」の魅力 地

          新聞の隅っこの歳時記

          シンボルが「28種類」の理由

          かんぜんすう? ちょっとだけ難しい話になりますが、ずばり「28」は完全数なのです。 完全数とは、約数の総和が自分の2倍になるような正の整数のことです。 28の約数は 1・2・4・7・14・28 です。    総和    1 + 2 + 4 + 7 + 14 + 28 = 56 「28」種類にした理由だなんて、お子さんに限らず多くの人がそれほど気にとめませんよね。少なくとも私は今回この記事を書くのをきっかけに「完全数」のことを知りました。「『28』は完全数なんだって」と親

          シンボルが「28種類」の理由

          シンボルは28種類。動物グループ・植物グループ、それぞれのシンボルをご紹介します。

          イツモココデの中で、子どもたちの顔になってやり取りするのが28種類のシンボルたちです。シンボルの成長がお子さんたちの励みになればと考えました。 動物グループ 14種 カエル、カワウソ、カブトムシ、フクロウ、サケ、トナカイ、クラゲ、アカウミガメ、シロクマ、イグアナ、ナマケモノ、アゲハチョウ、フラミンゴ、カモノハシ 植物グループ 14種 竹、松、モミジ、バオバブ、マングローブ、サボテン、ハス、ヒマワリ、イチゴ、レモン、コーヒーノキ、ラッカセイ、チャノキ、トウモロコシ シ

          シンボルは28種類。動物グループ・植物グループ、それぞれのシンボルをご紹介します。

          「シンボル」たちのお世話係さんを募集しています。

          「イツモココデ」を制作する際、私たちは子どもたちに楽しみながら学んでほしくて、その要素になるものをいろいろ考えました。その中で力を注いだ一つが「シンボル」です。 「シンボル」って何? シンボルは、お子さんの代わりに学び場で成長していく、いわばお子さんの分身(ゲームでいうアバター)です。イツモココデのやり取り経験値に応じ、シンボルたちが少しずつ成長していきます。 たとえば選んだシンボルがカエルだとします。スタートは生まれたてのオタマジャクシ、うしろあしが生え、まえあしが生え

          「シンボル」たちのお世話係さんを募集しています。

          「好き」を見つける

          勉強の景色 目を閉じて想像してください。「勉強の景色」と聞いてどんな景色が見えてきますか?積みあがっていく参考書や教科書、プリントの山、なんて、色のない景色が浮かんできませんか? 世の中には確実にまったく違う「勉強の景色」を見ている人がたくさんいて、どこで違っちゃうの?と時々思います。 色のついた景色 ファーブル昆虫記のファーブル、時間を忘れてフンコロガシを見ていたのは有名な話。エジソンもしかり、興味を持ったことにとことん向きあい、いくつもの発明品を世に送り出しました。

          イツモココデ、オンラインの学び場が始動しました。                                                  

          はじめまして 「イツモココデ」は小中学生が対象の、学びのオンライン空間です。 ホームページだけでは伝えきれない「イツモココデ」のことを、雑談を交えながら、少しずつ発信していきたいと思っています。 着想 きっかけは、NHKで放送されたあるドキュメンタリー番組でした。 異年齢の子どもたちで編成されたクラスがあります。大人は先生ではなく、一歩引いて見守る人。安心して過ごせる環境が整うと、子どもたちは自然と年上の子が年下の子を、何かが得意な子が苦手な子の面倒を見るようになるとの

          イツモココデ、オンラインの学び場が始動しました。