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だから日本人はカルトに弱い! は?「追いトップガン」? 続編公開で再び注目される、トム・クルーズと新興宗教サイエントロジー 教祖はSF作家のトンデモ理論

 トム・クルーズ主演作「トップガン マーヴェリック」の人気が衰えない。公開から2ヶ月以上経っているのにもかかわらず、いまだ一部ではチケットの争奪戦が行われているという。

  作品を何回も鑑賞する「追いトップガン」なる言葉も生まれている(1)。

20代カップル:「僕は5回目になります」  

60代夫婦:「16回目ぐらいだと思う」  

男性:「きょうで39回目になります」「圧倒的な爽快感と没入感が体に染み付いて、中毒の症状です」  

追いトップガン7回 50代:「臨場感がものすごくあるし、本当に自分がコックピットにいるような感じは受ける」

(2)

 なかには84回も観る人も。

追いトップガン84回 40代:「つらいので、きょうは観に行くのやめようと思っても、夕方になるとちょっと元気出てきて。やっぱり、きょうも行こうかなって思って、行ってしまう」

(3)

 しかしだ。そもそもトム・クルーズといえば新興宗教「サイエントロジー」の熱心な信者ということは世界的に知られたこと。

 現在、日本においても旧統一教会の問題が明らかなっている今、トム・クルーズとサイエントロジーとの関係は無視してよいのか。

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サイエントロジーとは? カルト? ビジネス? 新宗教? 今もってその実態は不明


 サイエントロジーは、アメリカのSF作家L・ロン・ハバードによって考案。カルトや新宗教、単なるビジネスなどさまざまな指摘があるが、その実態は今なお、定かではない。

 ハリウッド・スターの信者としては、トム・クルーズのほか、ジョン・トラボルタが有名だ。

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