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【投資】「小型株は地方のローテクに注目」 by 藤野英人氏(日本経済新聞)

日本経済新聞WEB版で見つけた記事。レオス・キャピタルワークス代表の藤野英人氏の個別株投資のノウハウ。

今でこそ「ひふみ」シリーズの運用者、運用会社の代表として著名な藤野氏ですが、もともとは日本の中小型株の運用者。自分にとって参考になる内容でした。

特に意識をしておきたいことは:

  • 「経営者がどれだけアグレッシブか」

これは確かにそう思います。あとはそもそも「会社をさらに大きくしたい」と思っているかどうか。最近特に感じてますが、社長の更なる成長への意欲も、特に小型株には大事かなと思ってます。上場してゴール、みたいな小型株もいっぱいありますので。

  • 「地方でシェアのある小売など、ローテクが強い」

いまや世界ブランドのユニクロもかつては山口県の地方小売店でした。成長するには必ずしもハイテクは必要なく、地方での成功体験を次は東京で、そして日本全国へ展開、そして更には世界へ。マーケット規模を拡大することで成長できる機会は多いということ。

これに関しては当方も思い出があります。1999年か2000年頃、銀行員時代にデリバティブ組入の商品を売りに大阪に出張に行った時のこと。支店の担当者から「地元で流行りの回転寿司があるんですよ」ということで、ランチに連れていってもらったのがくら寿司でした。食べたお皿を席から流しに流し入れるシステム、そして回っている寿司の時間をバーコードで管理して、一定程度時間が経ったら自動的に廃棄するという、当時としては画期的なシステムを導入していました。

その時はまだ上場していませんでしたが、そこからあっという間に上場(2001年5月ジャスダック上場)、あれよあれよという間に全国規模の会社になりましたね。

そういった魅力的な地方企業に出会えたらいいなと思いますし、地方に住んで投資をしている人は逆に「地元の企業で、社長がゆくゆくは全国展開を目指している」って会社に注目してみるのもいいですね。

#日経COMEMO #NIKKEI

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