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はてしない石の物語#20~「お香」と「浄化」~

これまでいろいろな石やアクセサリーを浄化してきましたが、浄化に役立ってくれたのは「お香」でした。

そもそも、お香のことも今から考えれば不思議なことがありました。私が最初にK先生に治療を受けたのは、2023年5月10日のこと。特にどこか悪いところがあるという自覚はなかったのですが、自分の身体のことを知りメンテナンスしていこうと思ってのことでした。

その時、先生から「何か合わないものを体に入れている」と言われました。いろいろ調べていただいたけれど食べ物ではないようだと。最終的に「匂い」ということに行きつきました。「何か匂いで思い当たることはありませんか?」と聞かれて「毎日お香を焚いています」と伝えたら「そのお香や匂いを思い浮かべてください」と・・・思い浮かべただけで、それが私に合うか合わないかがわかってしまうようでした。まずはそれにびっくり!(すでに通っている人たちから聞いてはいたことでしたが)

お香は天然の香料のものや手をかけて造られているものを選んでいるつもりだったのですが、そのほとんどが私には合わないということでした。「天然のものを使っている」と言っても、その産地や製造の過程が私には合わない場合もある、と。また、匂いが体に良い影響を与える体質の人もいれば、そうでないタイプもあって、私はどちらかというと合わない体質らしい・・・その影響が目に来ている、とのこと。何年もお香を焚いてきて、とても癒されると思っていた私にとっては衝撃的なことでした。

家に帰ったところ、そうとは知らない娘がお香を焚いていました。家に入った途端、私の眼がヒリッとして、翌日「ものもらい」が出来てしまいました。意識したとたん、そういうことが起こるということでしょうか?それもまた驚いたことでした。

最初の治療の時はなぜか思い出さなかったのですが、他にも実はお香を持っていたことを思い出しました。それは香木を砕いたもので炭に乗せて焚くタイプのお香。手間がかかるのでしばらく簡易的なお香ばかり焚いていたのでとっさに思い出せなかったのです。3回目の治療の時に、そのお香を実際に持参しました。お香を手に乗せた途端、先生は「これはどうしたんですか?」と驚いていました。「これはすごくエネルギーが高いですね。いやあ、すごいなあ」としきりに感動しています。「これを1回焚いたら2,3週間くらいその場は浄化されているくらいの力があります」と。「こういうものが手に入るということは、あなたもエネルギーが高いということですよ」とも言っていただきました。

そのお香が、石たちの浄化に毎回大いに役立ってくれているものです。お香は焚く必要はなくて、その上に石を乗せておくだけ。時には「埋もれさせて」と訴えてくる石もあり、小さいものならいいのだけれど、大きいものだと「どうやって?」と頭を悩ませてしまいます。埋もれさせるほどの量はないので、「顔をつける」(?)という感じにしています。

白檀は「粉」にしたものと「角」のものがあり、沈香は「松竹梅」の3種類があり(松が一番高価)私は一番安い「梅」を購入していました。その「梅」でもK先生が驚くほどエネルギーが高いようで「これは人の心にも効く」とのことでした。お香が効果があるとわかり、思い切って「竹」を買ってみたところ、案の定、浄化に「沈香」が向くと言われた石たちは「竹」を選びます。ですから内心一番高価な「松」を買うのはやめておこう、と思ってはいるのですが、もしかしたら「松」だからこそ浄化できるという石もあるのかしら・・・今のところは私が持っているもので浄化できているので良しとしよう、と思っています。でも面白いことに「梅」の沈香を選ぶ石もひとつだけありました。その違いが何なのか、今のところ全くわかりません。

こちらがそのお香です。

浄化に役立ってくれているお香たち


K先生の見立てが正しいことを知る出来事がありました。勉強の終了時間間際に見ていただいた石が「かなり浄化が必要」となって、先生は触ることができませんでした。見るだけで手がしびれてくると・・・「何で浄化したらいいでしょうか?」とお聞きしたら、お香を指しました。時間も過ぎかけていたので、いつもならメモをとるのですが取らずに帰ってきました。私はそのお香が「沈香」だと思いこんでいて、先生がおっしゃる期間浄化をしてから持っていきました。ところが先生は首をかしげ「全く浄化されていないね」とおっしゃるのです。そんなことは初めて。「浄化は沈香でしたよね?」とお聞きしたら「いや、白檀だよ」とのこと。私がお香を間違えていたのでした。その後、白檀で無事浄化できました。あらためて先生の見立てに感動した出来事でした。

こうして振り返ってみると、石の勉強が始まる前にすでに私の体にとっても「お香」は重要な意味をもっていたことがわかります。「お気に入り」と思っているものでも体に合わないことがあることを知り、「体は正直なんだなあ」ということを知るきっかけともなりました。治療の時にK先生にお香を見ていただいていたこと、そのエネルギーが高いことを知っていたこと、すべて「石の浄化」に繋がる伏線であったのだなあ、と後になってからわかることがたくさんあります。「石の勉強」を通して学ぶことばかりです。

【追記!】

今回の記事の下書きを書いた後に「石の勉強」に行った時のこと。いつものようにまずはお香を並べたら、先生が「お香、すごく疲れているね」とおっしゃるのです。「疲れているということは、すごく働いている、ということ。休ませてあげた方がいい」とのこと。

お香は浄化するとき必要なだけ取り出して、あとは桐の箱に入れてあるのです。石からは離してあります。それでも「すごく働いて疲れている」とはどういうことなのだろう?仲間が働いている時、桐の箱の中でも働いているのでしょうか?

とっさに「和紙に包んだらどうでしょう?」とお聞きしてみました。手すきの質の良い和紙を持っていて、水晶を包んで持参してきていたのです。先生がそれをお香に近づけた時「ああ、すごくいいねえ。喜んでるよ。これに包んでおくといい」と。

この日、お香は疲れ切っていたので石の浄化に何が合うかを見ていただく中に入れることはできませんでした。水晶と紫水晶だけが対象となり、はじめてK先生も何でどう浄化したらいいか困ってしまう石も出てきました。

水晶は朝日に当てたり、休ませたりと気を使っていましたが、お香までは気が回っていませんでした。気が回っていなくても、見た時に気が付いてあげられるようになりたいです。もっと感度を高めていきたいと思います。

そんなわけで、今、お香は和紙に包んで休ませています。(ちなみにお香の写真に敷いてあるものがその和紙です。「疲れている」と言われる前に撮影していましたが、すでに疲れていたかも・・・粉の白檀は新しいものですが、それ以外やっぱり疲れている?)

「お香も復活するでしょうか?」とお聞きしたら「すると思うよ」と言っていただいたのが救いです。その後の様子は、またお伝えしたいと思います。

こうしてお伝えすることが、読んでくださる方にも何かしらのお役に立てることを願っています。

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