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海外交通ICカードの残高がもったいなくて・・・

結構いろんな都市の交通ICカードが何枚も貯まってしまっています。現地では毎回切符を買うのは面倒ですし、運賃を調べる手間もかかります。そもそも切符では乗れない都市も増えています。

ですが我々ツーリストにとっては、交通ICカードの残高を使い切ることは事実上不可能です。払い戻しを受けることはできますが、どこでも出来るわけでもないしやっぱり面倒。

ということでこうして使い残したICカードコレクションが出来上がってしまいます。問題なのはこのコレクションには結構なお金が残っている点です。

もちろん都市によってはすぐに再訪するので問題ないのですが、なかなか行けないところも多いです。例えば上海ですらもう5年くらい行ってないです。

ざっくりですが1枚あたり2000円相当だとして、10枚以上ありますからなんと2万円くらいあるんじゃないかと思います。2万円あればLCCで韓国に行けちゃいます。

【追記】24年3月、深センのカードには5000円以上残ってました

そうこうしているうちにカードは有効期限切れになっていくのです。最初の写真の中にも何枚か期限切れがあるかもしれません。下はオランダのカードですが、ちゃんと有効期限が書いてあって、2024年12月1日に期限切れです。オランダについてはそれまでに行くのでまだいいですが。

オランダのICカードは有効期限が迫る

最近はICカードではなく、クレジットカードで直接乗れる都市が増えつつあります。これなら使い残すということがありませんから大歓迎です。

下は今週出かける深センのICカードです。深センも含めた中国は都市ごとにICカードがありますが都市間の互換性はないです。例外は香港と深センだけです。深センはクレカタッチでは電車に乗れませんがWeChat Payなどは使えます。

ドラえもんはもちろん正規ライセンスされていますよ


こういった残高をオンラインで交換できるマーケットプレイスを誰か作ってくれないですかね。空港にある外貨募金箱みたいにユニセフとかに寄付でもいいです。ICカードである以上、技術的にはそんなに難しくはないはずです。Pocket Changeさん辺りぜひお願いします!


そして話は東京です。先日駅で見かけたこれ。現在Suicaの新規発行できないという話は聞いていましたが、私はモバイルSuicaなので関係なかったんです。ところが、インバウンドの人たちにとってはこれは死活問題ですね。

これICチップ不足だけが販売停止の理由ではない気がします

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