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月報(2024年3月)

月報を書きます!


年度末の振り返り

2023年4月〜2024年3月はひたすら制作を続けました。

リリースしたゲーム


Stray Tails


ナナメループ

Stray Tailsはゆうこんぱ様に描いていただいたハートを象ったデザインのアイコンが非常に気に入っています。
あまりダウンロード数を伸ばせず不甲斐なく思っています。

ナナメループは無料だったのですが、やはりダウンロード数が伸びませんでした。
昨今のスマホゲーム市場の厳しさを実感することになりました。

開発中のゲーム

コレクトラいたつくの2本を開発中です。

コレクトラは2022年10月、いたつくは2022年12月に開発をスタートしました。

コレクトラは、カルドラシルのゲームシステムとプログラムを流用した続編。
いたつくは、ヒュプノノーツのゲームシステムとプログラムを流用して、シナリオは外注。

理屈の上ではすぐ完成しそうな座組と思えますが、両方とも6ヶ月程度でリリースする計画で始めて、約2年コースになりました。

完全新作の開発が難航するのはまだいいとしても(良くはない)、型にはめてリスクを減らしたはずの企画が延びてしまう現実は厳しいです。

当店のチーム体制は今では結構固まっていて、スケジュールが遅れた程度でいわゆる「エターナる」が発生することはありません。
安定したモチベーションで作品づくりを進めています。

とはいえ現実を非常に厳しく受け止めています。
「プロジェクト進行」は既に失敗したと考えています。
「プロダクト」として成功する可能性はまだあって(作品の出来が良ければ成功)、「ビジネス」として成功もする可能性もまだあります。(延びた分も売れれば成功)
完成させなければ無ですので、最後までやりきります。
少なくともプロダクトとしては「成功」させます。

コレクトラ


樹氷の館

コレクトラについては、引き続きダンジョン作成を進めています。
3月のgitコミット数は31件でした。

コレクトラについては、ダンジョン作成は折り返し地点を過ぎました。

今後を考えると、メインシナリオ作成作業がまだ軌道に乗っていないことが最大の課題です。
プロデューサーのリソースが同時開発中の「いたつく」に取られていることが直接的な原因です。
その影響を軽減しながら進めていくことが、今後のプロジェクト進行で重要になります。

いたつく

タイトル画面

いたつくは、風呂敷をたたむ段階に入っています。

本プロジェクトは、その始まりから一貫して広がった風呂敷をたたみ続けてきた面もあり、その最終段階に至ったと感じています。
最後はセンスとテクニックで、100点のない答えを探します。

3月のgitコミット数は56件でした。

ビジネス面について、スマホ版はやはり無料(動画広告)で出したほうが良いかなという気がしています。

スマホ版が無料だとすると、Steam版に高い値段をつけづらくて、500円ぐらいを基準に考えています。
Steamのインディゲームとして1000円相当以上のプレイ体験ができる作品に仕上げるつもりでいますが「お金払ったけど後でスマホ版が無料だと知って損した!」と言われないようにと考えると、それぐらいかなあと。

Steamでインディゲームを買うプレイヤーはその時点で
・ゲーミングPCを持っている
・クレジットカードを持っている
・ゲームにお金を払うことに慣れている
という条件を満たすので、「広告なしで」「PCの大画面でプレイできて」「Steamの一番安い部類の価格で」「面白かった」なら、満足していただけるかなと思っています。

ただし500円ではセールで割引する余地が小さすぎるので、定価を上げたほうがいい気もしています。スマホ版との兼ね合いでバランスが難しいです。

10万本売る気概でプロモーションします。
現実的には、1万本売れればシリーズ続編の制作を継続することはお約束します。

ちゃんとした完成度に仕上げられる見込みになった今、残る問題は「2003年の上野の夜の街を舞台にした人間ドラマの一次元ローグライクRPG」という企画が世の中的に面白いのか、という一点に絞られてきています。

類似作品のない唯一無二のプレイ体験は提供できます。
果たして結果はどうなるか。

その前にやることはまだまだあるので、引き続きがんばります。

3月は声優さんの公募を行い、多数の方にご応募いただきました!

多数の方のご応募ありがとうございました。
おかげさまで素晴らしい声優の皆様に巡り会えて、いたつくにご参加いただくことができました。良かったです。

イベントなど

インディゲームマーケットに出展していました。
このイベントは、いわゆるレトロゲーム関係者の出展が多いのが特徴です。
会場全体を回れる程度の規模で、居心地も良いです。

主催の株式会社ピクセルさんは、スチームパイロッツ事件で古川もとあき氏と係争中で、あれは本当にひどい事件だなと思っています。

古川もとあき氏についてはこの事件まで存じ上げなかったのですが、國府田マリ子氏については以前はなんとなく良い印象を持っていました。
高校時代に後ろの席だった友人が熱心なファンだったので、きっと素晴らしい声優なのだろうと思っていましたが。

高校時代のその友人は冴木忍のラノベを全巻貸してくれて、それを授業中に読んでいたのは今でも懐かしい思い出です。

4月

引き続きゲーム制作を続けます。
よろしくお願いいたします!


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