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鶴の湯温泉では山の芋鍋を侮ることなかれ (秋田 乳頭温泉)

乳頭温泉郷の名湯「鶴の湯温泉」の食事を記録しておきます。この記事で使う写真は、2回分4泊の滞在での食事をミックスして紹介しています。

昼ごろに到着したのでお腹が空きました。チェックインもまだできないのでまずはお昼ごはんをいただきます。なんでしょうかね、山菜丼がなんかいいんですよ。特別美味しいわけでもないのに、素朴な味に身体が和みます。

右側はラーメンです。手前が味噌で奥が醤油。左の丼は山菜丼。ラーメンよりはご想像の通り山菜丼をおすすめします

お風呂の話はここではしません。ハイ、夕食にワープします。畳敷きの食事処でお膳で提供されます。正直食べにくくて足が痛くなりますが、それもまた良し。

ホイル焼きが何だったか覚えていません
つくねとシメジのあんかけは素朴な味


鶴の湯はなんといっても山の芋鍋です。山の芋ってこんなに美味しいのかと驚かされます。芋とは思えないしっかりとした歯ごたえがあります。甘味は少ないですが、なんとも言えない香ばしい味わいが鼻腔を抜けていきます。味噌仕立ての出汁につみれ、豚肉も少し。味噌味なんですが主役はやっぱり山の芋なのです。

4,5人分くらいの山の芋鍋
本陣に宿泊すると囲炉裏で煮込んでくれます。手前は岩魚の塩焼き。塩は山椒の風味もします
美味しすぎて何杯でもお代わりしてしまいます

そうですね、山の芋はどこか餅に似ている気がします。結構お腹いっぱいになりますが、たいてい3杯はいただいてしまいます。

そして大事なのは何と言ってもセリですよセリ。セリなんて子供の頃には近所の田んぼの畦にいくらでも生えていたのですけど、食べたことなかったですね。あ、こう見えても生まれは日本の三大都市ですが、街の外れの田んぼだらけのエリアでしたので、セリなんて雑草以下だったんです。

セリってどうしてこんなに美味しいのでしょうか。
お代わりください!
これはなんだっけ?
いぶりがっこ!
鍋が終わる頃には炭がいい感じに落ち着いてきます
ちゃんと水神様にご挨拶してから寝ます


zzz・・・・・・・


そして目が覚めると朝ごはんです。

お膳で供されます

朝ごはんも特別なものは何一つありません。太平洋側の旅館の朝食の定番とも言うべき鯵の干物はなくて岩魚の甘露煮です。卵料理はありません。あとはもちろん芋、豆腐、そしてご飯と味噌汁と漬物。これぞニッポンの山の宿の朝ごはんです。

山の芋のとろろ。朝からご飯がすすみます
山ウドとフキの煮物。こういうものって普段は食べないのに、こうした山の宿では無性に食べたくなるのでしょうね
岩魚の甘露煮です。もちろん骨まで全部食べられます。確かお土産用に真空パックで売っていた気がします

そして2日めのお昼です。

蕎麦じゃないかなあ、忘れちゃいました
餅?かなあ

以上、鶴の湯温泉のおいしいご飯のお話でした。
鶴の湯温泉の風呂の話はこちらでどうぞ。


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