吉見百穴

画像1 埼玉県の吉見町にある、吉見百穴。 何度か近くを通って遠くから見る事はあったのですが、初めて入ってみました。平日の昼過ぎで、空いていました。他にいたのは2〜3組くらい。国の史跡になっていて大人300円で入場できます。
画像2 全体を撮ると、こんな感じです。カメラも持ってたけれど、iPhoneの広角でバッチリ👍天気に恵まれました。名前は百穴だけど200以上の横穴があって、昔の有力者が入っていたお墓だそうです。古墳だと壊さないと次の人が入れないから、横穴になったとか。たしかに、古墳を毎回壊すのは大変ですね。
画像3 真ん中に階段と手すりが付いていて、そこから登れるようになっています。行って初めて知ったのですが、ここは戦時中、軍需工場としても使われていたらしく、岩山の中を掘って、地下で飛行機を作る計画だったようです。しかし実際に使われる前に終戦を迎えたとの事。工事には朝鮮人労働者が3000人ほど携わっていたと資料館の映像で紹介されていました。手前の四角い入口は鉄柵で入れませんが、冷んやりした空気と湿っぽい匂いがしました。朝鮮人労働者に史跡を掘らせて戦争に利用しようとしたなんて、なんだか心が痛みます。
画像4 階段を登って、頂上付近。木々の隙間から遠く街並みが見えました。史跡の見学に来たけれど、強制労働の事実を目の当たりにして、軽くショックを受けました。平和の大切さを改めて考える事と、なぜ、韓国の人がまだ日本に賠償を請求するのか?あまりにも知らない事が多いんだと痛感してしまいました。
画像5 岩山から下りて来て、左側にヒカリゴケの発生している穴を覗いてみました。カメラで撮ったんですが、相変わらずブレブレです。真ん中より左上の黄緑色に少し光っている所がヒカリゴケのようです。
画像6 最後にお土産屋さんで、埼玉銘菓の五家宝(ごかぼう)をいただきました。ポン菓子に水飴ときな粉をまぶした優しい味わいのお菓子です。きな粉たっぷりで、口の水分が持っていかれるんですが、冷たくて美味しいお水も一緒に出してもらいました。 史跡巡りは、知ってたつもりでも、行ってみて初めて知る事も多いと実感しました。

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