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夜光詩社短歌(下)

夜光詩社短歌(下)

□草川 義英 (一点)

大鳥居石の鳥居を仰ぐさに去年こぞ
見たるあかつきの月


ひとりゐの冬のあらし夜向ふ山を
雪がとぶかや空の明るさ


(函館毎日新聞 大正七年一月八日 七日夕刊 一面より)


※草川義英は與志夫の函館商業学校時代のペンネーム、同学校の生徒
 を中心に結成された夜光詩社という短歌クラブに所属していた。
[解説]夜光詩社について


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       函館市中央図書館、国立国会図書館、所蔵

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