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新婚旅行記vol.4「ヴェネツィアの1日」

2泊3日でスイスには別れを告げ、ヴェネツィアへ向かった。

大陸ってすごい。別の国に電車で行ける。

隣り合っている国同士だから、景色はそんなに変わらないのかな?と思いながら窓の外を眺めるが、似ているようで違う。

建物の作りとか、山の高さとか、川の色とか。ちょっとずつ違う。

ヨーロッパの人が、日本から韓国に行ったら同じような感覚になりそうな感じ。

今この文章を書きなぎら、移動中の写真がほとんどないことに気づいた。次の旅行では移動中も写真撮ろう。


ヴェネツィア!

12:00くらいにトゥーン湖の端っこのトゥーン駅を出発して、ヴェネツィアのサンタルチア駅に着いたのは18:00頃。

鹿児島から東京まで新幹線で行ったことがあるけど、その時も6時間かかった。トゥーンとヴェネツィアはそういった距離感。

サンタルチア駅からホテルに向かうのだが、その時に使ったのが水上バス。

そう!なんといっても水の都ヴェネツィアの移動手段は船か徒歩!

水上バスの仕組みに苦戦しながらも、なんとか思っていた通りのバスに乗れた。Google マップってほんとすごい。考えた人天才。

ということで、ヴェネツィア滞在の2泊を過ごす「H10 Palazzo Canova」に着いた。

もうここのホテルが本当に最高の最高。

部屋自体も素敵だけど、なんといってもフロントスタッフがいい。

チェックインの時にはとっても聞き取りやすい英語で話してくれて、質問に対して私たちが答えるたびに「Perfect!」って言ってくれる。

ヴェネツィアでおすすめの場所やそこへの行き方も丁寧に説明してくれた。

ヴェネツィアには世界最古のカジノがある。ここのカジノは人気なのか聞いてみると、「あんまり人気はないよ。ヴェネツィアはロマンチックな街だからね」とウィンク混じりに笑っていた。

カジノに行く気満々だったけど、やめた。そのかわりそれはそれは甘い?夜を過ごした。


翌朝。早起きしてコインランドリーへ。

夫の人生初のコインランドリーだったらしい。びっくり!

やり方がよくわからず苦戦していると、他の観光客が教えてくれた。世界は優しい。

洗濯物を回している間に朝食をとる。至る所にご飯屋さんがあって、大体みんなテラス席でご飯を食べていたんじゃないかな。

日本にはあまり無い光景で面白かった。



ジョジョの舞台!

ヴェネツィアといえばジョジョの奇妙な冒険を思い浮かべる人も多いのではないだろうか。

なんとなく入った教会で、受付のスタッフに「Japanese? Do you know JOJO?」と聞かれた。「Yes!」と答えると、ここはジョジョの舞台なんだよ、と言いながらアニメの画像を見せてくれた。

わーーお!

こんなことならジョジョを全部観てから来ればよかったな!

という後悔もありつつ、教会、サンマルコ広場、ドゥカーレ宮殿、大鐘楼を楽しんだ。

視界に入ってくる全部に、後世まで残したいと思わせる唯一無二のロマンがあった。

今はオーバーツーリズムが問題化されて(私もそれに加担している一人なわけだけど)、建物の老朽化などもあり存続が危ぶまれるヴェネツィアだが、今後何世紀も出来るだけ状態を維持して残って欲しい。

1000年後の日本人も、この水上都市に感動すると思うなあ。




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