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あなたの気分が一瞬で変わる話と、怒りを消す薬の話

糸数です。

今日は、ちょっと息抜きのおもしろい話をします。

1つ目の話しは、昔、メルマガでも話したことのある話ですが
おもしろいので、また話します。

「あなたの気分を一瞬で変える話」です。

2つ目の話しは、怒りを消す薬の話しです。

では最初に、

あなたの気分を一瞬で変える話を先にします。

あなたは、初めて海外に女一人で旅行に行きました。

そして、海外の最後の観光地では、昼食も取らずに
ハマってしまって、帰る時間になって、急いで
空港に向かいました。

あなたは、昼から何も食べていなかったので、
空港に着いたら、何か食べようと考えていました。

でも、最終便だからなのか?

お店は、ほとんど閉まっていました。

1件だけ、お店が開いていたので、そこで食べ物を
買おうと思って行くと、全部、売れ切れで、残って
いる商品は、高級クッキーの1種類だけでした。

クッキーが5個入りで、2,500円でした。

だから、誰も買わずに売れ残ったのじゃ~~!!と、
あなたは思いました。

お腹が異常に空いていたあなたは、仕方なく
その5枚入りの2,500円のクッキーを買いました。

ピンクのかわいい紙袋に入ったクッキーでした。

あなたは、心の中で文句を言いながら、
そのクッキーを買いました。

そして、どこで食べるか、場所を探していると、
長椅子と長椅子の間に、ガラスのテーブルがある場所を
発見して、さっそく、そこへ行きました。

あなたは、クッキーの入ったピンクの袋をガラスの
テーブルの上に置いて、カバンは、自分の足元に置き、
ガラスのテーブルを挟んで向こう側の長椅子に
白人のイケメン男性が座っているのを見ました。

あなたは、さすが海外と思いました。
普通に白人が隣りに居る。

とりあえず、あなたは、お腹が空いて死にそうだったので、
ガラスのテーブルの上に置いたピンクの紙袋を開けて、
クッキーを1枚、取り出しました。

そして、クッキーを見つめて、こう思いました。

「これが、2,500円のクッキー・・」

「1枚、500円もするんだ・・」

そう言った後に、一口食べました。

「うまい~~」あなたは、思わず言いました。

たぶん。お腹が空いていたからかもしれません。

あなたが、ひとくち、食べた瞬間、テーブルを挟んで
隣りに座っていた白人男性が、ピンクの紙袋の中に
手を入れて、クッキーを1枚、取ったのです。

そして、図々しくも、食べているのです。

あなたは、まぼろしを見たんだと思いました。
何が起こったのか、よく分かりませんでした。
「私の気のせいだったんだ・・」と思いました。

あなたは、クッキーを食べ終わり、次のクッキーを
袋の中から出して食べました。

すると、隣りの白人男性も、手を伸ばして、クッキーを
また、1枚、取りました。

あなたは、気のせいじゃないと分かりました。

1枚、500円もするクッキーを・・

あなたは、クッキーが5枚入りだというのに気づきました。

もう、ラスト、1枚しかない!!!

あなたは、急いでクッキーを食べて、次の最後のクッキーは、
自分が食べようと思って、紙袋に手を伸ばすと、
白人男性のほうが速く、クッキーを取られてしまいました。

白人男性は、あなたの顔を見て、二カッと笑い、最後の
クッキーを、半分に割って、その半分を、あなたに渡しました。
そして、残りの半分は、自分の口の中に放り込んで、スタスタと、
どこかに消えて行きました。

あなたに質問です。

1,彼に、どういう感情が出ましたか?

2,もしも、次に、彼に会ったら、なんて話しますか?

3,あなたの今の気分は、どんな気分ですか?

では、続きの話をします。

空港内で、アナウンスが流れました。

38便の方は、2番の搭乗口から、お入り下さい。

そういう案内が流れたので、あなたは、切符の番号を
確認するために、カバンを開けました。

すると、中から、ピンクの紙袋が出てきたのです。

そう・・

あなたが自分のクッキーだと思って食べていたクッキーは、

彼のクッキーだったのです。

あなたは、テーブルの上にあったピンクの紙袋は、
自分が置いたものだと、勘違いしてしまったのです。

あなたに質問です。

1,彼に、どういう感情が出ましたか?

2,もしも、次に、彼に会ったら、なんて話しますか?

3,あなたの今の気分は、どんな気分ですか?

「あなたの気分を一瞬で変える話」でした。^^;

これは、人の心は、こんなに簡単に変化するんだよ
という体験を、あなたに、してもらいたかったので

ということは?

