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ベトナム出張教育の体験談 パート1:生命力の熱量が半端ない

出発2週間前に急遽、ベトナムへ1週間出張が決定。会社や一緒に行く仲間が飛行機やホテルを予約。この準備に甘えて「ベトナムとは」を全く調べず前知識0で異国の地に降り立った私。

何も調べないからこそ現地の生の温度を肌で触れ、感じたこと、思ったことを記事にしていきます。

今回は、私が最初に感じた生命力の熱量が半端ないという話です。

人が「生きている」ことを全身で感じられる国


もちろん日本でも人は生きています。

しかし、日本の生活で「人が生きている」ことを実感することは滅多にないと思います。

ベトナムには「異国の地だから」では片付かない生命の熱量がありました。


街を歩くと、そこに現地の生活が溢れている


まず外に出ると

  • 車道が混んでいたらバイクは普通に歩道を乗り上げ走り去っていく

  • 道端の露店で果物を捌き、食器を洗っている

  • 外で椅子と机を並べて食事を楽しんでいる人が圧倒的に多い

といった景色が当たり前のように広がっていて、歩くだけで現地の生活感が垣間見えます。加えて「露店で物を売りながら育児」「昼食を食べながらの接客」といった私生活と仕事が見事にミックスされています。

道を歩くだけて、現地を五感で感じられます

このように歩くだけで人の生活(生きている姿)を目にすることは日本では少ないと思います。


命がけで道を渡る?


現地では普通らしいですが、何より最初に驚いたのは交通事情です。

片側3車線で車・バイクがガンガンに走っている道さえも信号や横断歩道がない状態で歩いて渡ります。車やバイクは止まりません、人の移動に合わせギリギリを交わして進んでいきます。

朝の通勤ラッシュ。この道を信号無しで歩いて渡ります

運転も車線を守るという概念は少なく、隙間さえあれば割り込み、我先へと目的地を目指します。タクシーで横との距離が数センチ!も普通でした。

それ故に街には日常的にクラクションの音が鳴り響いています。現地通訳に聞いた話ではクラクションは危険を伝えるというより、自分の存在を伝える意味合いが強いそうです。


日曜の夜でも元気に商売&大宴会


日本では日曜の夜は「明日から仕事だから」と家で控えめに過ごすことが、多いと思います。

一方のベトナムは日曜の夜も大宴会。宴会という言葉は不適切かもですが、現地の人たちは日本人と比べて本当に元気です。

  • 会話の中で喜怒哀楽を包み隠さず表現し、大声で笑います

  • 露店の軒先で食事をしていると他店の店員さんが物を売ってきます

  • ナイトマーケットが開催され、夜限定のフリマで道が大混雑

「今日騒いで明日から頑張ろう」といった感じで休息ではなく発散や勢いを明日からの活力にしているなと感じました。


まとめ


いかがだったでしょうか?

現地の熱量に怖気づいて、いい写真がとれなかったと記事を書いて反省中。
それくらい「人が生きている温度、匂い、活力」を五感で感じています。

そして改めて自分が日本にいた時は、いつのまにか守りに入っていたこと、生きることに必死なれていなかったことに気づかせてもらいました。

一度きりの人生、全力で走りきってゴールを迎える

この言葉を実現する活力をもらったぞ!!ベトナムの皆さん、ありがとう!

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