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オンからオフへ

仕事が死ぬほど嫌なわけじゃない。でも、この感覚はなんだろう。。。
日々の仕事を進めていくうちに「閉塞感」を感じている自分に気づいてしまった。

金融機関に勤めて数年。
気づけば、融資業務ではなく外国為替やAML/CFT関連を担当する部署へ。
同期は男女とも、法人を担当しているのに。。。
同期と距離が開いていく気がして嫌だった。
法人の知識を習得したいのに、部署からは外為関連の知識習得を強制される虚無感。
外国為替の推進で同伴するも、自分で全てを提案することができない焦燥感。
「いやー、法人の経験少ないから皆と話してても話合わせられないなアハハー」
なんて言って同期と飲みに行くたび、自分のなかで煮詰まっていく劣等感。
この会社にいる限り、この劣等感と付き合っていくしかないのか。。。と思っていた。
これはマジな気持ちである。専門分野があるメガバンクの方は分からないけど、地方金融機関で融資分野から外されたことは当時、なかなかの屈辱だったのだ。
融資分野のトップに立てないなら、他の分野のスキル×自分の金融スキルと組み合わせて何かできないか。。。
そんな気持ちがありながら、何も動けなかった2年前の2021年。



そんな私が2023年1月21日、なぜか高松にいる。

ちょっと待って。飛ばしすぎたなら、時を戻せばいい!トキヲモドソウ,フヒュウゥーーー


「アイバンちゃん、ガチで高松いく確率何パーすか?w」

12月、銀行界隈の情報収集のために始めていたTwitterでこんなDMがきた。

みなさんご存知、某白米大好きしまじろう垢の方である。

正直、DMきたか、、、(苦笑)って言うのが第一印象。
二人とも猫山課長好きなので、高松セミナーが告知された時点で
TLでは「行く行く!」とか「え?行かないんすか?」とか煽りあっていたけど、あそこまで騒いじゃうとぶっちゃけ行きにくい。(ナカマコさん、猫山課長ごめんなさい。)


だって身バレしたくないんだもの!
猫山課長の拡散力考えると「写真に写る=身バレ」じゃん!

「行けます!」

今考えても、なかなか大きな決断だったと思う。
もしTwitter始めてない自分だったら、どんなセミナーでも絶対行ってない。
すごく人見知りだが、それを隠すために話題が途切れないように喋り続けて、自分が疲れてしまう。いわゆる「ビジネスパリピ」なのだ。
社会人になってからは、自らコミュニティを広げることはあまりしなかったし「SNSで知り合った人と会うなんて気が狂ってる!」と思うタイプだった。
なので、この時「行こう」と思えたのは今思い返しても不思議な気持ち。
たぶん、なかまこさんをはじめとするSUNABACOを取り巻く方の熱にあてられたんだと思う。「人」と「人」を繋げるため、魂を燃やす熱に。

さて問題は仕事のスケジュールだな。。。
四国に行くことはなるべくなら言いたくないが土日も出勤する繁忙期に、上司が行かせてくれるのか。。。

悩んだ結果
『IT利活用による地方活性化セミナーを各地で開催している方がいるんですが、今後のDx化事例の参考のために行っていいですか?
私が良く読んでいる金融関係のコラムを掲載している方も登壇されるようでして。。。』と伝えてみると、OK!

この時ほど「おっさんに可愛がられてて良かった」と感じたことはない。
とにかく、これで高松行きは安心だ。

と思っていたら、画伯さんや退職届けさん、日焼けさん、野菜などの大物アカウントが続々と参戦を表明してくる。
いったい、当日の高松はどうなってしまうんだろう。私は生きて帰れるんだろうか。
アイドルにハマったことなかったけど「推しのために働く」の気持ちがちょっと分かった気がした。


そして、1月21日。緊張しすぎて、起きたのは朝の4時。
緊張しているから、頻繁にトイレに行く。決しておっさんになっているからではない。

来た!しかし甘かった。。。12時40分頃に着いたのに、人が多すぎる。
人がゴミのようだ。
どう頑張っても、あそこにいる猫山課長に近づけない。人気者すぎるんよ。
一瞬「アイバンが来ました!通して下さい」とか叫ぼうかと思ったけど我慢した。
席で静かにしていると「この中にねぎさんいますか!?」と絶叫している方がいた。
怖いので知らないふりをする。さっき叫んでたらあんな視線が刺さるのか。。。
ありがとう退職届さん、あなたの勇気は偉大です。


