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若いときこそ生き急ぐな

こんにちは、いやこんばんは。

書いている時間はこんばんは、です。

私、プロフには20代と書いてますが、
25歳です。

まだまだ大学生の感覚が残っている私は自分がおばさんになったなと思います。年齢だけ食ったなって。

なぜなら頭はまだ学生気分で年齢に精神年齢が追いついていないからです。
18歳からしたら25歳はすごく大人です。
20歳からした25歳も大人です。
私が大学を卒業した年の23歳からしても(浪人したので卒業の年齢は+1)25は大人に見えた。


だけど、社会からすると、親からすると、もっといる先輩たちからするとまだまだ若い。ばかいともいえる。(馬鹿いね)まだおしりは青い。

これから30代に入る準備をするのとまだ20代前半、20代と名乗れる狭間にいる私からの意見です。
「若いからこそ行き急ぐべきではない」と。


若いから勢いで生きていける。
若いからこそ無理をしてでも頑張る。
若いからこそ失敗をたくさんしなさい。
若いからこそたくさん挑戦をしなさい。
若いからこそ…若いからこそ…

なるほど、体力があって未来がまだまだあって経験をたくさん積みなさいと。


なるほど、なるほど。チャレンジをしなさいと。

なるほどなるほど。


……
それは私は全面的には賛成できないんだよなー。


なんでこう思うか?
23歳で社会人になる一歩手前。
新卒でこれから働くぞ!友達ともお別れだけど頑張ってやろうな!

さあスタート!
ってときに体を壊したからわかったんだよ

卒業手前の2月にコロナに感染して、コロナの後遺症で自律神経がくるった。
まあバチボコにメンタルも体もやられた。

すべて失ったと思った。

ピチピチした体が弱々しくなって、重たく鉛みたいな体になって、
ハキハキ喋っていた元気なメンタルもしょぼしょぼに、打ち砕かれた。

正直情けなかったし、笑えた自分の状況に。


でもねー、2年くらい経って元気になってきて思うけど、はやめにこーゆーこと経験しといてよかったって思う。
気づいててよかったって思う。


みんなさ、学生抜けたらパーンッてスタートダッシュするひともいるでしょ?
殆どは何年か企業に勤めて働いて…がむしゃらに走ってって意識があると思う。

ない?
頑張らなくちゃ!こうならなくちゃってのは脳裏に少しでもあるでしょ?

でも知ってた?
走り出すのは簡単なんだけどさ、歩くのも割と軌道に乗ると楽なんだけどさ、

大コケしたときが一番大変なんだよ。

無心に走り続けてて、突然コケたときに人は大きく動揺するでしょう。

私ね、業務委託で社長さんとか起業したての人とかの横で仕事する機会もあったし、あった。ここ2年で。

個人事業主でバリバリ働いてる知人も近くにいたし、
めちゃめちゃいろいろ犠牲にして働いている人も見てきた。

すごい人たちで仕事ができる人も多いし、気が配れる人も多いし、なにより自分の仕事量のキャパがエグい人が多い。

すごいし、尊敬する。

自分がやるしかないから、
今やるしかないから
今進む、勉強する、
で突き進んでいらっしゃる。

無心にただコンスタントに続けなければいけないから。(というふうに見える)

ずっとダッシュしっぱなし。


そうするとどうなると思う?
いつかは強制ストップがかかる。
体調面、メンタル面でいつか大コケしてしまう。(人がほとんどと思う)

それは30代後半か40代か50か60代かはわからない。
(ただ若い30代の人もみたし、ピンピンしてた60代後半の人が変わっていくさまも知ってる)

若い時のツケがまわってくるの、返ってくるの。

時間と自分のプライベートとたくさんのものを犠牲にして突き進んでいく。
得るものもある。きっとたくさんあるだろうし、達成感もあるだろう。

でも同じくらい失うものもある。
自分の健康、体、友達、家族の時間、心の余裕。


なぜこんな話をするか。
この2年で自分の周りでノンストップで走っていた人たちが私も含め倒れていったからだ。

その姿を見るのはすごく辛い。自分自身も辛かった。

でも一番その人達の言葉が辛かった。

そして、彼らは言う。
「自分がこんなことになると思っていなかった」

って。

そして苦笑いをしながら、
体には気をつけなよって言う。




私はすごく切なかった。

人ってそんなに体は強くない。
自分の体だって若くても強くはない。私は若いからこそ自分の体を犠牲にしてまで頑張るという行為は美徳だと思わない。

生き急がすこの世の中を美しいとは思わない。もっと穏やかでいたらいいのにって思ってる。

でも周りの人が倒れても近くの人が倒れても、どこか自分は他人事には感じてしまうんだよね。冷たい話をしてるんじゃなくて我が身としては考えにくい。

自分はちょっと無理しても大丈夫って。
わたしはならないって。
自分はもっとできる!もっとやらないと!って。

しかし、明日は我が身ともいうけど、
自分にも視点をおいて考えてほしい。


絶対そうではない。
体を早く壊した私がいうけど、絶対そうじゃない。

生き急いじゃいけない。
急いだら急いだ分だけいつか体や心に負荷がかかってくる。

体や心は使えば使うだけ脆くなっていく、跳ね返りがある。

若いときに見過ごしたものたちはあとになって倍になって跳ね返ってくる時がある。

若い頃に忘れていたものはもう今は取り返すには時すでに遅い。
気づくのに遅すぎたなんてことのオンパレード…
なんてなってほしくない。

勉強なんて、頑張るなんて、昇進なんて少しずつでもできるから、
今!今!と力まずに
ちょっと集中、休む、集中、休むを繰り返して欲しい。

だから、生き急がす自分を大切にしてほしいと思う。自分にも思う。

だから、私は自分の経験があってよかったと思ってる。

という馬鹿い私のつぶやきでした。


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