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僕が書きたいと思う理由【自己紹介】

noteを始めてから自己紹介をしていなかったので、僕が何者なのかについて書こうと思います。



はじめまして、いたばくしと申します。noteではエッセイを中心に記事を書いています。現在は妻と二人暮らし、東京は板橋区という場所で育ったアラサー男です。
ロック・映画・埼玉西武ライオンズが暮らしの三本柱です。そのほか、旅行とビールと散歩が好きです。

①noteを始めたきっかけ

小さな頃から創作全般が、特に文章を書くことが好きでした。小学校では架空の物語を作文用紙に書いて友達に読んでもらったり、中学時代はブログで中二病丸出しの奇文を書いていたりしました。

でも大人になってから文章を書くことといえばSNSにつぶやきを投稿する程度で、書くこととは縁遠くなっていました。


そんな僕がnoteを始めるきっかけになったのは、生活環境の変化です。


数年前、家族が病気になって色んな心配をしました。(いまも心配ですが…。)

自分の生活が変化したとき、自分の生活や身の回りの人について改めて考えるようになり、これまで僕の身の回りで起きた、取るに足らないような思い出をたくさん思い返しました。

そして僕の日常の中に、人生の転換点になった瞬間や、意外にドラマチックな出来事が潜んでいたことに気付いたのです。さらに言えば、その思い出たちこそが、今の僕を構築しているのではないかと。
だけど、そんな日常はいつ一変してしまうかわからない。日常は実はとても不安定で、だからこそ特別なものなのだと思いました。

だからその日常を文字に残しておきたいと思ったのです。いつか自分が読み返したときに、過去の日常がどれだけ特別なものだったか気付きたい。そうすれば、今の日常も愛せるようになるかもしれない。日常を愛することができれば、たぶん人生はそれなりに楽しいものになるはずですから。


そこでnoteのアカウントを作って、最初の記事を書きました。祖父と祖母と映画にまつわる少年時代の思い出です。

この記事を読んでくれた友達がとても褒めてくれたので、noteを続けてみようと思いました。
自分のためにnoteを始めたくせに、わかりやすいくらい人に褒められるとやる気が出るタイプです。

少しnoteを続けてみたところ、本当におこがましいのですが、考え方が変わりました。
僕の書くものは名も知らぬアラサー男の日常や思い出に過ぎませんが、読んでくれた方の気持ちをほんの一ミリでも前に動かせないだろうか、と考えるようになったのです。
ペースは本当に遅いですが、たくさん悩みながら、誰かに気持ちを伝えられたらいいな、と思って書いています。

②出身地の板橋区について

僕のペンネームの由来になっているので出身地の板橋区について書きます。板橋区は一応東京23区ではありますが都心を外れており、かといって一般的に東京の下町と称されるエリアからも離れています。(板橋区を「下町」と呼ぼうとすると墨田区とか荒川区あたりの人たちに怒られる気がします。)
じゃあベッドタウンと呼べばいい気もしますが、「いや23区なんだからベッドタウンではないでしょ」と多摩市あたりの人からツッコまれる気もします。

つまりこれといった特徴が無いのが特徴とでも言いましょうか、強いて言えば「東京のわりに緑が豊か」で「比較的畑とかも残ってる」のが板橋区です。

いわば都会と郊外の狭間、白とも黒ともつかない「灰色の街」で僕は育ちました。だけどそのどっちつかずで曖昧な雰囲気は居心地がよくて、今となってはこの灰色の街こそが自分のアイデンティティになっている気がしています。

現在は仕事や家庭の都合で板橋区を離れましたが、エッセイの題材は少年時代の出来事が多く、事あるごとに板橋の景色を思い出しています。
ちなみに山崎賢人が板橋区出身なのは相当なストロングポイントだと思っています!

③音楽について

10代の頃にバンドを始めて以来、4年ほど前までバンドやユニットで音楽をやっていました。ちなみにパートはキーボードです。

自分が思い描いた景色や言葉を音に置き換えて表現するのは、とても難しいけれどワクワクします。特に仲間と音楽をつくるのが楽しくて、仕事をしながらもライブや音源制作に精を出していた時期がありました。

しかし仲間と音楽を続けるのは難しくもありました。自分の実力不足もありましたし、ライブのたびに知り合いに声をかけて集客するのに疲れてしまったという理由もあるのですが、最後に組んでいたユニットも4年前に自然消滅してしまいました。それ以来、今はこれといった音楽活動はしていません。
それでも10代でロックと出会って心を揺さぶられて以来、今も僕の生活の中心には音楽があります。今は音楽活動のプレッシャーから逃れて(笑)、通勤時間、お風呂の中、寝る前、生活の色んな場面で音楽を聴きますし、自由気ままに自宅でピアノやギターを弾いています。
(ちなみに、今でもたまに曲を作ってアップしたりしています。)

僕は自分の思い出を曲にすることが多いので、エッセイを書くことと曲を作ることは根本的に似ているのかもしれません。


④今後の「書くこと」について

noteを始めて以降、皆様の素晴らしい記事を読んで心を動かされています。同時に、「僕もこんな風に書いてみたいな」と憧れることが多々あります。自分が物を書く上で、素晴らしい文章を読むことは何よりの肥やしになりますね。

今後は日常や思い出を書くという当初の目的をベースとしつつも、書く体力を付けて、そのうち小説の執筆にもチャレンジしたいと思っています。
前述の通り褒められて伸びるタイプなので(笑)、皆さまに認めてもらえるよう、精進していきます。

自己紹介にしては長くなりすぎましたが、どうかよろしくお願いします!

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