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ドリブンズ四方山話、もしくはおっさんは言ってみりゃ可燃性(悲しい)

赤坂ドリブンズが燃えています。もうここしばらくずっと。なので(いつも通り)散文を書いてみることにしました。

いろんな人が「んんん?」となっていたのを見た、ということはこれ以外にもあるし、個人的に「んんん?」ってなったものもほかにもあるし、もっと言えば自分自身はっきりと疑義を示してきていたりもしてますが、まあいったんそれらの是非は置いておきましょう。

あのさあ。

悲しい!俺ァ悲しいよ!なんでこんなことになってんの?

「自分自身疑義を示してきていたりもしてます」と言っている通り、「なんでそういうことになんねんな!」とドリブンズ周辺に感じることは確かに多いのですが、とはいえ、「口を開けば火薬が出てくる」と言わんばかりに片っ端から燃えていくっていうのは異常ですよ。それって、「言葉をこころ良く受け取ってもらえる可能性が最悪ノーチャンスになっちゃってる」ってことですからね。なんか壁ができている。
ホント、なんでこんなことになってんの?

ドリブンズの実像

自分を含め、ドリブンズに「おかしいよ」って思うことがあって、それを口にするとき、絶対に忘れてはいけないのが「ドリブンズってそんなチームだったっけ」みたいなところで。

何かで話していることを見たり聞いたり読んだりすると、それが自分の中で像を結ぶとき、『へんちくりんなモノ』になってしまうことはよくあります。それらのものっていうのは、話の流れをコントロールしえませんし、何らかの切り取りがあれば要素が欠損しているものだから、そういうことはどうしてもおきますし、仕方がありません。

ですが、「感情が爆発している、切り取りのない動画」には、真実以外が映り込むことはありません。映画やドラマを除けばね。もし、動画でそういうことができるなら、役者になったほうがいいと思います(あおり抜きで)。
さて、この動画に役者はいますかね。

俺は、これが「ドリブンズの実像」だと思います。

愛されるべきおっさんたちが燃えているのは悲しい

「ドリブンズの実像」は、「麻雀バカで、でも、ゆえに不器用な、愛すべきおっさんたち」でしかないのです。
誤解されるのは不器用だから仕方がない。言葉が足りなければ、間違っていれば、理が合っていないなら、批判されるのは仕方がない。しかも、おっさんは、きょうびの本邦ではかなりの可燃性を秘めています。

「成績が悪いのは下振れだと思う」と負けている人が言えば確かに負け惜しみには聞こえましょう。でも「Mでは弱かったといわれてしまうのは仕方がない」と受け入れているのならそれはそれでいいじゃないか、とか。
「10戦ちょっとしか出場しない、その意味で明らかに不遇な女流プロ」といえば蔑視に見えるかもしれませんが、本来そういう意図はなかったことはわかっている。たとえ育成が(いろいろな意味で)うまくいかなかったことは認めざるを得ないとしても、それが差別だったか?と言えばそこまで強くとらえなくてもよいのではないか、とか。
自分が強いと思っている人が勝負に破れてしまったとき、「本当に強いという人が勝てるわけではないのが麻雀だ」と言えば、確かに「勝った人が弱いというのか」と言いたくもなりましょう。でも、「強くなるための努力をしているのを知っている人」が負けたんだったら、直接貶めたわけでもない、多少の悔しさを発露した言葉くらいは人間的だとは思えないだろうか、とか。

こういうのは「それはなんやねん」と言っている人にも「まあなあ」と思う部分は結構あります。でも、本来「愛すべき存在」であったはずのおっさんたちが燃えているのを見るのは、それはそれとしてたまらなく悲しいのです。なんでこうなったの?と。

言葉を嫌ってもいい、でも(その人が善であるなら)人やチームは嫌わないであげてほしい

世の中には「お前どうなっとんねん!」と言いたくなる人はたくさんいます。たとえ話として個人的なことをいうのなら、自分としては、政治的に「なんやねんなお前」って感じる人、あるいは嫌いな政治家なんてのは本当にたくさんいて、うんざりすることが(そのスタンスに関係なく)よくあります。
そういうのは仕方がないです。その人の善性が見えないとき、その言葉に善性を見出してこころ良く受け取ることは難しいですからね。

ですが、ドリブンズはそうではないと思います。あのおっさんたちは、多少、あるいはかなり、不器用ではあります。事実として批判をこれだけ受けてしまっている状況がありますから、それは否定しえない。ですが、おなじだけ「善いひとたち」でもあるのです。だからみんな「選手は好きなんだけどドリブンズは嫌いなんだよな」なんてことをいうのだと思います。

「それはおかしいよ」ということについて議論はあっていい。その言葉を嫌ってもいい。でも議論はあくまで言葉に向けるもので、人に向かってはいけないし、だから人はなるべく嫌わないでほしいなと思うのです。

本論はここで終わり。

「ココがヘンだよドリブンズ」でもやれば笑いにならないか

と!は!い!え!

実際「それどーなのよ……」って思うことが、ファンサイドからすると、ドリブンズ周りには結構多いのは(上述してますが)その通りだと、それも結構前から思っています。株主総会じゃないけども、たとえばそういうものを質問としてぶつける場があったりするのなら、昇華するチャンスもあるのでしょうが、ないわけで。だとすると、こっちで何とかするしかない。

越山監督としては「SNSとかでやってもらって構わない」みたいなスタンスではあるようなのですが、そういうのってSNSでやったところで炎上に見えるだけで、誰も幸せにならないんですよね。批判している本人でさえ別に幸せになれない。そこから議論になることもないですしね。どこまで行っても言いっぱなし。変に嫌われる可能性があるだけです。これは大変よろしくない、というかなにより面白くないのです。

そういうものをソフィスティケートするのは手間がかかりますが、でも、どうにかならんかなー……と思っています。何度かやりかけたのですが…。「おかしいと思った発言について、何がおかしいと思うのか」をちゃんと書く企画とかね。「ココがヘンだよドリブンズ」みたいな。そうすれば多少笑えませんかね?でも誰がやんねんっていう……。言い出しっぺの法則?しんどいなあw

ただ、なんらか多少の問題があろうとも、そういうあばたをえくぼに見せるのがファンの役割でもある、というのが持論でもあるので、ちょっとなんかできないかは考えてみたいところですね。

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