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ご依頼いただきましたーかなや/かなch様

こんにちは。
「バーチャルをハレにする」ファッションブランド、Yarnwinderです。
ブランドオーナーの柑酉衣豆(かんどり いと)と申します。

VRoidStudioというソフトを使って3D衣装制作をしています。
BOOTHに色々なお洋服を出品していますしココナラで受注も受けております。

今回こちらのココナラでご依頼をいただき衣装制作をいたしました。
デザインは「Leucaさま」が制作いただきその上でVRoidでの3D表現にしていったものです。
こちらでは「衣装」と「髪型」の制作を担当しました。

大きな流れとしては、制作依頼と他の方がデザインされた場合、3Dに仕立てることに同意をされているかを念の為確認しています。
今回はご依頼時にすでに先方に確認をいただいていたので、ご依頼をすぐにお受けすることができました。(たすかる)
デザインとして、私がいただいた三面図はこちら。

先にデザインがある場合でも、VRoidStudioではテンプレートと呼ばれる3Dモデルが決まっておりそれに沿った制作となります。
そのため、いただいた三面図をもとにデザインを最適化する作業が必須になっています。
最適化の困難なものの場合、最初からデザインするのとほぼ変わらないくらいの作業量になることもあります。

私がご依頼を受ける場合
どの程度再現可能か、再現ができない箇所はどこか、再現ができない箇所がどうなるか…ご説明した上でお支払い&ご依頼決定となります。
今回衣装で問題だったのは、スカートのフリルを浮かすことが困難では?という点でした。
フリルが平面的になってしまう可能性をご理解の上での制作となりました。
その時に「残念ではありますが」とおっしゃってたので、安易に無理と諦めないようにしようと思い、こだわってみました!

試行錯誤の結果、フリルの部分を立体的に作って平面にならずに制作することができました。

立体的に浮いている方がフリルの良さが際立ちますよね

実際のデザインでは、インナーのタイトスカートは別として
茶色のスカートは切返しはあるものの1枚仕立てになっています。ですが、VRoidでは上下段の2枚のスカートにしています。
背中側に切返し部分があったことで、2枚が重なっている部分を違和感なく1枚のように見せることができました。

横から見るとスカートが2枚重ねになっているのがわかってしまう…

衣装では試行錯誤して問題なかったのに対して、今回苦労したのは髪型でした。
おっしゃっている意味も技術的な限界も理解はしているものの、解決策が自分の中に限られていたためです。
もしかしたら知識量や技術力で、まだ改良の余地はあった可能性はあります。
とはいえ、現状でできる限りはやらせてもらいました。
お話を重ねていく中で、ご納得いただき使用ソフトの設定などでクリアいただく流れとなりました。

ご理解とご検討を重ねていただき感謝の限りです!

もっと多くの解決策を持って制作スキルを向上させていくことが大事だなぁと思った髪型制作でした。
この後も他の方からもご依頼をいただいた髪型制作について苦労が多いので、ワンランク上の制作スキルの必要性を感じています。

衣装お披露目を拝見するに、心配していた髪型は解消されているようでした!
ライブ配信はそれもあってちょっとドキドキしながら見ておりました。

衣装全体像です。
上の配信をご覧いただくと、コートの着脱やここにないピアスなどのアクセサリー、背面などの全体像をご覧いただけます。

こちらが今回制作した衣装

かなや/かなch
Youtube:https://www.youtube.com/@kana_chv
Twitter:https://twitter.com/kana_chv?s=20

ゲーム配信など不定期ですが土曜日によくされているようです。
参加型雀魂やってる…(衣豆も雀魂ユーザです笑)
ぜひチャンネルもご覧ください!

このたびは誠にありがとうございました!


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