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人によって受け取り方は180度変わる

GoToイベントの後継として各種イベントの料金を最大20%引する「イベント割(イベントわくわく割、わくわり)」が2022年10月11日から2023年1月31日まで実施されます。

2020年に実施された「GoToトラベル」「GoToイベント」が微調整されて復活。
当初も、結局は旅行に行く余裕のあるお金持ちと割引を最大限に受けられる高級宿泊施設だけが得をして、その他の人々には何の恩恵も得られないと賛否両論でした。

そんなマイナーチェンジ政策「イベントわくわく割」が東京ディズニーリゾートのチケットにも適用されるということで界隈は大盛り上がり。

値上げ止まらない現状において安くチケットが買える。
さぞかし称賛の声で満ち満ちているのかと思いきや否定的な意見も上がっていてびっくりです。

その理由は、割引の条件がワクチン接種だったから。

「自分の意志でワクチンを打たない人はまだしも、体質や持病の関係で打ちたくても打てない人がいるのに不公平ではないか」という意見に関しては一理あると思いました。

しかし否定的な意見の中には次のような主張があります。

今回のイベントは「ワクチン接種者への割引」ではなく「ワクチン未接種者への値上」という主張です。

私がワクチン接種者だったからかもしれませんが、この発想はありませんでした。

「割引」ではなく「値上」。
同じニュースのはずなのに正反対の見出し。
執筆者が違えば180度伝え方が変わってしまう。
そんな報道の危うさを実感できたニュースでした。


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