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アルバニアの首都ティラナの街歩き紹介

さて、今回はAIがお薦めしたアルバニアの観光地の最初にあげられたティラナの歴史と街歩きコースを紹介いたします 

AIがお薦めした観光地に関してはこちらのブログを参照してくださいね
アルバニアのお薦め観光地TOP3をAIに聞いてみた

アルバニアの首都ティラナは政治、文化、商業の中心地。交通網もティラナを中心に整備さでていますので、アルバニアを訪れる際には必ず立ち寄る場所ですね

ティラナの歴史

ティラナという名前で『町』として機能し始めたのは17世紀頃からだと言われていますが、古くから様々な文化や民族が行き交い、支配した場所だそうです。古代ローマ時代には、都市として栄え、中世にはスラヴ人、ビザンチン帝国、オスマン帝国などに支配されました

20世紀初頭、アルバニアは独立しティラナが首都となります。その後の第二次世界大戦中にはムッソリーニ率いるイタリアに占領され、戦後は共産主義政権が誕生しました。1990年代、共産主義体制の崩壊後、ティラナは急速に発展し、現在では超近代的ビルの建設が多く進められ、新しい都市として生まれ変わろうとしています

街歩きコース

近代化が進むティラナは有名な観光箇所みたいなものが多く存在しない場所なので、「お散歩系の街歩き」がお薦めです

まずは、スカンデルベグ広場からスタート
アルバニアの英雄、スカンデルベグの銅像を中心とした広場は面積40000ヘクタールの広さ!
広場に布かれたタイルは、国内はもちろん、コソボや北マケドニアなどアルバニア語圏の石を使用しているそうです

スカンデルベグ広場

広場の周囲には、アルバニアの歴史や文化を垣間見れる国立歴史博物館、18世紀のエヘムベイモスク、お洒落なカフェが並ぶオペラ劇場などがあります

次はエヘムベイモスクを後にして、イタリア占領下時代に作られた建物(現在は公共官庁舎)を見ながらトプタニ通りを歩きます
この通りはオスマン時代の城塞トプタニ(現ティラナ城)へと続く歩行者天国です。近くには建設中の劇場や美術館があるからか、並木道に沿って歌を歌う人や似顔絵を描く人も点在してちょっと西洋ヨーロッパの町的な雰囲気

トプタニ通り

トプタニ通りの終点はティラナ城
もとはオスマン時代の権力者トプタニによって作られたお城でした。現在は城壁が少し残っているだけですが、内部はカフェやレストランそしてお土産店が立ち並ぶ歓楽スペースとして利用されています
オリーブの木で作られた雑貨や陶器等アルバニアの代表的なお土産も空港のお土産店よりも品数も多いし、お手頃価格で入手できますよ

ティラナ城を一回りした後は、次の2つの終点が考えられます

1.ティラナの古いマーケット 『バザール・イ・リ』
古き良き時代のティラナを垣間見たいという人や活気ある蚤の市っぽい雰囲気が好きな方にオススメ
バザール・イ・リは、ティラナの古いマーケットのひとつです。近年リニューアルされ、開放的なガラス張りの屋根や周囲のポップなムラ―レス(壁画)など独自の雰囲気です
ティラナ城からトプタニショッピングモールを右に見ながら道を進み、プラザホテルがある広場(Sheshi Sulejman Pasha)に交差する大通り(Rruga Luigi Gurakuqi)を広場を背にして進むと約500メートルくらいで活気あるオールドマーケットに到着します

バザール・イ・リ

2.現代と近代が交差する『イタリア広場』
ティラナの町をもっとグローバルに楽しみたいという方にオススメ
ティラナ城の入口(トプタニ通り側)の反対側からお城を出て、右側斜向かいにある中央大通りブレヴァール(Bulevardi Dëshmorët e Kombit)に出て、ラナ川に架かる橋を渡りまっすぐ進みます
この通りはパレードなども行われるティラナの一番重要な大通りで、国会、大統領官邸、共産時代の高級ホテル『ログナー』などイタリア統治時代、共産時代などに建てられた昔ながらの建築物が並びます

ブレヴァールの終点は『マザーテレサ広場』
イタリア占領下にムッソリーニがお気に入りの建築家によって作られた折衷様式のティラナ大学、考古学博物館、美術大学などがありますが、大学を正面にして左側に見えるのが『イタリア広場』

イタリア広場はまさにティラナの近代史を建築物を通して知ることのできる場所
イタリア占領下の折衷様式、ファシスト様式、共産時代の建築物と超近代的なサッカースタジアムが周囲を囲み、モダンアートのオブジェを中心として多くのお洒落なカフェが立ち並ぶ独特な雰囲気です
サッカースタジアム内にもカフェテリアがあり、そこからは近代的なサッカースタジアムの内部も見えますよ。スポーツ、特にサッカー好きの方は是非!

サッカースタジアム内のカフェテリアからの眺め

以上、ティラナの街歩きコースをご紹介しました
アルバニアは古代ローマ時代の遺跡やオスマン帝国時代のモスクなども残り文化遺産やその影響を受けた国。その首都ティラナは近代化が進み、共産主義時代に建てられた建築物や現代的なショッピングモール、そして広大な緑が広がる公園など多様な顔を持ち、活気を感じられる町です

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