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英語の面白い慣用句

二つ以上の単語が結合して、全体が特定の意味を表わす言いまわし。

精選版 日本国語大辞典

人それを、慣用句と言う。

というわけで、英語にもあるだろうと勉強がてら調べてみました。


at the eleventh hour

直訳だと「11時間目に」でしょうか。
実際には「ギリギリで」「土壇場で」という意味になります。

この「at the eleventh hour」という慣用句の由来は実は聖書にあります。
聖書では日が昇る朝6時から夕方の6時までの12時間を労働時間と捉えていたようで、この解釈で行くと夕方の5時がeleventh hourにあたります。ですが、労働者の中に夕方5時にやってきたにも関わらず、朝から働いていた労働者と同じ報酬をもらっていたという話から、この慣用句が生まれました。そのため、現在では何かの直前に入り込むことでなんとかなるという意味で使われています。

http://www.eigo-kaiwa.com/phrase/


let the cat out of the bag

直訳だと「猫を袋から出す」でしょうか。
実際には「うっかり秘密を漏らす」という意味になります。

昔、商人たちは子豚を袋に入れて売買していて、中には客を欺くために、子豚の代わりに猫を袋に入れて売っていた詐欺商人もいたそうです。袋から猫を出してしまうと秘密がバレてしまう。そこからこの表現が生まれたというのが現在最も広がっている説です。

https://beo.jp/en-phrase/let-the-cat-out-of-the-bag


15 minutes of fame

直訳だと「15分間の名声」でしょうか。
実際には「つかの間の名声」という意味になります。

「15 minutes of fame」のフレーズが使われたのは1968年のことで、ウォーホルさんは「未来には、誰でも15分間は世界的な有名人になれるだろう」と述べられ、1970年代末になると「60年代の予言はついに現実になった」と話されましたが、何度もしつこくマスコミからこの言葉の意味について尋ねられることにうんざりし、当初の言葉を「In 15 minutes everybody will be famous.(15分で誰でも有名人になれるだろう)」と言い換えて、以後、同様の質問には回答を断るようになったそうです。
そして、当初は映画業界や俳優などに対して使われていた言葉だったのが、一般に広く意味が浸透していき「15 minutes of fame」の比喩表現のフレーズとして日常生活でも使われていくようになったのだそうです。

https://ameblo.jp/career-wing/entry-12365915791.html


気の利いた例文でも載せたいところですが、私の英語力では無理でした。
エイゴムズカシイ……。

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