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プロヴァンスで日本人デザイナーの絵皿に一目惚れした

プロヴァンスのムスティエ・サント・マリーという村があります。ムスティエ焼きという歴史がある焼き物で有名です。私はとてもこの村が気に入っていてこれまでに2回行きました。この村の話はまた書きます。

さて、7年くらい前に初めてこの村に行ったときに偶然入った焼き物工房で、この絵皿に出会って一目惚れしました。

何の予備知識もなくふらっと工房に入って、これだと思いました。そして工房の人にこれくださいと言うと、どこから来たのかと聞かれたので、日本からだと答えました。すると「これはジュンコがデザインしたんだよ」とオーナーっぽい人が言うではありませんか。

それが三佳純子さんという日本人アーチストです。私は本来こういうタッチの絵が好きというわけではないのですが、彼女のこれにはピンときてしまいました。特にモノクロームの人物のデザインと動きにやられてしまいました。今にも動き出しそうじゃないですか。そしてその動きにはリズム感がある。全然日本人がデザインしたとは思っていませんでしたので本当にびっくりしました。オーナーもどうしてここに来たのか、純子の絵皿を選んだのかと、驚いていました。

その後彼女に連絡をして、私の仕事関連でお願いするかもしれないと相談したのですが、残念ながら私の方の問題でそれは実現できませんでした。その時に他の作例を何点か送ってもらったので、そのうち2点だけ紹介しておきます。透かしが入っているのでそのまま載せておきます。

これは私でも知っているパリの老舗カフェ「カフェ ドゥ マゴ」で2回作品が展示されています。彼女がフランスで評価されているのも、私にはなんかすごくよくわかります。

Les Deux Magots

私が訪れて購入した、ムスティエ・サント・マリーのムスティエ焼きの工房、「アトリエ・ソレイユ」が彼女の作品を何点か制作販売したときのものです。

Atelier Soleil

今でもアトリエ・ソレイユのショッピングサイトでティーポットとティーカップが販売されていますので下にリンクを張っておきます。

作者の三佳純子さんのオフィシャルWEBです。


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