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ジャズ・ア・ビエンヌのザブステージでスカウト?、いや、ラブコール   Paris Recording -19


パリでのレコーディングを終え、 ・・ビエンヌへ。
TGVでリヨンへ、乗り換えてビエンヌへ。
“ジャズ・ア・ビエンヌ”
今では世界最大のジャズ・フェスティバルと言っていいだろう。

実は、パリのレコーディングをその前にコーディネイト。
  ・・目的は3つ。
Mt. Fuji Jazz をやった時からアンティークシアターでの開催に惹かれていた故。
国内での円形劇場計画前に円形(すり鉢)の音響を体感したかった故。
そして、“JAZZ LIFE” “SOUND STAGE” の2誌の取材を兼ねて。

前日入りして、名高いレストラン“ピラミッド”でのロリンズの記者発表へ。
初日のロリンズのステージ、通路までぎっしり ! (消防、OKなの?)

翌日、まずはサブ・ステージでビールでも、 ・・と。
遺跡の中の会場はたくさんの‎Heinekenのパラソルが。
かつてのフランスの7月は乾いた暑さと日影の風は格別。
 ・・ということは、言うまでもなくビールは・・

サブ・ステージだが、たぶんアマチュアと言うより、
パリにまで出向かなかった地元のミュージシャンと言うべきだろう。皆、実に上手い !

3組目の登場で、ビールの手が止まった。
いや、1曲聴き終えたらおかわりしたくなった。
クラリネットも操りながらのヴォーカル、リズ。
なんと、フランス語でスイングするじゃないか !! 感動 !
横でテナーのジルベール、抜群にいい音だ !

声かけてしまった。
後日、音を送ってもらい、音質も含めクオリティの高さに、
「このまま、リリースしようか」 ・・と。
ふたりは、リヨンにある国立の音楽大学で教壇にも・・

出会いは実に嬉しい。

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