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世界各地のモンゴロイド

世界にはモンゴロイド、コーカソイド、ネグロイド、オーストラロイドの人種があります。モンゴロイドと言えば、日本人や中国人、韓国人、ベトナム人、フィリピン人が入ると思いますがモンゴロイドハ世界中にいます。この記事で世界中のモンゴロイドを書きます。

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上の地図は自分で作った世界中の人種の地図です。この中にモンゴロイドと書いてあるのがありますよね。これを見るとモンゴロイドがどこに暮らしているかがわかると思います。

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写真 wiki「イヌイット」より引用

上の写真は、イヌイットです。イヌイットは、カナダ北海岸の諸州であるユーコン準州、北西準州、ヌナヴト準州、ケベック州、ニューファンドランド州、アメリカ合衆国のアラスカ州、デンマーク領のグリーンランドに住む。日本人と同じモンゴロイドであります。イヌイットに一番多い遺伝子は、ハプログループQです。

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写真 wiki「ハプログループQ(Y染色体)」より引用

上の地図は、ハプログループQの多さを表す地図です。地図を見るとイヌイットが暮らしているアラスカやカナダ、グリーンランドに高頻度なことがわかります。

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写真 wiki「マヤ人」より引用

マヤ人は、中米のグアテマラ、メキシコ南部とユカタン半島、ベリーズ、エルサルバドル、それにホンジュラス西部に暮らしています。ハプログループQの地図を見ると中米に多いことがわかります。マヤ人に多いのもハプログループQということになります。

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写真 wiki「ヤノマミ族」より引用

上の写真は、ブラジルとベネズエラに暮らすアマゾンの原住民であるヤノマミ族です。ハプログループQの地図を見ると南米に多いことがわかると思います。ヤノマミ族に一番多いのは、ハプログループQかもしれません。

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写真 wiki「満州民族」より引用

上の写真は、満州人です。満州人はチワン族・回族に次ぐ中国で三番目に多い少数民族です。長江文明に関連する遺伝子がかなり見つかっています。満州人は漢民族と比べると顔が日本人に似ている気がします。満州人に一番多い遺伝子はハプログループO2で37%みられる。

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写真 wiki「ハプログループO2 (Y染色体)」より引用

ハプログループO2が一番多いのは、ビルマ系民族で86.7%、漢民族に最大65.7%、朝鮮人に最大50.9%、日本人にも約20%に観察される。

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写真 wiki「チワン族」より引用

上の写真は、広西チワン族自治区中西部や雲南省南西部、広東省東部、貴州省南部、湖南省南部などの山間部やベトナム北部に暮らすチワン族であるチワン族は、中国に一番多い少数民族で約1,854万人(2010年第6回全国人口調査統計より)いる。チワン族は、長江文明の子孫で周代(春秋戦国)の頃は百越と呼ばれていた。

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写真 wiki「小タイ族」より引用

上の写真は、タイ人です。タイ人の先祖は、長江文明を築いた人の子孫と言われている。雲南省に暮らしていた民族が南下し現地のクメール人やモン族、チャンパ人との混血が進んだ。

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写真 wiki「ジャワ人」

上の写真は、インドネシアの人口の45%を占めるジャワ人である。ジャワ人の先祖は、台湾が起源でフィリピンを通ってジャワ島に紀元前1500年 - 1000年に移住したと考えられている。インドネシア、マレーシア、ブルネイ、フィリピンの人の多くや台湾の原住民はマレー系に属している。マレー系はオーストロネシア語族の一部である。

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写真 wiki「ポリネシア人」より引用

上の写真は、南太平洋に暮らすポリネシア人である。ポリネシア人はオーストロネシア語族に属し福建省や台湾に暮らして紀元前2500年頃に南下をしフィリピンを経て紀元前2000年頃にインドネシアのスラウェシ島に移住、ここからニューギニア島沿岸、メラネシアへと東進する間にメラネシア人やパプア人と混血した。その後南太平洋各地に広がった。

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写真 wiki「メラネシア人」より引用

上の写真は、メラネシア人です。メラネシア人は約5000年前にメラネシアにやってきたオーストロネシア語族であるが顔がマレー人やポリネシア人とは違いが大きい、それはなぜでしょうか。オーストロネシア語族に属す台湾や福建省から来たモンゴロイドの民族とオーストラロイドに属す民族と混血したからだ。オーストラロイドとは、南インドの人やオーストラリア先住民、パプア人が含まれる。

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写真 wiki「オーストラロイド」より引用

上の写真は、オーストラリア先住民です。見た目はネグロイドに見えますが違います。写真を見ているとネグロイドよりも彫りが深く見えるような気がします。

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写真 wiki「パプア人」より引用

上の写真は、パプア人はオーストラリア先住民と別の言語を話しているが、顔がとても似ている。メラネシア人は、モンゴロイドとパプア人が混血した人と考えればいい。

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写真 wiki「ミクロネシア」より引用

上の写真は、ミクロネシア人です。ミクロネシア人はマレー系、ポリネシア系、メラネシア系が混血した民族です。ミクロネシア連邦の全人口の2割が日系人である。

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写真 wiki「日馬富士公平」より引用

上の写真はモンゴル出身の元大相撲力士である日馬富士です。モンゴル人は、モンゴル国や内モンゴル自治区を中心に暮らしています。モンゴル帝国の時代にはアフガニスタンに移住したモンゴル人がいる。モンゴル帝国の影響でモンゴル人の血を引く人は世界中に広がった。モンゴル人に多いハプログループは、ハプログループC2で52%-54%の頻度で検出される。

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写真 wiki「ハプログループC2 (Y染色体)」より引用

上の地図で頻度がわかるようになっています。ハプログループC2は日本人の 3%-6%検出される。

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写真 wiki「キルギス人」より引用

上の写真は、テュルク系のキルギス人です。キルギス人は日本人と区別がつかないぐらい顔が似ている。

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上の写真は石破さんそっくりのキルギス人の写真です。キルギス人はモンゴロイドですがコーカソイドの遺伝子が高頻度で検出されます。キルギス人に一番多いのは、コーカソイド由来のハプログループR1aで63.5%見られこのグループはロシア人に59.4%、ポーランド人に55.9%、北インドに48.9%、アルタイ人に46.9%、タジク人に44.7%です。キルギス人はモンゴロイドとコーカソイドの混血であります。これを見るとモンゴロイドは世界中に広がっていることがわかります。アメリカの先住民も日本人と同じモンゴロイドなのです。また意外なことにマダガスカル人もモンゴロイドなのです。世界中のモンゴロイドの写真を見るとどこかが共通しているのが分かりました。

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写真 wiki「大和民族」より引用

上の写真は日本人です。世界中のモンゴロイドの写真を見ると、ほかの国のモンゴロイドのどこが日本人と共通しているか考えたくなりました。

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