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失敗しても良い、と思えること

こんにちは。
「バーチャルをハレにする」ファッションブランド、Yarnwinderです。
ブランドオーナーの柑酉衣豆(かんどり いと)と申します。

諸々の理由があり、活動を縮小しているはずなのですが
まったく活動量が減っていない状況に少し焦っています。
ちゃんと休まないと、と思っているのに…

衣装制作の受注はこれまで通り進行しています!

そんなわけで今回は年明けからずっとかかわってきた「活動」に関する雑記です。

メタバース内での「イベント制作」をやっているんです。
企画運営やマーケティングに関わる展示会出展などの経験があるので
それを活かして企画のタスク管理と進行を交通整理しています。

そんなイベントの初回、テスト回が終わりました。
あとは動画編集したいなって思ってるけど、それはそれで。

リアルイベントのやり方でメタバースイベントをやってみて、
良かったと思うのは「失敗を小さくできる方法が見えている」ということ。
失敗というのは一定の法則があって、それが失敗となるにはその前に3回くらいの「何か」が「なかった」ことが多い。
それを先回りしてすくい上げていくと、大転倒しなくて済むよね…。

失敗上等なんだけど、やっぱり失敗って「擦り減る」んだよね。
失敗しても良いからチャレンジできるっていうマインドは良いんだけど
本当に失敗しちゃったときに「運」だけでその「大小」が決まっちゃうと
どっかで心身ともにスクラップされちゃう人が生まれちゃう。
心身がスクラップされちゃうのをどうにか避けられるようにしたい、と思ったのが手を出したキッカケ。

でも。
正直、商業ベースでやってたことを楽しみとしてやる企画に持ってくると、
「仕事ほどの管理体制をして良いのか」という迷いがめちゃくちゃあった。
その迷いすら理解した上で主催が受け入れてくれたので、今回進行できたのはある。
どこまでレベル感を落としていけばいいのか、落としすぎると結局大きな失敗を防ぐ体制っていうのはできないしね。
企業活動がとってる体制ってそういう意味では結果合理的なんだよね…

そんな中「仕事」ではぜったい提案できなかっただろうことをひとつ言い出した。
「どんなことをしなきゃならないか」というタスクをあげていくのに
「とりあえずやりながら、やらなきゃいけないタスクを見つけよう」ということ。
計画がないまま進んで計画に必要な項目をピックアップする、というめちゃくちゃな「テスト運営」をやることになった。

リアルで仕事だったら
会場を抑えて、プレス入れて、撮影班がいて…みたいな同じようなスタッフ会場、ヒトモノを揃えたとして…
たぶんざっと200万円くらいかかるんじゃないかなぁ…
メタバースと同じように人件費を除いて協力してもらったとしても100万弱はかかるんじゃないかと思う。

そういうお金がかかることに対して「やりながらタスクを見つけよう」というテスト運営は、リアルでましてや仕事では、なかなかできない。
お金がかかることに対して、そのお金はどこから出すの?って話になる。
チャレンジや試験実験試作にお金を簡単に出してくれたとしても
本番にテスト分含めて回収する方法を考える~みたいなことが起きる。

その点では、やっぱりclusterの「儲け思想」のない中で「テスト運営」ができるのは良かったなぁと思う。
残機がちゃんとある感じで、すぐにはゲームオーバーにならない感じ。
本当はたぶん現実でもそうなってくれたら良いんだけど、ね。

想定して計画しても漏れるのは当然だけど
「必ず何が必要か想定しておきなさい」みたいなプレッシャーのない運営
ブワッと走り出す草むらの追いかけっこみたいでおもしろかったな。
それは走り続けてなきゃできなくて頭フルフル回転MAX全速力が必須。
ずっと続けることなんてできないから
ここからしっかり手順として組み上げていくのも絶対必要だけどね。

最初しかできない体験だった。と思う。

「儲け思想」がないことに全面賛成ではないけれど
費用が掛からないことに対するリターンは確実にあったなと思った。

チャレンジは速攻試せて、構築はゆっくりできる。
ちょっとメタバースでは違う時間の使い方ができるなって思った。

また4月30日にイベントやるからclusterに気軽に遊びに来てみてね。

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