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ロシア ウラジオストクの北朝鮮国営レストラン

2018年の10月に、ロシアのウラジオストクの北朝鮮レストランに行きました。ウラジオストクには北朝鮮の国営レストランが3軒あります。滞在中にその内の2軒に行きました。

写真をちゃんと撮ったのは高麗(Корё)だけだったみたいです。確か昼食時間でしたので、お約束の冷麺をいただきました。

味は流石といいますか、日本はもちろん、韓国で食べた冷麺のどれよりも美味しかったです。圧倒的な違いは麺です。深みと歯ごたえがまるで違います。私がその辺の焼肉屋でシメに食べてきた冷麺は申し訳ないですが完全になんちゃってのマガイモノでした。

店内は至って普通です。店員さんは若い女性が多く、みなさん確かに美人が多い。接客も日本的に言うとフレンドリーではないと感じるかもしれませんが、ごく普通です。値段も2,000円くらいなのでこれもごく普通です。クレジットカードが使えないという話もありますが、そんなことはないです。

私は北朝鮮の名を冠した料理を食べたかっただけです。それ以上でも以下でもなんでもないです。彼らからしたら外貨獲得と言うか資金源でしょうが、私が食べた冷麺が核弾頭ミサイルのボルト1本になっているかも、なんてことを考えていません。

カニのポスターの上のハングルは「新鮮です」と書いてあるみたいです。さすがウラジオストク

現在ウラジオストクに行くことができないわけではありません。私もそこは勘違いしていました。いまダメなのは日本からの直行便が運休しているだけです。近場であれば北京またはバンコクを経由すればそこからは直行便が普通に飛んでいます。以前はウラジオストクなどの一部の極東ロシアはノービザでOKでしたが、今はビザが必要のようで、観光であってもオンラインで電子ビザを申請すればOKみたいです。

奇異な目で見るのではなく、純粋に美味しい料理として強くオススメしたい一品です。そして一日でも早く、また普通にウラジオストクまで飛んでいける日を心待ちにしています。さらに本場の平壌にも行ける日が来て欲しいです。

ウラジオストクの話はこの先何本か書こうと思います。

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