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ひとり国立科学博物館

仕事ない時は何してますか?

と、会社の後輩との面談で質問をして、「そんなこと言ってる私は一体何をしているんだ」と考えてみた。

平日仕事終わりは何もする気が起きなくて寝ちゃうこともあるし、休日は出かけることなく本を読んだりネトフリ観たりして終わることが多い。ただ消費して生きているという感じ。

ずっと家にいるのも良くないよな。健康というものを少しずつ意識するようになってきた。

休みの日は極力外に出て、とにかく歩こう!

ということで、今週末はずっと気になっていた国立科学博物館に行ってみた。


科学館や美術館は、一人で行った方がじっくり鑑賞できていいタイプ。周囲の人の会話も自然と耳に入ってきて、これもまた面白い。

梅雨時期とはいえ、雨が降っていなければ気温がちょうど良くてお出かけにはもってこいの日。博物館は家族連れやカップルで賑わっていた。

というか、それ以外のグループがあまりいなかった。大学生男子や社会人女性組がちらほらいる程度。

一人で来ていたのは私のほかに、男子高校生のみ。心の中で友達になった。

展示物に関する知識をパートナーに教える人、全然関係ない話をしながら笑い合う人、ボタンというボタンを押しまくる人。

その人たちの合間を縫って、じっくりと色々を眺めた。動物の剥製や日本に落ちた隕石や昔の時計や顕微鏡。

国立科学博物館は思っていた2倍くらい広くて、日本館と地球館をそれぞれ下の階から順番に歩き回って、大体3時間くらいで一周した。

iPhoneの歩数計を見ると1万歩越え!630円で貴重な資料を観られて、1万歩も歩けるなんてコスパのいいことこの上なし!

高校生以下はどうやら無料らしい。国立っていうのはすごいな。


足が棒になったけど、家の中で毎日過ごし続けるより、たまには外に出た方が気分がいいもんだ。

知らない人の存在を感じて、電気信号を通さない声を聞いて、視野を全開にしていろんなものを見ると、自分がいつもいかに小さな画面の中で生きているのかを実感する。

元気なうちに、外に出よう。


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