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ペダルボード ‘22 Spring

こんにちは。花粉症の症状がくしゃみだけのいそかわです。春だけめちゃくちゃくしゃみが出ます。他にこんな症状の方に出会ったことがありません。特異体質扱いされます。

ということで、今回は半年ぶりのペダルボード紹介です。自分の中で結構納得のいくボードが組めたという自信が持てたので、どういう拘りを詰め込んだかについても話していければと思います。

ということでこちらが私の最新のペダルボードです。

まーたこの人新しいボードを組むために買い物してるよ(スイッチャー)

はい、私にしては珍しくスイッチャーを導入しました。One ControlのCaiman Tail Loopです。プログラマブルスイッチャーなので一気にエフェクターを切り替えたりできます。超便利です。某音屋で安くなってたので買ってしまいました。ちなみに私は「プログラマブル」って噛みそうで声に出して言えないので「一気に音が変わるやつ」って呼んでます。

そして、そのスイッチャーの中に4つのエフェクターをそれぞれのループの中に入れております。(Polytuneはチューナーアウトに入れてます)入れているエフェクターは以下の通り。

Loop1 : KLON KTR
Loop2 : Sitek Fuzzie
Loop3 : Empress ZOIA
Loop4 : BOSS DM-2(Vintage)

書いててとんでもねぇ機材厨だなって思いますね。何一つ高校生の足元にありそうな親近感の湧くペダルがありません。全部やべーやつの足元にあるペダルです。Fuzzieなんて使ってる人見たことないし。でも、全部自分の中では「好きで好きで仕方なくて足元に組み込みたかった」ペダルなんですよ。

ということでどうやってこのペダル等が選ばれたのか簡単に説明しますね。

基本の私の音作りは、歪み2台とディレイだけなんですよね。歪み2台あればクリーンからクランチ、ドライブ、ソロって感じでペダルの踏み分けやギターのボリューム調整で歪みの量をかなりフレキシブルに変えられてとても便利なんです。歪み系3台以上入れるとボードがデカくなるし1台だと心許ないので、2台がちょうど良いんです。そしてアルペジオとかソロを弾くときに雰囲気付けのディレイ(できればアナログディレイ)を弾くことで音作りが成立してしまいます。

そうしてボードを組むぞ、となった時に歪みペダルを選出する際に、KTRは単純に繋ぐだけで音が良くなるから、Fuzzieはファズなのにめちゃくちゃ便利なので選出しました。2台を同時にオンにした時のソロはファズのクリーミーな音で、でも音抜けが良いので本当に重宝しております。「音抜けの良いファズ」って多分ギタリストの夢ですよね。ケンタウルス系+ファズフェイス系、おすすめです。

KTRとFuzzieは過去に記事を書いているので是非読んでみてください。

ディレイは基本アナログディレイの暖かい音が好きでアナログディレイから選ぶことにしました。付点8分ディレイが好きでBOSS DD-6とかも候補にあったんですがどうせZOIA入れるしってことでとりあえず踏んだら良くなるディレイを入れようと思いました。アナログディレイだとめちゃくちゃ音が減衰するJHS Panther Cubとかもめっちゃ好きなんですけど、「ソロ時の音の気持ち良さ」という意味では自然だけどしっかり減衰するDM-2の方が合ってたのでDM-2にしました。

JHS Panther Cub V1.5 これはこれでめっちゃ好き。アンビエント系は最強だと思う。

そして歪み、ディレイだけではどうしようもない場面用にZOIAを入れています。シマーリバーブとかいつ使うねんですけど「いつか使うその時」のためになんでもできるマルチを入れてると他に汎用性の低いペダルを入れずに済みますからね。ここはデカい。小型ボードに貢献してますよ。「ZOIAはいそかわを救う」と言っても過言じゃありません。

そしてその4台をスイッチャーで制御することにしました。基本私は直列が好きなんですけど、ギターソロ後のクリーントーンとかになると足元がジャックナイフしてる時がありますからね。スイッチャーってなんだかんだスイッチの切り替えワンステップで一気に音を変えられるから便利なんですよ。


このペダルボードにストラト+マーシャルの組み合わせなら最強だと思ってます。でも、じゃあレスポールを弾くときはギター側のボリューム2つあるけどどうすんだとかマーシャルが無いときはどうするんだとか考え出すとこのボードが答えじゃない気がしてまた崩したくなったりするんですよね。あー沼。本当に沼。やばい。

給料をあとどれだけペダルブランドに突っ込めば理想に辿り着けるのか。クレジットカードの明細を見たら卒倒しそうになります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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