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はてしない石の物語#14~最後の力を振り絞った「復活のペンダント」~

一人暮らしをしている長女がいます。彼女が20歳の時に誕生石であるアクアマリンのペンダントを贈りました。長女が就職先がある場所に引っ越した時、ちょうどコロナ禍が始まった時期でもあり、必要最低限のものを携えての引っ越しとなりました。アクアマリンのペンダントも置いていきました。
 
石の勉強を始めてから「そういえば、長女のアクアマリンのペンダントも見てもらおう」と思って探したけれど、いくら探しても見つからず。アクセサリーを置く場所は決まっていて、あきらめきれず何度も同じ場所(ケース)を探したけれど見つけることはできませんでした。どんなケースに入れていたかというと、ビーズなどを小分けにして重ねられる小さな円形のプラスチックのケース。全部開けてみたのですが・・・
 
何度目かの「石の勉強会」の前日、次女がお気に入りのペンダントをしようとして、そのケースの一番上のものを取りだした時、パッと手の上に出現するように出てきたものがあったそうです。「なんか見覚えのないものだ」と思って私のところに持ってきたペンダントこそ、何度も探したアクアマリンのペンダントだったのです!それはもう驚きました。「あり得ない!そのケースはもう何度も何度も見たのに!しかも一番上に入っているなんて絶対にない!」と言ってしまいました。「なんだか、不思議な出方をしたんだよね。いつもはシャラシャラっと出てくるのに、これはパッと手のひらに乗ったんだよね」と言う次女。「これはもう、出現したと思うほかない」ということになりました。
 
翌日が勉強会だったので、真っ先にそのペンダントを見ていただきました。K先生は「これはすごく愛に飢えているね。もともとすごく愛が強いペンダントだったけれど、もう力を使い果たし、ほとんど消えかけていた。あなたが石の勉強をしていることを知っていて、最後の力をふりしぼって出てきた。本当はその力さえ残っていなかったほどだよ」とおっしゃるではありませんか!でも私も次女もその不思議な話を「そうでしょうねえ」という気持ちで聞いていました。あまり驚きはしませんでした。そうとしか考えられなかったから。
 
「白檀のお香の粉の中にうずもれて一週間ほど休ませて欲しい」とペンダントが言っているとのことだったので、そのように休ませました。1週間後に持って行った時「いいねえ、だいぶ回復している。でも、あとちょっとだけ休ませてもらいたいって。そうしたらエネルギーがフル充電されて、いっぱい役立てると言ってるよ」と。「どうして欲しい?と聞かれているよ」とのことだったので「長女の人生に寄り添って見守ってもらいたい」と伝えたところ「わかった!」と力強く答えてくれたそうです。
 
そしてさらに1週間後に見てもらった時「あれ?これは誰かにあげるペンダントだった?」と真っ先に聞かれました。(K先生は前回おっしゃったことは忘れてしまうのです。伝えれば思い出していただけるのですが・・・)「長女に」と伝えたら「すぐに行かせてくれって」とのこと。つまり先生が手にしたとたん「すぐに行かせて」と訴えたから「誰かにあげる予定だったか」と聞いたのだと思います。
 
もちろん、すぐに長女に贈りました。大切にして互いに信頼関係を築いて、ずっと仲良しでいてもらいたいと願っています。

その後、長女が帰省した時に初めてK先生の治療を受けることになりました。アクアマリンのペンダントをつけていったら「とってもいいね!これを身に着けていると、良い方向に進んでいる時はとても心地よく感じるし、そうでない時は何となく違和感を感じるようになると思う。」というメッセージもいただいたようです。自分の感覚を研ぎ澄ませて、より自分にふさわしい道を選んでいけること、ペンダントが力になってくれることを母として祈り、願っています。

冒頭の写真はクリスマス飾りの羊さんに代わりにペンダントをつけてもらったものです。
 
アクアマリンのペンダントが、次元を超えて現れたのは2023年9月7日、フル充電が完了したとわかったのは2023年9月25日のことでした。

なんと、今日は12月25日。クリスマスでもあり、ペンダントがフル充電されてからちょうど3か月目。「復活のペンダント」と名付けたペンダントを紹介するのがちょうどクリスマスであることも、偶然ではないかもしれないなあ・・・と感じているところです。

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