もしも、あなたが、1日中、ストレスを抱えて
気分を悪くしているなら・・とても、もったいないことです。

思考が変われば、感情や気分なんか一瞬で変わるという
体験をあなたはしたのです。

もし、何かストレスを抱えてイライラしているなら、
一度、今、考えていることをやめて、逆の発想で
考えてみてもいいと思います。

次の話は、

怒りを消す薬の話しです。

むかしむかし・・

ある村に、接待の仕事をしている若い女性がいました。

綺麗な女性だったので、1ヶ月後に、王様のお城に呼ばれて
接待の仕事をすることになりました。

村の人は、大変だと騒ぎました。

この娘は、短気で有名だったのです。

少しのことで、すぐに感情的になって、お客に酒をかけたり、
怒りの感情を抑えきれないことで、有名でした。

村の人は、それが分かっているので、許していましたが、
もしも、王様のところで、怒りの感情が出て、王様を
怒らせたら、村にまで、被害が及ぶかもしれないと、
村長は思いました。

そこで村長は、山奥に住んでいる、どんな薬でも作れるという
仙人に会いに行くことを決めました。

そして、その娘も連れて、仙人に会いに山奥に行きました。

すると、仙人が待っていました。

村長は、事情を話し、怒りを消す薬があるかどうかを聞きました。

すると、仙人は、「あることは、あるんじゃが・・」

「この薬は、危険な薬で、正しく飲めば、怒りは消えるけど
間違った飲み方をすると、逆に怒りを生み出す者になる・・」

村長は、聞きました。

「怒りを生み出す者とは、一体???」

仙人は答えます。

「ワシも見たことがないので、なんとも言えないが・・
例えば、ヤマンバとか、鬼婆とか、そういう化け物に
なるかもしれない。危険な薬なのじゃ・・」

「飲み方さえ、間違えなければ、大丈夫なんじゃが・・」

娘は、それを聞いて「私は、大丈夫です。」
「ちゃんと正しい飲み方で飲みます、」と言いました。

仙人は、それならと言って、薬の飲み方を話しました。

「怒りが、出そうになった時に、もしくは、心の中で
怒りが出てきたら、この薬を、5滴、飲みなさい。
そして、口を閉じて、心の中で、300の数字を数えなさい。
300まで数え終わるまで、口を開いてはいけません。

これを、この薬のビンの中身が無くなるまで続けるのじゃ
できるかな?」

仙人は、娘に聞きました。

娘は「できます!」と大きく返事をして薬をもらいました。

そして、村に帰った娘は、怒りが出そうになったら、
さっそく、薬を5滴、飲みました。

そして、口を閉じて、心の中で、300まで数えました。

でもすぐまた、怒りが出そうになって、娘は、また、すぐに、
薬を5滴、飲みました。そして、口を閉じて、300の数字を
数えました。

この薬を飲んでいると、だんだん怒らなくなっていきました。

そして、とうとう、薬は、全部、無くなりました。

娘は、何を言われても、何をされても、怒らなくなりました。

でも、王様のお城に呼ばれて仕事をするのが、まだ残っています。

このまま、薬が無いまま、王様のお城に行くには不安が大きい・・
だから、もう一度、仙人から、薬をもらいに行こう

娘は、仙人に会って、薬が無くなったことを報告しました。
そして、また、薬がもらえないか、仙人に頼むと

仙人は、薬は無いと言いました。

元々、そんな薬なんか無いと言いました。

お前に渡した薬は、実は、ただの水じゃ

お前は、怒りを薬じゃなく、自力で消したのじゃ

だから、自信を持って、お城の仕事に行って来い!

その後、娘は、無事に接待の仕事を、やりとげたそうです。

感情を抑えきれない。コントロールできないという方は
是非、今日の話しを思い出して、口を閉じて見て下さい。

特に、女性に多い失敗が、スマホでのやりとりです。

ラインをする時、メールを出すとき、

私は、こういうアドバイスをしています。

「その返事、送信する前に、もう一度、読んでみて」

女性は、スマホで喋るように文字を打ちます。

感情で相手に返事をするのです。

スマホの場合、訂正が出来ないのです。

送ってしまった文字は、永久に相手のスマホに残るのです。

言葉での会話なら、相手に感情的になって話しても、
相手の反応を見て、言葉でフォローできますが

文字は、残りますし、そして、文字は、言葉よりもきついです。

文字は、意識だけじゃなく、潜在意識にも届くのです。

だから人は、目標を文字で書いて、壁に貼り付けるのです。

悩みの解決も、悩みは書きながら悩め。と言われています。

文字は、それだけ影響力が強いのです。

だから、あなたがスマホでラインなどに返事を書く場合は、
少し待って、その返事を受け取った相手が、それを読んで
どう思うか?までも考えてから、返事を送る癖、習慣を
つけましょうね。

怒りが出てきた時は、怒りを消す薬を5滴、飲んで^^;
心の中で、300まで数えてから、メールやラインは、
返事を書きましょうね。


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