見出し画像

「@cosme」エンジニア社員インタビューVol.10 特別編白幡淳平さん&本多浩子さん(後編)~ 大規模サービスの会社で働くってどんな感じ?

日本最大級の美容系総合ポータルサイト「@cosme」のVPoE(技術部門マネジメント責任者)近藤俊太郎が、アイスタイルで活躍中のエンジニアに「突撃インタビュー」! 

記念すべき第10回の後編も、エンジニア向け会社説明会でのトークの模様をお届けします。現場で働くエンジニア社員おふたりのリアルすぎる声を引き続きどうぞ!


テクノロジー&クリエイティブ開発センター VPoE
近藤 俊太郎

新卒で日本電気株式会社(NEC)で金融系システムのSEとしてキャリアをスタート。その後、ベンチャー企業や三洋電機を経て、アイスタイルに入社。@cosme STOREの立ち上げや新規事業などを担当。2021年7月よりVPoEとしてテクノロジー、クリエイティブ領域を管掌。

プラットフォーム開発1部 プラットフォーム開発1グループ
マネージャー 白幡淳平

SIerからキャリアをスタートし、ネット書店、グルメサイトなどの自社サービスを展開している事業会社を経て2020年に株式会社アイスタイル入社。会員基盤の開発/運用を担当。「自分に関わる人の幸せは自分の幸せ」をモットーに今日より明日、より良くなるためのタネを探して奮闘中。

UXシステム開発1部 ウェブ開発グループ
チーフエンジニア 本多浩子

出身校: 首都大学東京 都市教養学部 人文・社会系(現・東京都立大学)
経歴:ITベンチャーにエンジニアとして新卒入社し、2014年よりアイスタイル社の業務に参画。@cosmeのweb版の運用や周辺システムの開発を担当。
趣味:焼酎(居酒屋・酒造巡り)、料理、ゲーム
マイブーム:知らないお酒に出会うと名前や味をメモする傾向があり、メモを数えてみたら今までに400種以上の焼酎を飲んでいたことに驚きと戸惑いを隠せません。

質問コーナー3「ワークライフバランスは?」

(近藤)さてさて、ワークライフバランスについても質問が来ています。「残業時間や繁忙期があるのか気になります」とのことですが。

(白幡)私は全然残業してません。あっても月にせいぜい10時間くらいで、ふだんは早く帰って子供と話をしたりしてます。なので、ワークライフバランスはバッチリ。

(近藤)1年間、育休を取られる方が男性にもいらっしゃいますよね。

(白幡)(近藤さんには)もっと働けって言われるかもしれませんが(笑)。

(近藤)大切なのは成果ですから。時間じゃないですよ(笑)。本多さんはワークライフバランス、どうですか?

(本多)ウェブのメディアなので緊急対応しなきゃいけない時はどうしても残業したり、土日に見ないといけない場合もあったりしますが、そういうのを含めても常軌を逸するような忙しい時期があるわけではなく、適度に休みながらできてると思います。

(近藤)昔のアイスタイルは…

(白幡&本多)(爆笑)

(近藤)昔に比べるとそこは大企業らしくなったかもしれませんね(笑)。

質問コーナー4「コスメに詳しくないのですが」

(近藤)次は、「入社前からコスメに興味があったんですか?」というご質問です。

(本多)実はコスメにはそこまでの興味はなくて、どちらかというと、「女性向けのサービスってどんな感じだろう? 裏側はどうなってるんだろう?」という興味が大きかったです。

(近藤)「当初、考えていたキャリアは叶えられていますか?」というご質問も同時に来てます。

(本多)う〜ん、入社時はそこまで自分の未来像を描いていませんでしたね〜。でも働いていく中で「やっぱりスペシャリストがいいのかな」「マネージメントやってみたいかも」と方向性を模索した時に上司に相談すると、そっちのほうにキャリアパスを傾けてくれる会社ではありますよね。

(白幡)一度やってみて「やっぱり違った」となれば、方向転換の相談に乗ってくれるのも嬉しい。

(近藤)合ってるか合ってないか、一度経験してみないとわからないですからね。

今、コスメへの興味の話が出ましたが、白幡さんは入社にあたり、どうでしたか? 僕自身、「男性なのにコスメのことわかるんですか?」ってよく聞かれるんですよ(笑)。

(白幡)ホンットに興味なくてですね…。

(近藤&本多)(苦笑)

(白幡)もう歳も歳なんで、そろそろちゃんと知っておきたいと思ってはいるんですけど。

(近藤)知らないことですごく困ったこと、今までありましたか?

(白幡)う〜ん…女子社員が喋ってることがわからないとか…。

(近藤)ハハハ(笑)。でも知らなかったことで仕事が滞ったことはないということですよね。

(白幡)今のところないですね。

(近藤)いずれにしても大丈夫。必要に応じて知ればいいことだし、10年くらいアイスタイルにいると、女性と同レベルか、女性以上にコスメのことを語れるようになりますから(笑)。

(白幡)へぇ! …なれるかな(笑)。

(近藤)まぁリモートワークになっちゃったからちょっと違うかもしれませんが、会社に商品はたくさんあるので触れる機会は多いはず。

アイスタイルって○○な会社

(近藤)じゃあ最後に僕から質問。アイスタイルってひと言で言うと、どんな会社だと思いますか?

