帰ってきた「歴史上の人物の意外な話」
「歴史上の人物の意外な話」シリーズ第四弾です。
私自身すっかり存在を忘れておりました。
さっそくいってみましょう!
まず一人目は『ノストラダムス』です。
ミシェル・ノストラダムス(1503年~1566年)、フランス語名はミシェル・ド・ノートルダム。
ご存じ「ノストラダムスの大予言」で一世を風靡した人物です。
1999年当時、一体何が起こるんだろうとドキドキしましたが、結局何も起こらず現在に至ります。
もともと本業は医師でしたが、後年占星術師として活躍。
ノストラダムスの予言は王族や有力者たちに支持され、国王から常任侍医兼顧問に任命されるほどの評価を得ました。
そんなノストラダムスの意外な話とは、料理研究家の一面があったことです。
『化粧品とジャム論』という著書に、ジャムや菓子類のレシピが収録されており、この本は”フランス人によって書かれた最初のジャムの製法指南書”とされています。
医師でもあったノストラダムスは、おそらく医食同源の観点から料理についても研究していたのでしょう。
二人目は『上杉謙信』です。
上杉謙信(1530年~1578年)。
「軍神」や「越後の龍」などど称された戦国時代を代表する武将の一人です。
義に厚く、生涯不犯(妻帯禁制)を貫いたという逸話から、謹厳実直なイメージが強い上杉謙信。
そんな上杉謙信の意外な話とは、無類の酒好きだったことです。
上杉神社に伝わる、謙信所用の馬上盃。
馬上盃とは読んで字のごとく、騎乗しながら酒を飲むための盃です。
さすがに合戦中は飲んでないと思いますが、移動中はグイグイいっていたのでしょう。
いくつか残されている馬上盃はいずれも直径12㎝と大きく、酒豪だったことが容易に想像できます。
肴は梅干し、または無しだったそうです。
ひたすらお酒を飲みまくる。
そんな上杉謙信の死因は「糖尿病性高血圧が原因の脳血管障害」が現在定説となっています。
そして辞世の句と伝わっているのは、
今回は以上です。
予言もお酒もほどほどに。
どっぷり浸かるとろくな目に遭いません。
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