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"EC領域の要" 急成長事業を支える  課題解決型ロジスティクス

コロナ禍を経て、世の中は大きく変化しました。
特に化粧品業界の購買領域は元々リアル店舗の存在が圧倒的でしたが、
コロナ禍でECでの購買が急増し、現在では更なる利便性が求められています。
そんな急成長中のEC領域を支えるロジスティクス部門でマネージャーを担当している菊池彩香さんにお話を伺いました。

菊池 彩香さん
アイスタイルリテール ECカンパニー 業務推進部 ロジ在庫管理グループ マネージャー
2018年アイスタイルに広告営業として入社。現在はEC事業のロジスティクス部門のマネージャーを担当している。


ーまずは、アイスタイルでロジスティクス部門を担当されることになった経緯を教えてください!

自分のキャリアを考えるにあたって、お客様と長い期間で関係を構築していく営業に挑戦してみたいと思い、美容系の広告代理店の営業を経て、アイスタイルに広告営業として入社しました。しかし入社当時の部門が2020年9月末で事業撤退となり、2020年10月にECのロジチームに異動。ここで社会人人生で初めて営業職以外の職種にチャレンジすることになり、今に至ります。

ー初めての職種への挑戦に不安はなかったですか?

実はそんなに不安はありませんでした。
これはアイスタイル入社の決め手にも繋がってくるのですが、色々な事業がある点に魅力を感じ入社し、いつか営業以外のお仕事にもチャレンジしたいという気持ちを心の中で持っていました。なので異動先を聞いた時は、ロジスティクスという馴染みのないポジションではありましたが、「何をするのかよく分からないですが行きます!!(笑)」という前向きな気持ちでした。今ではこの異動はとてもラッキーだったなと思っています。

ー菊池さんは普段どのような業務をされているのですか?

主な業務は、チーム業務のサポートや、他部署や外部との連携・調整などです。
通常業務と呼ばれる発注や倉庫からの不良品連絡・返品などは、主にメンバーに任せているので、私自身はイレギュラーが起きた際の対応の指示や、業務が回っていないときにはフォローに入るなど、日々の業務に関しては基本サポート役に徹しています。
またチーム内で必ず一人一つはプロジェクトを持つようにしているので、どうやって進めていくかなど一緒に検討することもあります。

個人としては、インボイス制度導入の際のシステム改修や、Amazon内にオープンした@cosme SHOPPINGのフローの整備、これから予定している基幹システムの入れ替えなど、チーム内というよりECや会社全体に関するプロジェクトに参加しています。
大きなプロジェクトでは、自分がどうしたいというよりも、会社としてどうしていくべきか?ということを考える必要があるため、部門の代表としてよりよいサービスを作っていく為には何ができるか、いつも考えています。

幅広い業務×短いスパンでのPDCA

ーインボイス制度導入の際のシステム改修まで!かなり幅広く業務を担当されているんですね!

そうですね!幅広い業務を経験できることは、ロジスティクス部門の強みだなと思っています。
それに加え、短いスパンでPDCAサイクルを回せる環境もあります。リテール事業はここ数年で急成長した事業なので、事業伸長のスピード感にこちらもついていくために、短い期間でのトライアンドエラーを繰り返す必要があります。

そしてそれらの業務をロジチームだけで回しているかと言うと、全くそうではありません。カスタマーサポート部門やマーチャンダイジング部門など他部署との連携が多く発生するので、EC事業全体を通して横の繋がりを意識することで、スピード感をもって仕事ができる環境です。

またPDCAを回すと同時に、OODAループも同時に回し続けており、意思決定に時間がかかるような会社さんだとこのスピード感で改善を行うことはできないかなと思っているので、常にその時の最適解に向けて、自分たちで思考しながら環境変化に柔軟かつスピーディーに対応していけるところはうちの強みですね。

ーなるほど。一方で、今後改善が必要な点はありますか?

リテール領域としての売上は右肩上がりなのですが、ここ数年で一気に業績が伸びたことで現状の倉庫とオペレーションでは限界を迎えつつあります。

業績が伸びているのは会社として嬉しいことではあるのですが、今の倉庫も手狭になっており、イベント期間は@cosme SHOPPING用に別棟を借りるなど、物量に物理的なキャパシティが追いつけていないことが大きな課題です。

現状の倉庫で何ができるのかという直近の課題と、今後の倉庫移転やオートメイション化などの課題に対しては、ロジチーム内でプロジェクト化して、より良いサービスをお届けできるような体制を倉庫と一緒に作っていく必要があると思います。
まだまだ成長していく部門なので課題は山積みですが、立ちはだかる壁を一緒によじ登ってくれる(笑)心強いメンバーがいるので毎日頑張れています!

点ではなく線で物事を理解する

ー壁をよじ登る!(笑)
そんな菊池さんがお仕事をする上で大切にされていることも教えてください!

【物事の本質を捉える】ということを意識しています。
作業一つとっても何のためにやっているのか?それをすることで何に繋がるのか?を考えることで、点ではなく線で物事を理解することができるので、仕事をする上では必ず「なんのために必要なのか」という背景まで考えるようにしています。

ロジチームではキャンペーンの締め切り回りなどを設定することも多いのですが、いろいろな部署や取引先がある中で、最初から全方面で「この締め切りでいきましょう」と合意を得られることはほぼなく…そういった場合に、本来目指したいところは忘れず、それに近づけられるように折り合いをつける、というような調整力も必要となるため、業務の中では「本来のあるべき姿」というものも意識するようにしています。

課題を楽しむ

ー最後に、これを読んでいる人にメッセージをお願いします!

私自身が未経験だったこの領域でマネージャーになっていることもあり、本人のやる気があれば専門的な知識がなくても活躍できる部署だと思っております。

ECに関しては、在庫がなければお客様に販売できませんし、受注があっても出荷できないと会社として売り上げが立ちません。いかに適正な在庫を持っているか、出荷遅延を起こさずにお客様にお届けできるかなどを考えていく必要があるため、リテール事業の中のECという領域の要を担っているのがロジチームだと考えています。
また提携倉庫はもちろんですが、社内で関わる部署も多く、齟齬が発生しないように正確に情報の伝達をする必要があるため、コミュニケーションも必要なスキルとなります。

ECやロジスティクスの経験がなかったとしても、流通業界や化粧品に興味がある方でしたら大歓迎です!未来について一緒に考え、次から次へとあらわれる課題を一緒に楽しんでいただける方とチームを作っていきたいと思っています。

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