(白幡)そうですね…アイスタイルの掲げるバリューに「Over the Border」がありますよね。アイスタイルって部署の垣根を越えていろいろやり取りをすることが多い会社だと思うんですよ。会員基盤なんかは全社的に使われているものなので…

(近藤)ほとんどのサービスが会員基盤でつながってますもんね。

(白幡)そこに変更が入れば、当然、他部署とのやり取りがある。担当している内容が違うメンバーともやり取りができて、しかもお互いに自然と協力し合うカルチャーがある。みんながそういう精神を持ってるところがいいなと思ってます。

(近藤)素晴らしいですね。本多さんはどうですか?

(本多)チーム開発してると困りごとが出てくることもあるんですけど、優しい人が多いので質問しやすく、あまりピリピリとした雰囲気にはならず、行動指針にも掲げられている「共創の精神」で、「困ったね」って笑いながら助け合える会社だと思います。

(近藤)実感あります。出社してるメンバーを見てると楽しそう。作業中は真剣だとしても、オンとオフをうまく切り替えて仕事してるのがわかります。退社したのにアイスタイルに戻ってくる人が最近増えてて。いったんアイスタイルを離れると、「アイスタイルっていい会社だったなぁ」って思うんですよね。僕もそうやって出戻ったひとりです(笑)。

アイスタイルに合うのはこんな人

(近藤)そんなアイスタイルには、どういう人が向いていると思いますか?

(白幡)ひとつは、自分の範囲を決めない人。「ここまでが自分の範囲。その外は関係ない」だと居心地が悪いかもしれません。人の領域に無断で踏み込まないことも大事ですが、「今、自分に何ができるだろう」と考え、自分の範囲を越えて自発的に動ける人はアイスタイルに合ってると思います。そういう人は成長するし、肩書きも変わっていきますね。

(本多)白幡さんのコメントと被ってしまいますが(笑)、私もいろんなことに興味を持つ方がアイスタイルに合ってると思います。運用という意味でもシステムがすごく多いので、それこそ自分の範囲を「ここまで」と決めてしまうと、せっかくのいろんな言語に触れる機会もなくなるし。

(白幡)それだと、システムを通して事業側と関わる機会も減りますよね。

(本多)そうなんです。良くも悪くもアイスタイルではいろんなシステムに触れることができるので、その先の事業に興味がある方はたくさん吸収できる環境だと思います。

(白幡)アイスタイルはエンジニアの組織としては、決まりが整ってる組織とは言い難いと思うんですね。

(近藤)うんうん。

(白幡)整っていないがゆえに、特に新しいことをやろうとする時は誰がやるのか決まってないことが多いですよね。むしろ、誰かがみずから手を挙げることで決まっていく。そういう時に手を挙げられる人が活躍できる会社だと思っています。

(近藤)アイスタイルには、やりたい人が手を挙げてやっていく「ハンズアップ」という制度もあるし。

(白幡)はい。自分のやりたいこととか、やりたいことじゃなくてもチャンスかなと思ったらどんどん手を挙げる準備をして挑んでほしいなと思います。

(近藤)ところで、「整ってない」のは事実として仕方がないし、みずから手を挙げて積極的に関われるのは僕もいいと思ってるんですけど…逆にアイスタイルが整ってきたらどうなるんですかね…。

(白幡&本多)(笑)

(近藤)ドライに感じて居心地が悪くなるのか、「よし、もっとよくしよう」とさらに積極的になっていくのか…。創立から20年経っても整ってないことがたくさんありますけど…整ってきた時に見えてくる世界って、想像すると…

(白幡)気持ち悪いかもしれない…

(全員)(爆笑)

(近藤)それを整えていきたいと思ってくださる方と一緒にその都度整えていくんでしょうね。もちろん整った頃にはまた変えなくちゃいけないことが出てくるから、その時にまた「整ってないね」って言いながら改善を試みることの繰り返し。

(白幡)まさにそんな感じで、転がってるチャンスを自分で見つけにいく会社と言えるかもしれません。

(近藤)これで、いただいた質問にはすべてお答えできたと思いますので、トークセッションは終了します。白幡さん、本多さん、本日はありがとうございました!

(白幡&本多)ありがとうございました!

編集後記

今回も「アイスタイルは、エンジニアをはじめみんな優しい」「管轄を越えて積極的に助けてくれる」というお話を聞いて、「やっぱり」と思わざるを得ませんでした。皆さん本当に口を揃えて言うんですよね! 自分から手を挙げて関わっていこうとする人がアイスタイルには合っているというお話も印象的でした。これも「優しい」「みんな助けてくれる」という社風とつながりますよね。

記念すべき第10回目も学びの多い回でした!

過去インタビュー記事まとめ

過去記事や取材記事などはこちらにまとまってます!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?