![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/132820631/rectangle_large_type_2_1b36453d9d273f06fd82c4f2dee00422.jpeg?width=800)
ANA国際線のプレミアムエコノミーシートの開放とその価値
深圳4日目です。
今回は普段は使わないANAの羽田ー深圳直行便で飛んでまいりました。ANAは(も)平会員なのに、何故か24時間前のオンラインチェックインで、プレミアムエコノミー席を指定できました。
どういうわけだろうと思って調べたら、これはエコノミー客に対してプレミアムエコノミシートの開放なのですね。私が飛んだNH965には元々プレエコの設定自体がないのですが、この日使用する機材がプレエコシート付き運用なので、エコノミー客にエコノミーに開放してるみたいです。SFC(スーパーフライヤーズクラブ)などの上級会員ならば最初から選べるみたいです。
プレエコの設定がないのにプレエコシート付きの機材を飛ばすのかは、おそらく機材の運用の都合だと思われます。
開放と言ってもあくまでも座席だけの話しでして、食事もその他のラウンジ入室とか優先搭乗などのサービスもすべてエコノミーのままです。特に開放せずブロックしてもいいんだろうけど、まあ減るもんじゃないし、21席しかないから気付いたもん勝ちってことでしょう。
プレエコシートの欠点は、隣の席との間に上に持ち上げられない肘掛けがあることです。このために仮に隣が空いていても、隣席との間には壁があり、隣席を含めて使うことができません。大型機材で空席が多い時に横3、4席を独占して、完全に平らな場所で横になって寝ることを「エコノミーフラット」または「貧者のフルフラット」とその筋では言います。
昼間の5時間弱のフライトなのでほとんど寝ませんから、エコノミーフラットである必要もないのですが、3−3−3のエコノミーよりは2-3-2のプレエコの方が快適だろうと考えて、遠慮なく恩恵に預かりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1709475519613-kD1o8wD2GD.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1709475520242-Jqkno7mwQl.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1709475519758-zg9nzm4cpY.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1709475520954-0vCobGYIA3.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1709475520877-BpG2AXYDCo.jpg?width=800)
この席がもし販売されていたら、エコノミーに比べて香港あたりまでで往復で軽く10万円以上は高いはずです。正直私は全くその価値を感じないです。過去に一度だけ、JALでエコノミーからプレエコにインボラアップグレードされたことがあります。今回もその時の印象と全く同じで、プレミアムエコノミーというクラスは本当に中途半端であると、私は改めて感じました。プレエコ買うならビジネスを買うべきで、ビジネスが買えないなら大人しくエコノミーで2、3回多く旅行した方が絶対にいいですよ。
プレエコシートは値段に見合うほど快適ではない、ということだけは断言しておきます。
【2024年3月6日に追記】
3月5日に帰路のNH966でも同じように789プレエコ設定機材で運行されたので、24時間前のオンラインチェックインでプレエコ開放されていました。
国際線機内食を悪くいうことは基本ないつもりですが、往復ともにANAはつまらない味付けとメニューで本当にがっかりしました。青組メインの方もそう言っていました。ANAはアシアナ、エバー、ヴェトナムなど(キャセイだけは違う)のアジア系エアラインにありがちな、ドリンクサービスに頓着や配慮が全くありませんね、そこはJALとは大きく異なりますし、欧米のエアラインはちゃんとしています。
最近の機内食ヒットはエバー航空の圧勝です。ドリンクサービスは全然だめめですけどね。
![](https://assets.st-note.com/img/1709721800487-apDvoIL6qt.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1709721795364-OH5ZI9hArh.jpg?width=800)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?