なかまこさん

今橋さん

お二人の基調講演内容は、詳細を載せることができないので割愛。
共通するキーワードは

「人との繋がりがないと入れない聖域がある」
「そことつながるためには教養が大事」
「教養とは、コミュニティごとの『御作法』である」

そして、ワークショップ「じぶせかノート」や様々なボードゲームで参加者との距離が縮まっていく。皆さん、様々な思いでこのセミナーに参加している。会社にいる自分のスイッチをオフにして、脳みそがマッサージされているような感覚。
そして、ついにこの時間。。。


きたぞ!なかまこさん×猫山課長×副サラさんのトークセッション!

雇用先に対する考え方がほぼ真逆に属している二人なので、発言の対比がより際立っていて非常に面白い!
共通している部分は
「自分の限界を決めていないこと」
「自分を信じていること」
「アクションしていること」
これはお二人だけでなく、この場にいる皆さんに共通していることだと感じた。

でも、自分一人で信じ続けるのは少し辛い。
だから自分達の遥か先、でもその先に確かにその人たちが存在していることを確認するために来ましたと。

質問がたくさん出て、大盛況のうちに終わったトークセッション。そしてそれをきれいにまとめていたなかまこさん、ありがとうございます。

やっぱり、何かを変えたいと思っている人に止まっている人はいない。
常に動いている。動きながら考えることが、凡人が超人に追いつくための唯一の道だ。
高松で過ごした時間はオンからオフになる時間だった。
いち会社員である自分から離れて、自分と向き合うきっかけをもらえた。
以前に、Twitterのスペースでクラバンさんが言っていた。

「自己啓発本や人に会うことはドーピング。でも、それで動き始めるなら良いと思う」
これは全くその通りだと思っていて、与えられた刺激を何に活かすかは自分次第。
始めたもん勝ちなのだと思う。
高松で得たものをまだ、きちんと整理できていないけど
「行って良かった。」これだけは間違いない。

ちなみに週明けに上司(信金太郎さん好き)から「セミナーどうだった?」と聞かれた時は思わず「すごいと思いました。」って言いそうになった。危ない危ない。


今回、このような場所を作ってくださった代表取締役のお二人をはじめとしたSUNABACOスタッフや関係者の皆様、ありがとうございました。

このnoteを読んで少しでも興味を持った方がいれば、以下のリンクへアクセスしてみて下さい。行くのに必要なのは時間と交通費と自分の気持ちだけ!


しかし、まだ終わってない。今回、高松にきた理由は一方的にセミナーを聞くためじゃない。

今回、来たのは猫山課長を直接話したいからだ。挨拶したいからだ。
それを忘れちゃいけない。話せる機会はないものか。。。


おや?誰が始めたか分からないけど、金融クラスタが酒瓶持ってゾロゾロ列を作っている。。。
列!並ばずにはいられないッ!
金融クラスタにとって酒瓶は呪われた装備。猫山課長でも解呪不可。

え?何どしたん?
なんで会場は珍獣を見る目なの?
上司にお酌するのは社会人としての常識だゾ☆

きたぞ。。。自分の番だ。。。

「アイバンです!HHKB持ってきました!」
あばばばばばばば。緊張しすぎて、アホみたいなこと言ってしまった。金融機関に勤めているやつの挨拶じゃないぞ。

猫山課長「おお!アイバンさん!持ってきてくれたんだ!」

神である。声が耳に優しい。

「あ!」と言って控え室に入ったと思ったら、ゴツい鞄からHHKBを出し始めた。

しかも3つ。

変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態変態

神である。HHKBを存分に触らせてもらった。

正直、人気者すぎてほとんど話す時間がなかったことが心残りである。次は、たくさん話したい。その時までに自分をアップデートしなければ。

SUNABACOの名刺を含めると猫山課長名義で3種類あるらしい。

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