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【悲報】炎上とバズりが得意だと思ってたけど、SNSの使い方が下手なだけだった。

〈結論〉公開SNSは自己開示の場ではなく、他者から見られる自分を、自分にとって都合が良いように表現するべき場所らしい。

はじめまして。
私は今初めて匿名で記事を書いています。

これはヨーロッパなどに見られる野生のモルモットです。皆がイメージするモルモットとは違いますね。

きっかけは昨日のこと。
過去の黒歴史的行いを、深夜にノリで暴露した投稿が、Twitter(現X)でプチバズ炎上してしまったのです(今は重要でないので内容は伏せておきます)。

なぜこんなことになってしまったのか、考えてみてわかったことに、私はSNS歴がそこそこあるにも関わらず、SNSの使い方を根本的に間違えていたらしいのです。

私は、5年前からTwitterを、2年前からTikTokを趣味で運用しており、どちらもそこまで大きな規模のアカウントではないものの、これまでに(意図しない)炎上を2回、単なるバズりを4回、合わせて6回ほど経験したことがあります。

昔は、「再生数やいいねを伸ばせるのは、自分に人を惹きつけるコンテンツを作る才能があるからだ」と思っていたこともありました。
しかし、伸ばそうと思ったコンテンツが伸びず、何の気なく投稿したコンテンツが拡散されることが多くなりました。しかも良くない方向に。。。

それで、気付いたことがあります。

コンテンツを伸ばすだけなら比較的簡単なのです。パッと見が奇抜であり、内容が間接的にでも誰かしら多くの人を傷付けるコンテンツは、人の目を引き、情緒をかき混ぜるので拡散されます。

コンテンツの伸びをコントロールすること、つまり、どのように受け取られるかを正しくシミュレートし、倫理的に正しい振る舞いを貫いた上で、伸ばしたい時だけに人を異常に惹きつけるコンテンツを作るのが、私の望みなのですが、これが難しい。

なぜ、SNSを平和的に運用しようと思っているのに、私の投稿は度々不用意に伸びてしまうのか。

それは、すべて「私の投稿が正直すぎたこと」に集約されることがわかりました。

私は、何でもかんでも情報開示したり、思ったことを隠したり偽ったりしないことを、フォロワーに対する誠実さと勘違いしていたのですが、この態度は実に良くない結果をもたらしました。

一つに、馬鹿正直だと、普通の人ならしないこと つまり良くない方向に奇抜で自分の印象を下げかねないことを発信すること をするのを厭わないために、投稿やアカウント自体が人目を引くものになってしまっていました。

二つに、思いを偽りなく隠さず何でも話すと、その発言はしょっちゅう誰かしらの嫉妬心や自尊心を傷つけかねないものになります。

つまり、「誠実=正直」と思った結果、前述した、良くないバズりの条件を2つとも満たす投稿を量産するアカウントと化してしまっていたのです。

では、意図しない炎上を起こさないような、正しいSNSの使い方とはどのようなものか?

これは、よく言われていることであり、多くの人は自然とできることなのですが、「自分を良く見せる」言動を取るというものです。

具体的には、自分を良く見せるために、話したいと思ったことを何でも話すのではなく、話していいことを話し、話すべきでないことを話さない。また、自分を良く見せるために、思ったことをそのまま話すのではなく、多くの人に悪印象を持たれそうなことや、一部の人を傷つけかねないことはなるべく話さない。こういった姿勢が重要になります。

文字にすると、「よく言われていることなのに、なんで気が付かなかったんだ」と思うかもしれません。ですが、炎上した/しかけたことがある方なら誰しも私みたいになってしまっていた部分はあるのではないかと思うし、したことがない人も、もし私の書いたことに少しでも心当たりがあるのなら、もしかしたら明日は我が身かもしれません。

私を反面教師にして、皆さんも公開SNSの使い方には今一度気を付けてみてください。。(祈)

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