土曜の夜は

週末は、1日中息子といられる楽しい時間である。

少しでも楽しい時間を過ごしたくて、まだ自動車免許を取得していない私は、電動自転車に息子を乗せ、どこまででも行く。

今日は、自転車で行けるというファーマーズマーケットに行ってきた。少し足を運ぶだけでこんなにのどかな風景が広がっているのか、と驚きながら、畑のなかを続く小道を進んだ。

そこで買った新鮮な野菜は、驚くほどおいしかった。都内にもすぐだし、少しいけば自然にふれられるし、いいところだなぁ。息子もにんじんジュースをおいしそうに平らげていた。

帰りに遠いほうの図書館に立ち寄り、自宅で昼食を摂って昼寝した。2歳児の驚異的な体力(と、イヤイヤ期)に向き合うと、すっかりへろへろだ。だから私も昼寝をしてしまう。そうでなければ、夜まで持たないから。

私は睡眠時間がたっぷりないと生きていられないのだが、息子のほうはそうでもないようだ。まだ眠いのに……というところで叩き起こされ、疲れてふらふらのまま、夕飯の準備にかかる。

夕食を摂ったあと、平日ならばお風呂に入れて、寝かしつけて……と、慌ただしい時間が待っている。でも、今日はなんだか疲れてしまった。ウチも、夫が土日休みだったらいいのに……と気弱なことを考えてしまったりする。

今日は土曜日だ、明日も休み。
明日は息子のベビースイムに行かれれば御の字だろう。

だったら今日はもう、無礼講でいいや。
息子もテレビを見放題にして、私はおもちゃが散らばるリビングのなかで、ソファに寝そべって小説を読んでいる。

もともと、金曜日にはこういうボーナスタイムを設けていた。保育園の帰り道に、近所のショッピングモールに寄り道するとか。

でも、土曜日にだってだらだらしていいじゃない。いつも頑張ってるんだからさ。

みなさん、今週もお疲れ様です。

(Day.10)

▼昨日の記事。「緊張しい」の自分。▼