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寝相が悪くて「宇宙」ができた

「私たちは、なぜ生きているのか?

永遠のテーマかもしれません。ものすごく重い話だと思います。しかし、きっと答えが出てしまったら何も難しくない、とてもシンプルな話なのだとも思っています。

「私たちは、なぜ生きているか?」を考えるにあたって、「宇宙は、なぜ存在しているのか?」について考えてみるのも、ひとつのヒントになるでしょう。

ここで今一度、この記事で取り上げたことについて、触れてみたいと思います。

宇宙が始まる前に存在していたのは、膨大な「意識」だったといいます。この膨大な「意識」というのは、宇宙全体の「意識」であり、木内さん自身の個の「意識」も、この宇宙全体の「意識」の一部であることを感じたそうです。
この宇宙全体の「意識」の「ひずみ」から生まれたのが、私たちの三次元世界であり、それは生まれた瞬間から、その「ひずみ」を解消するために動き始め、「意識」のちょっとした歪みを直すために存在しているということだと、木内さんは理解したといいます。

「臨死体験は脳内妄想か?」より引用

木内さんという方の臨死体験に関するものです。なかなか興味深い内容だと思うのです。まとめるとこんな感じです。

1.宇宙が始まる前に存在していたのは、膨大な「意識」
2.この宇宙は、その「意識」のひずみから生まれた
3.そのひずみを解消するため、この宇宙は動き始めた

ものすごくざっくりしたまとめではありますが、要は、そういことです。

念のため、あらためて元動画も貼っておきます。

この話、私は妙に納得してしまいました。そして、ちょっとクスっときてしまいました。

「ひずみを解消するためにこの宇宙が動き始めた」というのなら・・・例えば、ベッドで寝ているとするじゃないですか?でも、ちょっと寝相がしっくりきていないわけですよ。「うーん、ちょっとここ違うんだよなぁ」と思ったら、寝返りをするでしょ?宇宙の誕生なんて、そんなもんだと思ったのです。

膨大な「意識」が、ひずみを感じていて、それを解消するために、この宇宙を作ったというのは、私たちレベルに落とし込んで考えたら、ちょっと寝相が悪い(ひずみがある)から、「寝返りを打った(ひずみを解消)」みたいなものです。

おかしい?でも、そういう感じでしょう。そして、そう考えたら、なんかちょっと笑っちゃいます。


もちろん、そもそもこんな話をまともに取り合うなんて、バカバカしいという人もいるでしょう。臨死体験なんて、ただの脳内妄想かもしれません

そうやって、ただの妄想と切り捨てるのも自由です。実際、私だって、この話が宇宙の真理を表しているなどとは言いきれません。でも、その逆もあるのです。つまり、ここに真理がないとも言い切れないわけです。

不明」なものは、その中身がはっきりするまで使わず、「部品箱」に入れておけばいいと思います。貯めてある部品が多ければ多いほど、真実像は作りやすいです。「不明」なものが多ければ多いほど、情報の組み立ては簡単になります。「不明」な情報も立派な財産なのです。

「分からなければ「不明」に分類」より引用

真偽不明なものは、どちらかに決めつけることなく、一旦、「不明」として取っておきます。本当かもしれないし、嘘かもしれません。けれども、仮に本当だとしたら、「あー、そういうことかも」ということがあるわけです。そして、そうした仮説が成立する場合、どんなことが考えられるのかについて、考えてみると面白いものです。

例えば、この宇宙が、ひずみを解消するために動いているのだとしたら、そのひずみとは何でしょう

いろいろなことが考えられます。

私なりには、そのひずみとは、世の中で「悪」と呼ばれているものではないかと思ったりしています。「愛の欠落」というひずみかもしれません。

何故、そう思うのか?

それは、そういうものを正していくストーリーが美しいからです。そういうストーリーが美しいということは、私は、この宇宙がそのために存在するということの証でもあると考えます。

そう思ったら、それを正していくための宇宙なんでしょ?そしたら、それをやるだけじゃん?なんだか・・・なんも怖くなくなります。

だって、そういうものを正していくために宇宙は生まれたんですよ?

そして、それがそんな大層なもんじゃないのです。寝相を直すのと同じです。気持ち悪い姿勢の部分があったら、ちょっとそれを直すだけのことです。ヒョイってなもんです。

そう思ったら、自分が美しいストーリーだと思う方向に向かって、淡々と生きていくだけです。ただそれだけで、きっといろんなものが拓けていくのだと思います。

あ・・・それは、木内さんの臨死体験が、妄想じゃないという前提の話です。なので、違うかもしれません。けど、違ったらどうします?どういうつもりで生きていきます?

別の答えがあるのなら、それを大切にして生きてみればいいと思います。

私が考えたいのは、冒頭の「私たちは、なぜ生きているのか?」という疑問についてです。私は前向きに、そして意味があると思える時間を過ごすため、「その臨死体験の話、ほんとかもね?」と思って、生きてみようと思うのでした。

寝相くらい、直してやるか・・・って感じです。


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