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インター生、日系塾に入塾お断りされる

日本では中学受験が加熱していることは、海外でももちろんヒシヒシと感じます。教育熱心な国で日本人も多い香港&シンガポールにいるものだから、日本の受験事情は耳に入ってきます。
我が家の場合は帰国時期は未定であるので、中学受験をするのか編入試験を考えるのか、小学校の国際学級を考えるのか等々想定パターンが複数(迷走)。
息子は公立中学、娘は公立小学校で良いと思っているが関東戻り組ははほぼ受験を考えているようだし、公立中学校では帰国子女は浮いてしまうのか・・?
もしかすると、帰国子女枠で一般よりも良い学校に入りやすいのか、と思い説明会や人伝に話を聞いたりしました。
結果、中学受験のタイミングで素晴らしい学校に棚ぼたで入れたら母子帰国もアリだな、という甘い気持ちは木っ端微塵になりました。
帰国子女でも神童と呼ばれるタイプの子しか、有名名門私立には入れないんだろうなと察しました。
慶應大学医学部に入って医者になる予定の息子は、娘が見ているTheくだらないアニメ:スポンジボブをガッツリ一緒に3時間ぐらい見入っておりますので現実は厳しいです。

さて本題、
小4インターナショナルスクール生、日系塾に入塾をお断りされた件についてです。
塾側は親切でお断りをしたのだろうと思いますので、悪口ではないですけど、インターナショナルスクールか日本人学校か悩まれているご家庭は手遅れになる前に参考にしてください。

小4息子は5歳(年中)から10歳(小4現在)までほぼインターナショナルスクール生です。
第二言語を日本語選択し、週4日1コマは日本語の授業を日本人と一緒に日本語教員資格のある先生から受けていました。
日本語のレベルがどんな感じかというと、漢字は2学年遅れと目立ちますが、読解・音読は日本人小学校の授業でも悪目立ちはしない平均程度(と思われる)状態です。
詳細はこちら

そんな彼ですが、次の学年(Grade5)から日本語クラスを選択できなくなってしまうため、公立でも私立でも日本に帰国した際に授業で困らないような日本語力と学年相当の状況に引き上げていただくべく塾を探しをはじめました。
オンラインで「すらら」という学習サイトを契約し、個人のペースで進めていましたが、操作性や本人のやる気の維持が難しく自宅学習が続かなかったので、最終手段として高額な塾に手を出すことを決めました。

コツコツ自宅学習をしっかりこなしてほしかった。
子供は別人格とはわかっているけれど、本当に悲しいぐらい親は無力でした。
子育てコーチングとか流行っているけれど、どうせおとなしい従順な子供を持つ親がやっているのだろう・・それか金持ちで外注しまくっていて嫌な部分を見ずに他に任せてこれた人たちが子供を温かい目でおおらかに接することができるのでしょう。
話がそれました。

そこで目をつけたのが、日本人小学校に通うお友達が通っていて評判の良いO塾。
帰国子女受験にも対応しており、インター生にも柔軟に対応できると記載もあり期待が膨らみます。友人によると、塾に任せておけば宿題も送迎も予習も復習も全部やってくれる、授業も楽しい、学力のレベルは受験を考えるようなできる子から、中学受験予定のない子も一緒のクラスで面倒見てくれるよ、との話でした。

しかし、体験授業の前に設定された、面談でお断りされました。

理由としては、
◆小5からは受験を受験科のクラスでなくても、受験を見据えた内容の問題を解くため、算数・国語ともに十分な国語力が必要である
 →英語での読解の方が優位の息子には厳しい

◆今すぐにでも日本人小学校に転校するのであれば、学年相当の日本語力に改善できる
→日本人小学校に3ヶ月のみいてインターに転校したばかりの息子が、日本人小学校に戻る予定はすぐにはない

◆日本語のフォローアップの役割は補習校や個別授業塾で、週3以上しないと無理
→塾は週1か2なので期待に添えない

大まかにはこんな感じで要望に合わないですよ、という感じでお断りされた状況です。実際使うテキストを見ると、確かに息子には難しそうでした。そしてインターナショナルスクールに通っている状況で中学受験は無理だよ、と現実を突き出されました。

アカデミックな英語は小6から中3までが一番習得できて失いにくく、小
1から小6までインターナショナルスクールに所属するより効果が高いから、インターナショナルスクールに今いるのに、中学校で日本人中学校のグローバルクラスを目指す選択は意味がわからない(メリットなし)と断言され、私たち家族の学校選びの方針は受験や語学習得の観点からは「良いとこなし」なんだな、(と言われてはない)と凹む面談でした。
ですが、親切に対応していただいて良かったと思います。
息子を救ってくれる塾が見つかることを願います。
冬季講習にWアカデミーに行くので、なんとかならないかしら(ならない)












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